スタッフエッセイ 2004年10月

前を向いて歩こう♪♪♪

村本邦子

  大阪YWCAの講座に呼ばれて、交流会に出席。とっても楽しい良い会だった。最初に、ぐるりと一巡、名前とチャームポイントの自己紹介。最初はなぜかこの自己紹介に抵抗を感じた私だったが(自分のチャームポイントなんて考えたことない!)、聞いてるうちに、「へぇ、うまいこと言うもんだ」と感心したり、「そんなことまでチャームポイントとしてアピールできるんだ」と驚いたり。講師挨拶はすでに終わっていたので、安心して、食べ物をたんとお皿にキープしてもりもり食べている最中に急に振られて焦った私は、言い訳がましく、「食べるのが大好きなことかな?」と控えめに言うことしかできなかったが、聞いているうちに、「おいしいものを与えられたら機嫌が良いこと!」と表現すればチャームポイントになったんだと要領をつかんだ。「方向音痴の私!」も結構チャーミングかも。「心も体も豊かなところ!」「このなかで一番最初に生まれたこと!」、なかには、「人に頼まれたら、ノーと言えないこと!」という人までいた。チャームポイントって、必ずしも人に誇れることや美徳とは違って、場合によっては欠点だったり、ちょっと困ったことかもしれないけれど、それでも「何だか憎めないよなぁ〜」ということなら良いわけで、人のを聞きながら自己肯定的になれるワークだった。
 それから歌詞カードが配られて、ギターと歌があったのだが、一番最後にみんなで輪になって腕を組んで歌わされた(?)歌、「上を向いて歩こう」の替え歌である「前を向いて歩こう」がとっても良かった。

前をむいて歩こう

1.前を向いて歩こう 涙がこぼれたっていいじゃないか
  思い出す春の日 一人ぼっちじゃない夜

2.前を向いて歩こう にじんだ星をかぞえて
  思い出す夏の日 一人ぼっちじゃない夜
   しあわせは雲の上になんかない しあわせはここにあるのさ

3.前を向いて歩こう 涙がこぼれたっていいじゃないか
  泣きながら歩く 一人ぼっちじゃない夜
   〜ラララ ラララ・・・〜 悲しみは星の影に 悲しみは月の影に

4.前を向いて歩こう 涙がこぼれたっていいじゃないか
  思い出す春の日 一人ぼっちじゃない夜
   一人ぼっちじゃない夜 一人ぼっちじゃない夜

 歌詞を見ると字余りになりそうな予感がしたが、実際に歌ってみると、意外とうまくはまるのである。「涙がこぼれたっていいじゃないか」「一人ぼっちじゃない夜」と仲間たちと声を合わせて歌うことで、とっても暖かく励まされた思いがする。世代のせいか、九ちゃんと言えば日航機事故を連想してしんみりした気分になるので、被害者支援、援助者支援の場にふさわしいように感じられ、これを広めたらいいかもと思って紹介してみた(ちなみに、あちこちに歌詞を配って歌ってもコピーライトに問題はないそうである)。

(2004年10月)