女性ライフサイクル研究所 News Letter

No.115

楽しく子育てpart5 〜カップルの関係性を育む

小田 裕子

子育ての前に、カップルの誕生がある。「つがう」というのも本能の一つだという事を知った時、「目からうろこ」の心境だった。だからこそ、失恋し傷ついても、また人を好きになり、一緒にやっていこうとするのだろう。それは理屈でなく、自然の営みと言う事になる。

カップルにおいて、子どもを授かる場合と、授からない場合があるだろうが、子どもを授かったカップルは、子育てと言うステージに向かう事になるのだが、子育てを通じて、カップルも大きな変化を経験することとなる。

生まれも育ちも違う、二人の人間が共に暮らすという事自体、生活習慣や価値観の相違から、ぶつかったり、離れたりしながら互いのすり合わせを必要とするだろう。やっとの思いで、二人のペースができた所に、今度は子ども中心の生活を余儀なくされ、カップルのバランスが一気に崩れてしまう事は少なくない。

また、女性が出産後に仕事復帰をしてから、問題が顕在化する場合や、男女共に育児時期と働き盛りを迎える時期が重なることでのワークライフバランスの問題もあるだろう。

子育ての悩みの根底には、多かれ少なかれ、必ずと言っていいほど、カップルの関係性における悩みや課題があり、子どもとカップルのつまづきと成長は、セットであると言えよう。しかし、日本において、子育て相談と言えば、母親役割を担う人が一人で受けることが多く、カップルで相談したり、家族で相談を受けるという文化はまだまだ根付いていない。

子育てを機に、カップルの関係を見直すことで、楽しく、豊かな生活が送れるように、女性ライフサイクル研究所では、カップルカウンセリング、家族療法を行っています。カップルや家族といった、一番身近で見えにくい関係性ほど、実は外からの支援が有効なのです。子育てと共にカップルの関係性を育んでみてはいかがですか?