2013年5月 (スタッフの日記バックナンバー)

5月27日(月) 村本

学会で山形に行ってきた。心理社会的災害支援がテーマで、今年の復興支援プロジェクトの相談も兼ねていたので、関係する仲間たちと一緒に(と言っても一人を除くと初対面の人たち)蔵王に泊まった。蔵王から山形まで車で30分、東北のメンバーが車を出してくれたのだ。お蔭でとっても充実。ワークショップも面白く(内容の一部については、また書く予定である)、仲間たちとのおしゃべりも楽しく豊かで、温泉と料理ももちろん大満足。

二泊したのだけど、二晩とも久しぶりに深く満ち足りた夢を見て(若いときにはよく見たものだが、年を取ってあんまりそういう夢が見れなくなっていた)、パワーアップした気がする。新たな企画も生まれそうで、わくわく。こういうのっていいな。

5月21日(火) 村本

急に両親の入院が決まり、自分自身もちょっとした検査を控えている。最近、なんだか周囲に病気話が多くて、ちょっとげっそりだけど、年齢的に仕方ないか。私も兄弟姉妹もそれぞれ離れていて忙しいので、なかなか近くで世話をすることもできず、いよいよ介護の課題が出てきた。なんとかもう少し元気に長生きしてくれたらと願うばかりだ。

日曜の司法臨床は、今年、登録人数が少なくて、がっかりしていたが(通常、受講生が少ないことは私的に悪いことではないのだが、女性と人権のテーマだけに、関心が下がるとちょっと心配になってしまう)、今日の震災支援プロジェクトの説明会には学生たちが思ったよりたくさん集まってくれてよかった。政治家たちの暴言とマスコミ報道を見るにつけ、教育のあり方について考え込んでしまう。自分の内面だけでなく、他者に関心を持ち、もっと社会に眼を向けて欲しい。

何にしても、とにかく自分にできるだけのことをするしかない。不十分でもできることをきちんとやれたらと思う。

5月19日(日) 西

17日金曜日から今日まで久しぶりに東京へ。EMDR学会の大会・継続研修会だったが、朝9時半~午後5時まで、懇親会も含めて三日間の全ての催しに参加。三日間コミットして、トラウマ臨床について学び、考える時間となった(午後はうとうとしてしまいつつも・・)。EMDR学会大会・継続研修会は毎年とても有意義な勉強ができるので、今年も楽しみにしていたが、参加できてよかった。全体の雰囲気が堅苦しくなく温かい感じのなかで、リラックスして参加できるのがありがたい。

今年の研修会は、オランダから来日されたJoany先生が「複雑化した喪の作業」について講義してくださった。講師のJoany先生はとても感情豊かで温かく、ユーモアもあり、本当に熱心に教えて下さった。先生は講師としてアメリカ、カナダ、ヨーロッパなどに行かれるそうだが、どこに行っても必ずお墓を訪ね、そこで過ごし写真をとるのだそうだ。毎朝、小さなチャペルに7匹の犬と一緒に散歩もしているとのことで、その写真も見せて下さった。幅一メートルくらい?その写真からは、故人を思う気持ちと、生と死に向き合っている先生の温かさが伝わってくるようであった。

大切な人を亡くしたとき、悲しむこと、泣くことは自然なこと。その気持ちについて話し合うことは大切なこと。でも泣くことを拒絶し、心を閉ざしているときには、感情はブロックされ、喪の作業が滞ってしまう。感情が湧きあがってくる自然な経過に任せることができれば、よきものを与えてくれると言う。また、感情を表現するためには、儀式、故人との対話など、「何かをする」という意味ある行動が大切であることも教えて頂いた。滞っている場合、自己治癒のプロセスをすすめていけるよう先生は、EMDRや様々な技法やイマジネーションを豊かに使われながら、癒しのプロセスを援助されているが、そのお話に痛みを感じながらも癒しがおこる平和や信頼、力を感じさせて頂いた。

また、喪失について、喪の作業について、いろんな思いやイメージが湧きあがってきたが、私自身のことや日頃の臨床を振り返る機会となった。悲しみ、痛みに寄り添いながら、癒しのプロセスを大切に、喪の作業のお手伝いをしていければなと思う。学びと癒しと、貴重な時間を過ごせたことに感謝。

SE仲間やいろんな方々とお話できたり、知り合えたのも有難かった。新たな気持ちで、明日からまた一週間、一日一日を大切に過ごしていこう。

5月13日(月) 西

昨日、今日と夏日。一気に暑くなったが、今日は心地よい風が吹いていた。最近、朝時間に余裕があるときは公園を通るようにしている。桜の次は、ツツジ、そして今は新緑が美しく、新緑の中を通り抜けるのは気持ちがいい。

昨日の午前中は、本社でセルフケアグループ。日曜の朝は、天六界隈はいつもより静かで落ち着いている感じがする。いつもの場所だけど、非日常を感じる空間で、五感に意識を向けてワークをするのは心地よい。アートワークをするのにはちょっと狭いけれど、少しでも工夫ができるとよいな。帰りに公園を通ると、シロツメクサを見つけた。子どもの頃は冠を作ってよく遊んだものだ。懐かしい~と嬉しくなった。

今日は、昨日娘からもらったピンクのポーチを鞄に入れ、本社にはお花のリースを飾る。どちらもたまたまピンク系。次女は「FLCに飾ってね!」と言ってくれたので、壁に飾ってみた。一日、ほんわか花の香りが漂っていた。二人の気持ちに、ありがとう。

毎日があっという間に過ぎていくが、少しでも自然を感じると、気持ちに余裕がもてる。落ち着いて、一つ一つに取り組んでいけるといいな。

5月12日(日) 村本

毎年恒例、司法臨床の日曜集中講義が始まった。応用とロースクールと協働で開講している授業なのだが、今年はどういうわけかどちらからも参加人数が少ない。今年で9年目になるが、いつも人気の高い授業だったのだけど。全体的に学生数が減っていることもあるのだろうが、ひょっとしてジェンダーへの無関心が拡がっているのではないかと少し懸念している。「女性と人権」に焦点を当てた講義なのだ。少なければ少ないなりに親密な雰囲気で授業を進められてそれはそれで良いのだけど、ちょっと残念な気もする。

今日は母の日で、娘からは薔薇のように見える美しいベゴニアの鉢を、息子からはカーネーションと大きな大きな西瓜をもらう。食べ過ぎでお腹がパンクしそう。子どもたちの気持ちに感謝。そういう自分はと言えば、葉書にプレゼントになるだろうメッセージを書いて送ったのだけど、やっぱり何か贈った方がよかったかな?

5月6日(月) 西

今日から仕事再開。連休中は、4月28日~5月3日までSE(ソマテイック・エクスペリエンス)トレーニングだったが、本当に充実した学びの深い時間を過ごすことができ、しみじみと感動する思いだった。今日は気持ちよく仕事をスタート。

月日がたつのは早いもので、はじめてSEトレーニングに参加してから丸4年がたつ。今回は、同期の仲間がオーガナイズされてのトレーニングで、私はアシスタントの一人として参加させて頂いた。オーガナイザー他、アシスタント、サポートスタッフも皆同期の仲間だが、皆それぞれが持てる力を発揮され、本当に頭が下がる思いだった。講師のスティーブ先生はじめ外国人アシスタントの皆さんも素晴らしく、もう一度SEを学び直すことができて感謝。

今回は神戸でのトレーニングということで、関西からの参加者も多かったが、西日本でもSEコミュニテイの輪がひろがるかと思うと嬉しい。研究所からもスタッフが二人参加!トレーニングは三年間続くが、これから三年間がとても楽しみである。

今回のトレーニングでは、トラウマからの回復に、まずは環境とのつながり、人とのつながりが大事であることを再認識した。私自身もまた、人とつながりながら、自分の内なる声を大切に、希望へと向かって歩んでいければいいな・・と思う。

5月6日(月) 村本

仕事がはかどったとは言えないが(もともとダラダラやる予定だったし・・・)、マイペースでいろいろやれた連休だった。小さな引っ越しの準備は思ったより進み、ワクワク。

今日は、とても懐かしい人に会いに京都まで行ってきた。FLCの初期、一緒に闘った同士と言おうか。娘さんの陶芸の個展があったのだが、素敵な女性に成長していた。作品に何とも言えない優しさが宿っていて、成長の過程を思い、胸が熱くなった。その懐かしい女性は、私にとっては当時と変わらないそのままだったけど、柔らかく素敵に年を重ねてきたことが伝わってくる。今は穏やかに、「ふつうに」暮らしているのだという。こんなひとときが与えられるのは、長く同じ仕事を続けているご褒美のように思える。

今夜は珍しく家族揃って晩御飯が食べれるというので、息子が買い物に行って何か作ってくれている。彼も忙しいなかでよく頑張っている。立派、立派。明日からまたバタバタと日常が戻るが、私も穏やかに「ふつうに」暮らせるよう。

5月3日(金) 村本

あっという間に5月だ。先週は身近なところで不幸があり、お葬式だった。若い人の早すぎるお別れは辛い。とくにご家族のことを考えるとやりきれない。これも順番なのだろうか。自分の順番はいつかわからないが、「明日死ぬように生きろ」なのだそうだ。大切なものを大切にしなければ。

通常、大学はほとんど祭日なしだが、GWの後半のみ束の間の休みがある。原稿書きや書類作りなどやるべきことを抱えながら、例年になくのんびりと仕事している。こんなふうにダラダラ仕事ができるのはなかなか良い。

そして今夜は娘がおつきあいしている人を招いて、小洒落たベトナム料理店で食事をしてきた。息子の方は学校のバーベキューだそうで、河川敷へ。いまや子どもたちもすっかり大人だ。こうして世代交代していくのだろう。

もうひとつ、小さな引っ越しをすることを決めたので、仕事の合間にパタパタと準備を進めている。インテリアを選ぶことは本来好きなのだけど、少々エネルギー不足かな。急ぐ必要のないことなので、のんびりとした気持ちでやることにしよう。