スタッフエッセイ 2007年9月

夏の一日

西 順子

 今年度に入って、予測を超えて仕事が入り、仕事と向き合う日々である。仕事があること、好きな仕事ができることは、本当に有難いことと感謝の気持ち。と同時に、エネルギーを使うことと充電すること、力を入れる時と抜く時と、体の声をききながら、バランスがとれるようにと、日々調整しているところである。
 例年夏は、少しペースダウンして、小休止をとるところだが、今年は子ども達も受験生。毎日、(下の子ははじめて勉強モードで)がんばっていることから、自分も何だか夏も引き続き、仕事モードでいくことにした。

 でも、1つだけお楽しみのイベントを企画。ほんのひと時でも、皆で楽しく夏の一日を過ごしたいと、一泊二日だが、研究所の研修で6月に訪れた「青山リゾート」に行くことにした。青山リゾートは、大阪からも実家からも比較的近く、皆で集まりやすいという便利さと、温泉とおいしいお料理、そして子ども達も楽しめるいろんな体験教室があるというのが気に入った。毎年お盆には実家に帰省しているのだが、今年は帰省する代わりに、両親や妹達家族も一緒に総勢12人で集まった。

 一泊二日の限られた時間をめいっぱい楽しめたらと、子ども達は到着後に、すぐに手作りパン教室へ。初めてのパン作りを楽しんだ。その間に、大人たちは温泉を楽しむ。温泉には、ハーブの湯船もあって、当日は「ラベンダー」のお風呂。青山の温泉は、色は透明だが、肌がつるつるになって、いい気持ち。それに、シャンプーやリンス、石鹸、化粧水、クリーム・・など、いい香りのものが揃っていて、うっとりと心地よくさせてくれる。それから二日の間、子ども達は、プールに、レンタル浴衣、魚釣り・・と、やりたいことを楽しんだ。
 今回、私が挑戦してみたのは、陶芸教室。楽焼の絵付けは何度もやったことがあったが、今回、はじめて手びねりろくろで、土から器づくりができた。陶芸したいと希望したのは、下の子だけだったが、下の子は、若者らしく、大きなお皿に、大好きな関ジャニのマークを入れて満足気。私は、仕事の合間にほっと一息つこうと、コーヒーカップを作ることにした。我ながら、いい感じにできたなと満足していると、指導員の方にも「すごい、いいのができましたね!」と褒められて、嬉しくなる。いつか、ろくろを回して作ってみたいなと内心、夢も広がる。出来上がった作品は、2ヵ月後に郵送される予定だが、どんなのが出来上がってくるか、楽しみである。

 子どもたちも楽しめて、また、両親や妹達にも、「楽しかった、また行きたい。また企画して」と言ってもらえて、私も嬉しかった。ほんのひと時の、夏休みだったけど、皆で楽しく過ごせて、夏の思い出ができて嬉しい。両親も揃って旅行に行けるのは、あと何回くらいだろうか・・と思うと、しみじみするが、「今の時間」、お盆とお正月に一緒に過ごせる時間を大切にしたい。

 次の休みは、どこへ行こうかな? 早速次のお楽しみの計画をあれこれ考えている(まず一つ目決まったのが、12月のコンサート。今お気に入りのアーティストのコンサートチケットが当たった。2枚限定なので、受験が終わってるであろう? と希望的観測で上の子と行く予定で、2人で楽しみにしている)。
次のイベントを楽しみにしながら、夏の疲れもケアしながら、また日々の仕事にコツコツと取り組んでいきたい。

(2007年9月)