スタッフエッセイ 2003年8月

冷夏で思ったこと

原田光恵

 今年の夏は、ちっとも夏らしくない、と思う。日照時間も例年に比べて短かったので、洗濯物がパリッと乾いて気持ち良い、と感じる日がいつもの夏に比べると少なかった。でも、うだるような暑さを感じた日はいつもに比べて少なかったし、暑さで寝苦しく次の日がしんどい、と感じる日が少なかった。昨年は猛暑でダウンしていた私だったが、今年は夏でも何となく元気でいる。今夏は朝がとてもすがすがしく、気持ちよい日が多かったのでとても嬉しかった。
毎年夏の気配がやってきた、と思っただけで、げっそりしている。げっそりな理由の一つに、太陽の光がある。直射日光の照り付けが痛いと思うようになった。昔は大丈夫だったのだが、5,6年前から真夏の太陽が苦手になってしまった。それに大阪独特のあのむっとした暑さがどうも苦手だ。熱気が肌に付きまとう感じがして体全体がだるくて何もする気がなくなってしまう。また、暑さをしのぐのに普通なら冷房をつけるが、その冷房も私は苦手な体質なので、家にいるときは、極力つけずに過ごす事が多い。それに、汗っかきなのでいつも以上に水分を取ってしまう。特に炭酸飲料が無性にほしくなり、がぶ飲みしてしまうので、食べたくなくなる。それで、食欲が落ち夏バテをしてしまうという悪循環が例年だ。ただ、今年は食欲が落ちなかった。通常なら暑さで食べれず大抵2,3キロは体重が減るのに、今年は夏に体重が増えたのでちょっとびっくりした。
 あのうだるような夏が苦手な私には、今年のような涼しい夏はとても過ごしやすく有り難かった。でも、世間では冷夏で大変だといわれてる中、これってかなり自己チュウな考え方だな、本当は、この異常気象、安易に考えていたらよくないんだけれどな、と思っていたら、身体が暑くなってきた。

(2003年8月)