女性ライフサイクル研究所 News Letter

No.120

ストレスマネジメント2

桑田 道子

「外からの刺激、圧力をうけて起きるゆがみ」をストレス、ストレスを与える要因のことをストレッサ―といいます。柔らかいボール(右図)にギュッと力を入れて押してみるとペコッとへこみます。このへこんだ状態がストレス。矢印のように力を加えてくるものがストレッサ―というわけです。

では、どんなことがストレッサーとなりうるのでしょうか。たとえば、
1.物理的ストレッサー
暑さ寒さや光、騒音など物理的な環境刺激など
2.化学的ストレッサー
空気中の化学物質汚染(合成洗剤や農薬の排水による汚染)や薬物による刺激など
3.生理的ストレッサー
病気、けが、睡眠不足、疲労、空腹、虫歯、発熱等身体的なしんどさなど
4.心理社会的ストレッサー
人間関係、職場・学校環境、生活の変化、経済・政治問題等から生じる不安、焦り、いらだち、怒り、緊張、悲しみなど
に分類されます。現代はストレス社会と呼ばれることもありますが、私達の身の回りにはストレッサ―になりうるものがたくさんあります。

仕事上のストレス≪締切期日など時間を意識したときや、ノルマや目標の達成、職務上の義務、責任などを意識したとき、リストラや減給の心配≫や、これから起こるかもしれない身の危険に対する不安もあります。また、人間関係≪友人・知人、職場の上司・同僚、配偶者、子ども、親、義理の親、親せき、近隣者≫につらさを感じている人も多いでしょう。

誰でも、心身の疲れを感じるときはあります。「こんなことで参るなんて自分は弱い」なんて考える必要はありません。ストレスとうまくつきあうためには、●≪自分がストレスを感じたときにどんなふうになるか、どんなふうに感じるか(自分自身のストレス反応)≫を知り、●≪自分に適したストレス対処法(コーピング)を習得して活用していくこと≫が必須です。自分がホッとできる、心やすらぐ対処法をたくさんみつけましょう!