年報
女性ライフサイクル研究・18号(2008年11月発行)

年報18号は「世代を超えて受け継ぐもの―家族・コミュニティ、社会」を特集しています。上の世代のひずみが、下の世代に影響を及ぼすことは少なくありません。上の世代の基盤が回復しなければ、下の世代はより良く生きられないのではないでしょうか。その中で、私たちの世代が果たせる役割とは何でしょうか。次世代に、何をどのようにつないでいけば良いのでしょうか。本書では、世代を超えて受け継ぐものについて、家族、社会、援助者とコミュニティの視点から取り上げ、考察しました。


〈目次〉
●序/(女性ライフサイクル研究所)村本邦子
世代を超えて受け継ぐもの
●戦争とトラウマ/(女性ライフサイクル研究所)村本邦子
家族を通じて受け継ぐもの
戦争とトラウマ
●戦争の記憶/(女性ライフサイクル研究所)渡邉佳代
戦争の記憶の受け継ぎを阻むもの
孤立を超えて
●善と悪/(女性ライフサイクル研究所)長川歩美
世代間の受け継ぎへのアプローチ
善と悪のスプリッティングという視点から
●宗教からの脱却/(女性ライフサイクル研究所)前村よう子
受け継がされた宗教とそこからの脱却
●家族の物語/(女性ライフサイクル研究所)西 順子
家族の物語を紡ぐ
次世代に受け継ぐために
●女性の地位/(女性ライフサイクル研究所)窪田容子
家庭における女性の地位と尊厳
世代を超えて受け継がれたもの
●お雑煮/(女性ライフサイクル研究所)桑田道子
わが家のお雑煮
台所から受け継ぐもの
●家業/(女性ライフサイクル研究所)下地久美子
家業を継ぐとき
●育児空間/(女性ライフサイクル研究所)森葺a代
子どもたちに「育つ空間」を受け渡す
「ならMsねっと」の取り組みから
●保育現場/(女性ライフサイクル研究所)津村 薫
次世代に受け渡すもの
保育の現場から

104頁 1,050円