スタッフエッセイ 2005年6月

カラダとココロ

下地久美子

 整骨院にはまっている。1ヶ月前から肩こりがひどくて、どうにもこうにも堪らなくなって、藁にもすがる思いで通い始めたのがきっかけだ。これまでも、肩こりには悩まされていて、3年前にクイック・マッサージに駆け込んだが、かなり強烈にマッサージされてしまった。これが、初心者にはきつすぎた。翌日は、もみ返しで起き上がれないほどの状態になってしまった。それ以来、マッサージ恐怖症になり、マッサージ関連の店には近寄らないようにしていたのだ。
 整骨院で事情を説明すると、急激に血流が良くなると、気分が悪くなることはよくあることで、心配はないと説明された。そう言われて、恐る恐る電気を当ててもらったりマッサージをしてもらったりしたが、これが効果てき面で、自分の体じゃないと思うほど体が軽くなってしまって、びっくり!! まるで、鉄の鎧を1枚脱いだような軽快さ。それに加えて、自宅から徒歩3分という便利さと良心価格が気に入って、暇があれば出かけている。
 
 そうこうするうちに、肩こりはかなり改善し、慢性の頭痛からも解放されてきた。整骨院のもうひとつの楽しみは、日頃出会うことが少ないお年寄りの話を聞くことだ。整骨院の患者さんは、高齢者のウェートが高いので、話題も戦争中の話とか嫁姑苦労話などが多く、なかなか興味が尽きない。
 何より日常の忙しさから離れて、ぼんやりできる時間は良いものだ。ゴロンと横になって、他愛のない話をしながらマッサージしてもらうと、心のコリもほぐれていくような気がする。体と心はつながっているとよく言われるが、体がゆったりすると精神的にもリラックスできるというのは、本当だなぁと思う。

 最近は、マッサージもバリエーションが豊富になっていると聞く。頭蓋骨を正しい位置に調整して体のトラブル解消するヘッド・マッサージや足裏マッサージの英国式リフレクソロジーなどパーツごとのマッサージをはじめ、インド式、バリ式、タイ式と世界各国のマッサージがあるようなので、ちょっと変ったマッサージにも挑戦してみたい。
 「忙しい」と「時間がない」という口癖を止めたいと思いながらも、つい口から出てしまうので、2005年後半はマッサージめぐりをしながら、のんびりほっこりする時間もつくっていきたいなぁ〜。

(2005年6月)