スタッフエッセイ 2009年3月

マイブーム、我が家ブーム

安田裕子

大豆、粉、黄色い。
おはぎ、お餅に。
食パン、ドーナッツ、ケーキなど、洋風にアレンジも可。
含まれる健康成分は鉄。貧血、疲労回復、免疫力強化、成長促進作用、毛髪に効果的。
私の好物のひとつ。

さぁて、なんだかおわかりですか?

うちにはきなこが常備されている。健康云々というよりもむしろ、母が、おはぎを作るためにと、買うのである。まるで醤油や砂糖などの基本的な調味料のように、常にある。

幼い頃、母が、おはぎを作った後に残ったきなこに、砂糖とほんの少しの塩をまぜて、食べさせてくれた。そのきなこの美味しかったこと。のどに詰まらせてゲホゲホ咳き込みながらも、決して離さずに、夢中になって食べた記憶。砂糖をまぜて甘くしたきなこを、白いご飯にふりかけて食べたりもしたなぁ。ご飯に甘いきなこ? 今考えると、ちょっと気持ちわるい取り合わせ…と思ったりもするが、きなこのおはぎがあるわけだから、それほどおかしいものでもないだろう。今は、お餅やパンにつけて食べることが多い。トーストした食パンに、バターを塗ってきなこをたっぷりつけると、とっても美味しい♪ 最近では、健康ブームも手伝ってか、きなこパンやきなこドーナッツ、きなこペーストなどが商品化されているのだから、幼い頃からきなこを食パンにつけて食べるのが好きだった私は、実は時代を先取りしていたんだ、な〜んて。

お菓子作りが好きな母が、ここのところ、シフォンケーキにはまっている。直径17pの小さな型から始め、もっと大きいシフォンケーキを焼きたいと、大きめの型を購入。果汁の量を微妙に加減してみたり、卵の量(数)を調整してみたり。次は、○○シフォンを焼いてみよう!とチャレンジを続け、オレンジシフォン、レモンシフォン、ココアシフォン、ミルクシフォン、抹茶シフォンと、種類が増えていった。友達やご近所に食べていただこうと、1日に2つ焼く日もある。

そんな母に、きなこシフォンも美味しいかもね〜と、誘いかけてみた。すると、そうやね〜と、のってきた。早速、きなこシフォンにチャレンジしている。うんうん、いいにおいがしてきたぞ。膨らみすぎて、多少かたちがいびつになったが、ふんわりもっちり、なかなかの出来である。母は、初のきなこシフォンにご満悦の様子。さぁて、肝心のお味はいかに!?

(2009年3月)