スタッフエッセイ 2004年5月

私のGW?

安田裕子

 5月、新緑が目に染みる季節である。とうとうゴールデンウィークがやってきた。今年も大型連休である。メーカーに勤務している知人の話を聞くと、会社側が工場をとめてしまうので、本当に長い休みになるそうである。まさに「黄金」週間だなと思ったりする。
 私はゴールデンウィークをどのように過ごすかというと、どこかへ旅行へ行くということはあまりしない。日帰りで出かけたり、友達と会っておしゃべりをしたりというふうに、ゆっくりしながら自分の時間を楽しむという感じである。その一方で、テレビ画面に映し出される新幹線乗り場や飛行場の混み具合と言ったら...。ゆっくりしている人がいるかと思えば活発に余暇を楽しむ人がいる。十人十色、みんな色々な過ごし方をしているんだなと改めて思ったりする。
 さて、ゴールデンウィークで私が思い出すのは「中華ちまき」。筍の美味しい季節だということも手伝って、子どもの日にちなんで中華ちまきを作るのが、ここ十数年の我が家定番になっている。人からいただいた中華ちまきに心を動かされて作り始めたのが、そもそものきっかけである。もちもちした少し甘みのあるちまきではなく、筍やお肉や椎茸等の具と一緒に餅米に味をつけ、栗の甘露煮を真ん中にドーンと一粒うめ込んで、圧力釜にかけて作るものである。作りたてあつあつのちまきはとっても美味しい。翌日に食べるとまた格別。味が馴染んでいてより美味。とりわけ、真ん中にのせた栗の蜜が餅米に染みている部分が最高♪でも、酢豚に入っているパイナップル同様、賛否両論意見が分かれそうな気もする。ちなみに私は、パイナップルの甘い汁がついた酢豚は少し苦手だったりして...。酢豚の話はさておいて、食べきれないちまきは冷凍保存が利くのでこれまた便利である。自然解凍して電子レンジでチンすれば、いつだって美味しく食べられる。冷凍技術に感謝。
 ちなみに、十数年前にいただいたように、我が家でも中華ちまきを作れば必ずご近所さんにおすそ分けをする。母親は人に喜んでもらうのを楽しみにおすそ分けしている感じだが、こうやって中華ちまき文化が伝播していくのかな、なんてたいそうに思った次第である。
(2004年5月)