ニュースレター No.57 / 2006年2月

ご 挨 拶

女性ライフサイクル研究所所長 村本邦子

 あっという間に1年、また1年と年を重ねていきます。時の経つのは本当に早いものです。研究所も法人化してから4年目となり、皆様のお陰で、ようやく軌道に乗ってきたかなというところです。

 法人化してから、社会の半分を支えている男性、男社会に働きかけていかなければ社会は変わらないとの思いから、企業研修にも取り組むようになりましたが、事業内に占める企業関連事業の割合は増えつつあります。そして、逆に、組織というものについて学ばせてもらっています。個人のメンタルヘルス、組織のメンタルヘルス向上のための研修をしながら、自分自身、そして研究所組織のメンタルヘルスのことを考える機会が増えました。必ずしも、いつも健康というわけではないのですが、それでも、自分たちの失敗をもとに研修を組み立て、共に変化していくというのも悪くないかとも思っています。何しろ、女性ライフサイクル研究所は、自分たちの人生のテーマを仕事に重ねながらずっとやってきたのですから。

 私個人について言えば、昨年後半、あちこち出張に出かけることが多く、これまでにも増して忙しい秋冬でした。ライフスタイルの見直しをというテーマを持ち越したまま新年を迎えてしまいましたが、それでも、それだけ新たな出会いも多く、力づけられることが多かったことも事実です。ただゆっくりすることだけがメンタルヘルス向上につながるわけではないことを実感しています。自分自身、あるいは、自分の所属する組織のことばかりを考えるのでなく、大きな視野で世界を見直すことも、また、心の健康に良いものなのだと。まだまだ自分には役割があり、当分は、自分に与えられた役割を一生懸命生きることが必要なのでしょう。これはありがたいことなのだと思います。若いうちはよく働いて、もう少し年を取ったら、人生の先輩方を見習って、少し優雅な生活(精神的に)を取り入れていけたらいいなと思っています。そして、働けないほど年をとったら、ありがたく人様のお世話になりながら生きていけたらいいな〜と思います。先行き不安な社会であればあるほど、自分のことばかりが心配という風潮が強くなりがちですが、あまり、それに翻弄されたくないとも思います。

 組織は生きています。女性ライフサイクル研究所も、私個人の手を離れ、組織として成長しつつあることを感じます。どんな方向に向かっていくのか、まだまだ未知の部分もありますが、初心を忘れず、少しずつ成長していってくれたらいいなと願っています。これまで同様、皆様に暖かく見守って頂けたら幸いです。