女性ライフサイクル研究所 News Letter

No.116

怒りのコントロール

下地 久美子

日々の暮らしの中で、人の発言にイラ立ちを感じたり、家族にキレて怒鳴ってしまった経験は、誰にでもあると思います。しかし、コントロールされないまま怒りをぶつけると、相手を必要以上に傷つけたり、関係がギクシャクしてしまうことも否定できません。

怒りというのは、誰もが持つ感情ですが、それを抑え込んで、気づかないふりをしていると、怒りは溜まり、いつか爆発してしまうでしょう。そうならないためには、まず自分の感情によく気付いていることが重要です。自分の心の中をモニタリングして、「今、すごく腹が立っているな」「イライラしているな」と感じましょう。そうすることが、怒りをコントロールする第一歩となります。

そして大切なのは、怒りは自分自身のものであるということを自覚することです。「アイツが怒らせた」「あの人が嫌味を言ったせい」と考えるのは違います。きっかけが、相手の言動にあったとしても、それに対して怒っているのはあなた自身なのです。自分の怒りであるからこそ、コントロールができるのです。腹が立った時に、怒りにまかせて怒鳴ることもできれば、「傷ついた」と静かに伝えることもできます。「相手には悪気がなかったのだ」と考えることもできますよね。

怒りをコントロールするポイントは、@まず自分の感情に敏感になり、A自分の怒りのツボを知り、B怒りが小さいうちに対処をし、C怒りをエスカレートさせない行動(例えば、深呼吸、水を飲む、その場を離れるなど)を取ることです。また、ストレスが溜まっていると、些細なことに怒りっぽくなりがちですから、ストレス解消法をたくさん持っているというのも役に立ちます。一人では、怒りをコントロールするのが難しいという方には、カウンセリングを通じて、怒りのコントロールを身につける方法もありますので、お問い合わせください。