ニュースレター No.59 / 2006年8月

ご 挨 拶

女性ライフサイクル研究所所長 村本邦子

 研究所を会社にするとき、ものの本に、「会社設立から3年、社長には日曜祭日もないと思え」と書かれていた。それを真に受け、昼夜問わず、我ながらよく働いたが、4年目は運営も軌道に乗り、ちょっと気が抜けた。というか、同時に立ち上げたNPOの活動が活発になり、そちらに、多くの時間とエネルギーを取られるようになったのだ。5年目を迎え、そろそろ、次のステップに向けてエネルギーを蓄えていく時期。同時に、未来に向けて、これからどんな事業展開をしていくのか、方向性を定める時期でもある。スタッフたちと、これからの希望を語り合っていくのは、夢があって楽しい。

 がむしゃらに頑張った第1期と比べ、第2期は、余裕をもって伸びていける時期になるといい。とりあえず、何でもかんでもやってきたけれど、これからは、自分たちの方向に向けて、選択していくこと。仕事もそうだし、勉強もそう。新人スタッフの研修も少しずつ実りが見え、これからが楽しみだ。私が引っ張って行かなくても、それぞれの学びを持ち寄って、互いに学び合えるといい。なかなか、ゆっくりとコミュニケーションをとりあう時間が確保できないのが難点だが、これからは、そういった場の保証も考えていきたいと思う。

 こうやって私たちが日々、働いていられるのも、応援してくださる皆さんあってのこと。研究所をスタートしてから16年目だから、10年以上の長いおつきあいになる方々もある。久しぶりに会う機会に恵まれると、互いに過去を懐かしく話す。おつきあいの形はいろいろだけど、つくづく、皆さんと一緒に生きてきたなあと思う。長く続けることの醍醐味は、こんなところにあるのだろう。これからも、いろんな出会いがあると思う。ひとつひとつの出会いを大切にしていけたらいいな。私の課題は、スタッフたちが力尽きて倒れてしまうことのないよう、皆が長く働いていけるような場にしていくことだ。抜くところは抜く、頑張るところは頑張る。でも、もうひとつ、頑張れば頑張るほど元気になるってことも大事だと思っている。