スタッフエッセイ 2007年9月

謝謝!!

おだゆうこ

 産休明けに久しぶりにエッセイを担当します!すっかりお休みしている頭をポカポカと起こしながら・・・さてさて、何からはじめようかなぁ〜♪

 子どもを授かってから感じたこと、初めての感覚、想うことは沢山ある・・・。

 妊娠中は、刻々と自分の体内で命が育まれている不思議に、宇宙は女性の体の中にあるものではないだろうかと想ったり、ある時は、まだこの世に存在していな命が自分のお腹の中に在るのだと想うと、自分(妊婦の体)を通してこの世とあの世がつながっているように想ったりもした。

 好きな色、食べ物の好みの変化だけでなく、体もあたたかく、病気もしにくかったし、普段は働かない鈍い直感も働いたりして、何かに守られているような不思議な感覚があった。妊婦独特のオーラや新生児の母子を包む不思議なオーラは、この世に馴染んでいくと消えていくのはそのためかしら・・なーんて想ったりもしていた。

 色んな想いがあるなかでも、最近は“命のつながりと広がっていくご縁”をありがたく想っている。

 子どもを授かり、妊娠、出産、子育てという今までの生活から一転する経験をする中で、日常の忙しさや、自分中心の生活の中でみえなくなっていた“つながり” に気づくことが出来たように思う。子どもを授かったことは個人的には嬉しいことであったが、仕事上で迷惑をかけるだろうこと、特に長らく一緒に頑張ってきたクライエントのことを想うと、見捨てられたような気持ちになるのでは・・・となかなか切り出せず、手放しで喜べる気持ちになれなかった。しかし、実際には「先生が病気とかではなく、嬉しい知らせでよかった」「頑張ってくださいね。私もその間頑張ります!」等、逆に励まされるようなメッセージをいただいた。私が心配し、気にかけているのと同じく(それ以上に)周りの人たちも私のことを想い、心配してくれていることに今更ながら気づかされた。また、産後も方々から心身を労わってくれるあたたかな気配りをいただいた。それらは本当に嬉しい体験であり、新たな命を通して、自分が思う以上に色んな人たちに想われ、支えられて、今まで生きてきたこと、そうした暖かなつながりの中で新たな命とつながっている事に気づく、幸せな経験となった。

 また、新たな命とともに広がっていくご縁にも感謝したい。私たちのもとに生まれてきてくれたわが子との縁をはじめ、同じ年頃のお隣さん、おっぱい相談でお世話になった助産師さん、予防接種で知り合った子育てママさん等、ちょいと声をかけてくれたり、「会いたいなぁ〜」「かわいいなぁ」と言ってくれる人たちとのご縁が広がってくことを幸せに想う。

 新たな命とともに、暖かな命のつながりと広がっていくご縁を想うと、幼いころに漠然と感じていた、大きな安心感のイメージがよみがえってくる気がする。

 母子が孤立しがちな現代の子育て環境の中、わが子と幸せな時間を過ごせているのは、背景にこうした暖かな命のつながりと広がりゆくご縁を感じられているからだとおもう。

 わが子のことを、心からかわいいなぁ〜と愛しく思える今日に感謝!

 そう思える私を育んでくれている命のつながりとご縁に感謝!

 産前、産休中に暖かなエールをいただき、ありがとうございました。皆さまからいただいた暖かなつながりをわが子と育み、今あるご縁、新たなご縁の中で生かし、ぼちぼち恩返しをしていけたらなとおもっています。これからもどうぞよろしくお願いします。

(2007年9月)