年報
女性ライフサイクル研究 第5号(1995年11月発行)

特集《阪神大震災─女の視点から捉え直す》

1995年1月17日、戦争を体験していない世代にとっては、初めての歴史的大惨事の経験ともいえる阪神大震災が起きました。既に数年が経っており、建物は修復され、表面的には復興が成し遂げられたかのように見え、世間の関心はだんだんと薄くなってきているかのように思われます。しかしながら、個々人の心のなかでの復興、つまり、震災の経験をどう自分のものとして生き抜くかについては今なお、途上にあると言えます。本書は、あまり取り上げられることのなかった女性、子どもの視点から阪神大震災を捉え直したものであり、この震災を心に留めておくためにも、また援助する側にとっても貴重な1冊であると思いますので、ぜひ、ご一読ください。

〈内容〉


1 阪神大震災と「心のケア」
2 震災とこどもたち
3 震災と女たち
4 コミュニティと救援サービス


B5判、約200頁 315円

朝日新聞1995年12月2日で本書が紹介されました。