スタッフエッセイ 2005年12月

アロマとともに・・・

村本邦子


 最近、アロマセラピーの勉強を始めている。何年か前、1日の基礎研修を受けてから、自己流では、これまでも、アロマを楽しんできた。自分なりにオイルを集め、ブレンドもしていたが、もう少し、ちゃんと勉強しようかなと思うようになったのだ。ひとつには、自分自身、過労と加齢の影響か、肩凝りがひどく、体を緩めることができなくなってきたからである。ただ楽しむだけでなく、もう少し積極的な働きかけはできないものかと思うようになった。自分に試して、良さそうならば、リラクセーション関連の講座などでも紹介できるだろう。

 また、これは、私の勝手な勘だが、トラウマサバイバー、とくに、DVなど身体的虐待のサバイバーに効果があるような気がする。今のところ、そのような文献や、具体的根拠を見つけたわけではないが、身体感覚は麻痺していても敏感であるから、反応性が高いと思われる。もちろん、本人が好きならの話だけど、サバイバーたちの役に立つかもしれない。でも、アロマには、意外と禁忌が多い。しっかり勉強しておく方が良さそうだと考えたのだ。

 風邪が流行るこの季節に重宝するのは、ティーツリーとユーカリ。ティーツリーは抗菌作用があるから風邪予防に良く、ユーカリは喉や鼻に効き、解熱作用もある。ティッシュに1〜2滴たらして部屋に置いても良いが、加湿器にたらすのも良い(最近の加湿器には、アロマオイルを入れるところがあるようだ)。喉が痛い時には、吸入が効果的。洗面器に熱湯を入れ、精油を1〜2滴(少ないようなら4滴まで増やす)たらし、頭からバスタオルをかぶって蒸気を吸う(数分から最大10分)。今年はとりわけ寒さが厳しいが、風邪をひきかけては、葛根湯とユーカルで何とか持ち直している。頭痛には、ラベンダー1滴をこめかみに擦り込む。

 手浴と足浴もお勧め。手浴は洗面器に、足浴はバケツにお湯を張り、精油を2〜3滴入れて、手や足を浸すというもの。熱めのお湯を使えば、体中がポカポカ暖まるし、肌もしっとりする。私は、リラックス効果の高いカモミールや、ベルガモ、体の芯から温まるサイプレスなどが気に入っている。オイルマッサージの実習はこれからだが、どちらかと言えば、自分でマッサージするより、してもらいたい方だから、マッサージ以外の使用法が自分には合っているかも。
 
 精油は、植物の持つ生命エネルギーの凝縮されたもので、アロマセラピーは、植物のエネルギー、ひいては自然、大地のエネルギーを取り込んでいくセラピーと考えることができるという。なるほど、そんなふうにイメージすれば、効果も倍増するだろう。でも、それだけに、使いすぎは禁物。勉強を始めたばかりの頃、嬉しがってたくさん使いすぎて、「アロマ酔い」になってしまった。どのくらいまで使って良いのだろう?と調べてみると、1日5〜6滴までだった。皆さんも使いすぎに気をつけて!それから、百均でも売っているらしいが、体内に取り込むものだから、多少、値が張っても、信頼できる安全なものを購入したい。私のように、自己流で使ってきた方も少なくないかも。誤った使い方や新しい発見など時々、紹介しますね。

(2005年12月)