ニュースレター No.47 / 2003年8月

ご 挨 拶

女性ライフサイクル研究所所長 村本邦子

 法人化して二年目の事業となり、昨年、蒔いた種の芽が出つつあることを感じる今日この頃です。お陰様で、大阪の方は常に何かが動いているという状況になり、京都の方も、少しずつ認知度を高め、事務所として機能し始めています。ホームページを新しくしたことによる効果もじわじわと現れ、これまでつながらなかった層へと届きつつあるかなという実感もあります。何より、個人的には、ホームページに、ほぼ毎日、日記を書く習慣ができ(これは思春期以来のこと)、ちょっとした楽しみになりました。エッセイなども随時、更新しています。研究所のスタッフがどんな人たちなのか知ってもらえたらと思いますので、是非、アクセスしてくださいね。

 研究所を始めてから長年の夢だった事務局採用が実現し、これまで混沌としていた事務がみるみる間に整備され、機能的に進むようになりつつあります。これは感動的!!!今まで、よくも事務局なしにやってきたものだと信じられない思いです。4月より加わった新人スタッフたちにも、とても助けられています。今までは対応できなかった夜間や休日の面接や、若い人たち向けのグループなども可能になりました。これまでは、常に、人手不足でアップアップしながらやってきたので、たくさんの手とパワーがあることに励まされ、勇気百倍です。

 そうは言っても、課題はまだまだたくさん残されているようです。私自身も、最初の土台を固めるまでの3年間は頑張り続けなければと思って始めたことです(願わくば、その後は、もちょっと気楽にやれたらな・・・)。女性や子どもが安心して生きていける社会を実現するためには、これまでのように予防啓発に力を注がなければならないし、男性たちへの働きかけも必要だと思います。企業に入り込んでのメンタルヘルス講座や、家族との関わりを見直してもらうような働きかけを始めています。これは、もっと方向性を見定め、基礎を固めていかなければいけない課題です。

 それから、かつては乳幼児の子育て支援が主でしたが、スタッフの子どもたちの多くが今や思春期、という現実もあってか、思春期の子どもたちとのおつきあいが増えてきました。私自身は、思春期の子たちは大好きで、研究所設立までの3年間は思春期外来にいました。子育てナビのシリーズでも、思春期を出版しましたし、スクールカウンセラーのようなことを始めたこともあって、思春期の子どもたちの相談に乗る機会が増えました。苦悩多く、危なっかしい時代ではあるけれど、人生で一番、真剣で純時代なのかもとも思います。
 若い世代のカウンセラーが増えたので、思春期の相談も是非どうぞ。