スタッフエッセイ 2005年12月

ちょっと笑った話

森崎和代

 先日、中学2年生になる息子が姉の身長を抜き、成長したなぁと思っていた矢先、わざわざ袖をまくり、「腕、見てみ」という。「男の腕になった」というのだ。みれば、血管が太く浮き出ている。小学校の頃、近所のお兄ちゃんの腕を見て「男の腕だ」とひそかに憧れていたらしい。細〜い腕を見せながら「ほらほら、このへん」、とうれしそうに話してくれた(笑)

 夫が先日50歳の誕生日を迎えた。50歳!?そう、50歳の誕生日だ。初めて会ったときは20代。30歳になり、40代を迎え・・・それから10年?おかしい、いつの間にそんなに月日がたってしまったのだろう?そんな、単身赴任中の夫からメールが届いた。「運動不足にならないように毎日プールで泳いでいます。だけど、水質が悪いせいか頭髪がますます薄くなってきました。高級毛髪剤も効果ないようです。今度会うときは、ブルース・ウィルスになっているかもしれません」と。全然似てないし(笑)

 妹からメールが届いた。彼女はフランス人と結婚し、海外に住んでいる。結婚10年目でやっと授かった一人娘と3人暮らしだ。そんな彼女が2歳になり、日本語の片言を話すようになってきた。ある日、妹が彼女の娘に聞いた「○○ちゃん、ママの名前知ってる?」彼女はうなずき「K子」と答えた。周りの人が呼ぶのを聞いているのだろう、教えたこともないのにちゃんと自分の名前を知っていることに驚き、ちょっと感激し喜んだ。そして、「じゃ、パパの名前は?」と聞くと、彼女は誇らしげにこう答えた「ボンジュール」(笑)

 忙しい毎日だが、子ども達のお弁当作りは、毎朝、頑張ってやっている。自分の分も合め3つ作ることもあるのだが、週末になるにつれ、手抜きが進み、電子レンジのおかずが並ぶ。「ゴメン、今日もチンチン(レンジでチンしただけのおかず)弁当やで」。すると娘が言った。「チンチン弁当て言うのはやめてよ!ティムティム弁当って言って!」と。うん?!わざわざ命名する意味はよく分からないが、なかなかかわいい名前だ(笑)

 今年も残すところあとわずか、来年も、怒ったり、泣いたりしながらも、こんなふうに、ちょっと笑える一年でありますように!

(2005年12月)