スタッフエッセイ 2010年12月

OVER THE RAINBOW〜マイペースで行こう!

おだゆうこ

子どもを保育園に送った帰り道。
ふと、見上げると、山から湖へ大きな虹がかかっていた。ちょっと、より道をして、虹の向こうを見にいきたくなった。

こんな風に想うのはよくあることだが、実行するのは久しぶりだ。

『虹の足ってどうなってるのかな??見にいってみよう!』と思ったこともあったなぁ〜なんて想いながら、虹に向かって車を走らせる、この感じが私は大好きだ。
生命がイキイキ、ウキウキしているのを感じる。

私が私であるために、この感じが欠かせないんだなぁと、改めて気づいたのは子育てを始めてしばらくしてからのことだった。
以前から、カウンセリングに息詰まったり、疲弊してエネルギーが弱まっている時にはお気に入りスポットで、海や天体からエネルギーをもらったり、常日頃から自然との交流を好んできだが・・・子育てを初めて経験した時に、こんなにも満たされる、こんなにも愛おしい存在が世の中にあったことに感激し、しばらく、子どもに夢中で、子どもとの遊びを通しての自然との関わりであったり、子どもを中心にした世界とのつながりになっていた。
それはそれで、また違った目線で自然や生き物と出会える、HAPPYな時間なのだが、子どもや、いろんな人と向き合いながら生きていくためには、どこか、人間界を超えた生命とのつながりを忘れずに、大きな命の中に生かされていることを感じる機会が必要なんだなぁと改めて感じた時期があった。

幼い時には、そんなこと改めて意識しなくとも、自分が自然や天体の一部であり、大きな生命に守られて生かされているように感じていた。

いつの間にか、人間だけ、自分たちだけ・・・世界がどんどん小さくなってきたように想う。でもやはり、春は桜を、初夏には新緑を、秋には紅葉を、冬には雪や虹の橋を求めてゆきたくなるのは、大きなところで、大きな命で繋がっているから?と思うのです。

そんなこんなで、今年の春に、思い切って、山と湖に囲まれた新天地?!に引っ越したのは、子どもたちに、そうした感覚を忘れず(忘れても故郷の景色と共に思い出せるよう)に生きていってほしいから。

今想うと私が、心理カウンセラーになりたいと思ったのも、そうした大きな命とのつながりを回復したい欲求だったのかもしれない。虹の向こうへ向かいながら、ふとそんなことを想ったりした。

今年も、いろいろな方々との出会いとつながりに、深謝しつつ・・・よいお年をお迎えください。

(2010年12月)