スタッフエッセイ 2012年10月

不思議な天気予報

森葺a代

空が青く高く澄み渡り、朝夕のひんやりした空気が心地よい秋。雲ひとつない上空に見える飛行機雲は、さらに上空の温度の低さを示しているという。秋は、夕焼けも、夜の星空もとてもきれいだ。そういえば、これらは天気を知らせる天気予報にもなっている。私が知っているものを挙げてみる・・・

・ 西の夕焼け、翌日は晴れ。
・ 東の朝焼けは、雨。
・ おぼろ月は雨の前ぶれ。
・ 月が冴えると、翌朝は冷え込む。
・ 朝露の日は、晴天。
・ 普段聞こえない遠くの音がよく聞こえると、雨。
・ かえるが鳴くと、雨が降る。
・ ミミズが地上にはい出すと、雨。
・ つばめが低く飛ぶと、雨。
・ 高く飛んでいると、晴れ。
・ 猫が顔を洗うと、雨。
・ カマキリが、高いところに卵を産むと、積雪の多い(寒い)冬になる。
・ 蜂が、低いところに巣を作ると、台風が多い。

お〜、だれに教えられたのか?結構知ってるやん!でも、こんなふうに空模様や風向きなどの自然現象、また身近な動植物から天気を予想する言い伝えがうまれたのは、やはりわたしたちが、農業、漁業、林業など、自然を相手に生活を営んできたがゆえ、生きる知恵なのだろう。また一方で、人の身体に関するものもある。
 
・ 神経痛が出ると雨。
・ 雨の日は古傷が痛む。
・ 低気圧が近づくと頭痛がする。
・ 低気圧が近づくと、気持ちが落ち込む。

これらは、身近な人に聞いたものかなと思うが、実は私自身も、昔から身体を通じて天気予報ができた。幼少期から最近まで、雨の日は髪がまとまらず広がり、セットが決まらなかったし、第1子を帝王切開で産んだ後、その傷口が、雨の前にはとっても痒くなった。これらは、その後なくなってしまったが、ここ数年新たな、そしてうれしくない身体天気予報ができるようになった。というか、なってしまった。
・ 大きな低気圧(台風・嵐)の前は、数年前痛めた腰がとっても痛む。
・ 気持ちよく乾燥する秋は、咳が出る。

年齢的なこともあるのだろうが、調べてみると、気象の変化、気圧の低下は、やはり痛みに影響するらしい。外部の気圧が低下すると、関節が膨張し痛みが生じ、気温低下により血液の流れが悪くなり、交感神経が刺激されることで痛みを引き起こすという。なので、気象の変化に左右されないように、身体を冷やさず、患部に負担をかけないようにすることが大切で、ちょっと寒いと感じたら、1枚多く重ね着したり、簡易カイロを携帯しておくと良いらしい。軽い運動や、入浴時のマッサージで血行を促進することも効果的だという。

これからの気持ちの良いひんやりした季節、知恵を活かし、大好きな秋を楽しみたいと思う。

(2012年10月)