年報
女性ライフサイクル研究 第4号(1994年11月発行)

特集《表現と自由》

昨今、犯罪報道をめぐって、表現の「自由」を優先するか、それとも「人権」を優先するかが人々の関心を集めています。何によらず誰かの手によって表現されたことは、その個人を越えて力を持つこととなります。すると、意図するしないにかかわらず、その力は誰かの脅威となり得るのです。本書では、このような力を持つ「表現」を、様々な角度から再検討しています。例えば、抑圧されている立場の子どもや女性にとって「表現」がどのような意味を持つのか、また、何かを生み出すことと「表現」との関係やセクシャリティの問題などにも言及しています。自分にとっての「表現と自由」について再考するためにも、本書をお薦めします。

〈内容〉


序 表現と力
1 表現と自由
2 抑圧と表現(子どもと表現/女性と表現)
3 創作と表現(表現する女たち/詩と言葉)
4 セクシャリティにおける表現と自由


約160頁 315円