スタッフエッセイ 2008年1月

一年の計は・・・。

下地久美子

 2008年になった。振り返ってみると、2007年は、「働きマン」な一年だった。仕事を通じて、たくさんの出会いがあり、刺激があり、それはそれでとても充実した毎日だったと思う。昨年のFLCの年報のテーマは、「ワークライフバランス」だったが、自分自身の生活を点検すると、ワーク8割ライフ2割と、かなりバランスが悪い。ライフといっても、最低ラインのご飯は作って洗濯はしていたなという程度で、ライフを生き生きと楽しんだという実感はまるでない。そこで、年のはじめに当たって、ライフ充実計画を立ててみようと思う。

 私は、遊ぶのが下手だ。FLCのスタッフは、忙しい合間を縫ってピアノの演奏活動をはじめた所長を筆頭に、ふらっと気軽に旅に出たり、コンサートや映画に出かけるなど、遊び上手な人が多い。そのフットワークのよさには、感心するばかり。私はというと、その時間があれば、あれができるとか、そんなに休めないとか、旅費を考えたら、新しい服が何着も買えるとか、あれやこれや言い訳ばかりが先に立ち、結局何もしなかったなぁ〜と、反省する。遊び上手な人は、行動力がありタイムマネジメントがうまい。言うより先に足が出ているというのは、なかなか真似ができない。それが、私との差なんだろう。

 わかっちゃいるけど、人間、そう簡単には変われないので、まずは、今年、何がしてみたいか、思いつくままにあげてみると・・・。

@先日、大学の先輩が川柳集を自費出版した。それが、とても素敵で、例えば、

迷ったら海の匂いのする方へ
痩せたなと思う心のこのあたり
引き返す勇気見送る風の中
花の種面倒なこと始めたい 
     (芳賀博子「移動遊園地」より)

と、短いフレーズの中に、せつなさや喜びや悲しみ、時には怒り、そんないろんな感情をギュッと凝縮し、自由に表現する川柳というのは、すごい!と、心が動かされた。紙とペンさえあればどこでもできるというのも、出不精な私にもってこいだ。

Aずっとやってみたいと思っているものに、書道がある。絵心は全くなかったが、昔やっていたお稽古事で唯一まあまあの線までいったのが、お習字だった。そういえば、今、武田双雲をはじめ若手の書道家が、たくさん出てきて、ちょっとした書道ブームだ。思いっきり字を書くのって、ストレス発散にもなりそうだし、無心になれるのも良さそう。

Bライブにも行きたい。音楽が腹の底に響くあの感じって、やっぱり生で聴かなきゃ味わえない。最近はすっかり遠ざかっているが、以前は、よくコンサートに出かけていた。チケット売場を見ると、「おっ、行きたい!」と思うのがよくある。いつもは一瞬迷って素通りしているが、思い切って出かけてみると、きっと楽しいだろう。

 他には、旅行も行きたいし、しばらく話していない友だちにも会ってみたい。苦手と思って避けていたけど、ベランダのプランターにハーブを植えるのにも挑戦してみよう。ちょっと暖かくなったら、奈良や京都へ庭めぐりというのもいいな。そろそろ部屋の模様替えをして、新しいソファーも欲しい・・・。

 と、改めて考えてみると、興味のあることや面白そうなことって、いろいろあるな〜。やってみたいことを書き出すだけでも、ワクワクする。いまひとつ行動力に欠ける私のことだ。このうちいくつのことができるのかはわからないけれど、計画倒れにならないようにしよう。
 今年も、良い年になりますように!

(2008年1月)