2012年7月 (スタッフの日記バックナンバー)

7月16日(月) 西

本格的な夏がやってきた!昨日の大阪の最高気温は34度、今日も33度。昨日の朝、蝉の声が一斉に鳴き出したと思ったら・・、この暑さ。昨日は朝から、今日は夕方から出社したが、眩しい日差しに日傘なしではいられない。

昨日はセルフケアグループが終ったあと、久しぶりにロフトに出かけた。目的は、フィンガーペインティグの絵具と紙、水彩画用(水彩色鉛筆)の紙と筆を探しに。

ボストンでの研修でアートセラピーの演習があったが、アートの素材によって自分の身体(心拍、呼吸、体温など)や身体感覚、情緒やイメージがどう変化するかを体験して、とてもおもしろかった。課題に添ってアートの素材が用意されているのだが、私はフィンガーペインティング、柔らかい土っぽい粘土と固い粘土(ナイフで削って使う)、最後は黒鉛筆で描く絵を体験(他の班では、今まで見たことないような水っぽい粘土? や、壁に貼った大きな紙に水彩絵の具で描く・・など)。トラウマセンターでのトラウマ治療の理論的枠組は、トラウマの生理学に基礎をおいているので、ソマティック・エクスペリエンスと統合して工夫できそうで、とっても刺激的だった。

まずはフィンガーペインティグは早速使えそう・・と、ロフトに出かけたのだが、フィンガーペイントティング用の絵具は置いてなくって残念・・。とりあえず、水彩画用の紙と筆だけ仕入れる。ついでに、来月のセルフケア・グループのアートワークの素材によさそうなものはないかな・・と、きれいな紙を探してみる。暑かったせいか、選んだのは涼しげな色になった!? マスキングテープというのが流行しているみたいで、色とりどりのテープがあってすごい。また何かに使えそうと、テープも選んでみた(綺麗な色だったので、写真に収めてみた↓)。アートセラピーは、素材を選んだり、準備する過程もワクワクして楽しい!

この暑さに負けないように、まずは睡眠リズムを整えて(整骨院の先生には、寝てますか!?と声かけて頂き、反省と感謝と)、元気に夏を乗り切りたいものだ。

7月14日(土) 村本

コミュニティ心理学会で札幌に来ている。せっかくなのでおいしいものを食べなくちゃと、短い時間を有効利用すべくタクシーに載って、ガイドブックを見せ、大通公園にあるスープカレーの店に行こうとしたが、運転手さんが、「スープカレーなら絶対ココ!」と言うので、そっちにする。「マジックスパイス」というスープカレー発祥の店で、運転手さんは30年も通い続けているという。たしかに感動的にうまい。もとは病院だったものを息子がカレー屋にし、娘は歌手として活躍しているというから面白い家族だ。

午後は「べてるの家」の講演とシンポジウム。べてるの面白さについては何度も聞いていたが、直接その話を聞くのは初めて。統合失調症の人たちが入退院を繰り返しながらも、昆布産業を成功させ、妄想・幻聴大会を開き・・・とユニークな活動を展開してきたところだ。浦和という町は、アイヌが多く、戦後、強制労働被害者たちを受け入れたりという文脈があったと聞き、なるほどと思う。「自分らしい苦労を取り戻す」「生きる苦労の主人公になる」などの方針に納得。また、「当事者研究」という構造化を行い、他者が入る余地を開くことで、問題が課題になるという。他者を介在させることで、自分を相対化できるとも言えるだろう。

そうこうしながら、現在、私の大きな課題となっている臨床心理士養成のための教育や実習の在り方についての情報収集をする。こう考えれば、学会というのも助け合いの場になりえる。職場でもそうだが、組織で何かに取り組むということは、自分の限界を前提にそれぞれの力をうまく合わせることで最大の力を発揮することを目指すことだろう。喧々諤々あったとしても、結果的にそんな可能性が見えると希望が持てる。べてるの人は、「弱さをつながりの力に!」と言っていたが、そうだなぁ。

7月14日(土) 津村

日記どころか月記だ!

沖縄本島出張から戻って6月10日に書いて、それっきりになっていた(汗)。

それからは藤井寺市で子育て中の保護者の講演、姫路市で保育士対象に虐待対応の研修。そして同じく姫路市で新任保育士の2日間集中研修。若者たちは本当に可愛い!

生駒市で子育て支援ボランティア養成の講義、大阪市某区の主任ケアマネ対象にクレーム対応をテーマにした研修、大阪市某区の福祉職対象に「ストレスマネジメント」をテーマに講演。

大阪市内の私立保育園勤務の保育士さんたち対象に終日研修。そしてNPO法人 FLC安心とつながりのコミュニティづくりネットワーク主催のグループ・ファシリテーター養成講座で2日間みっちり講義。

そこから今度は沖縄離島へ。宮古島と石垣島に。いずれも保育士研修。美しい景色、海にはほっとする。ご依頼先の方たちともいろいろとお話しできて、楽しい時間だった。

それから島根・浜田市へ。福祉中堅職対象の終日研修。それから加古川市で管理職対象のメンタルヘルス研修。

そして、京都の某大学でゲストスピーカーとして「ストレスマネジメント」について講義。東大阪市で集団給食に関わる方たち対象にコミュニケーションをテーマに講義。

京都府向日市で「ひとりっ子、きょうだいがいる子」というテーマで保護者向けに講義。茨木市で保育士・幼稚園教諭、地域の子育て支援者たちを対象に講義。同じく茨木市の某保育所で職員研修。

そして昨日は大阪市立子育ていろいろ相談センターで学童期・思春期の子育てをする保護者対象の講義。

・・・・というスケジュールで、この合間に定例の講座が入ったり、打ち合わせが入ったり、論文を書いたりと、トホホにハードな日々だった。

いろんな場面で頑張っていらっしゃる方たちと出会え、刺激をいただき、感謝。

あれこれ本当は書きたいことがたくさんあるのだけれど、ご縁のあった方たちに心からお礼を申し上げたい。

そしてくんちゃんが既に書いているピアノコンサートにもちょっと顔を出した。癒しのひとときに感謝。

さて、来週はまた島根・松江に行く。大好きな土地で毎回楽しい。

特に変わったことはないけれど、連日の蒸し暑さ、移動で涼しい電車と暑い外気との行ったり来たりで、すっかりやられてしまった感がある。

昨日久しぶりに整骨院に行ったら、随分バテていると指摘されたが、本当にそんな感じ。しゃんとしなくてダメだなー。ゆっくり休養して、バランスよく食べて、来週からに備えよう。

そうそう、沖縄では「さんぴん茶」というが、ジャスミンティーというのは、スッキリしていていいねー。沖縄に行くと必ず飲むのだけど、帰ってきても気に入って、コンビニなどで見つけたら飲んでいる(笑)。

夫はクセがあるからと得意ではなさそうだけど、私は大好き。アールグレイ津村と異名をとるくらい(ウソ)、アールグレイは大好きだけど、ジャスミン津村でもいいかな(笑)。

そうそう、先日は友人と京都支所の近くの緑茶カフェに入ってみたが、ここのブレンド茶のおいしいことー!帰りにほうじ茶ブレンドと茎茶ブレンドを買って帰った。

いまほうじ茶を楽しんでいるが、この香りがたまらない。河原町三条にあり、スイーツもおいしかった。

http://sanoah.jp/

過覚醒状態になりがちなので、なんとか緩める方法を無意識に模索しているのかな。ほっこりー。

今夜は自治会のお祭りで周辺がとてもにぎやか。いつもだと、おでんを買いに走ろう!とするのだが、今夜はものすごーくあっさりヘルシーメニューにすることにしている。

7月11日(水) 村本

今年も大学の方で東日本家族応援プロジェクトを始動させている。8月には京都で避難者向けのプログラムを実施することが決まった。きのうは、準備の研究会で、きょうとNPOセンター、京都災害ボランティア支援センターの方の話を聞いた。これまで避難者の人たちのことをあまり知らなかったので、問題の重要性をあらためて考えさせられた。

ひとことで避難者と言っても、本当のところ、仮住まいの転居を繰り返しておられる方、京都の市民であるとすでにアイデンティティを持っておられる方など、さまざまだ。被災体験を伏せて転居し暮らされている方もいるだろう。たくさんのものを失って、先行きの見えないなか、故郷や大切な人たちと別れて新しい土地に移り住むのはどんなにか大変なことだろう。どうしても自分の親と重ねてしまう。

とは言え、あちこちで何度も繰り返し書いてきたように、本当のところ被災者とそうでない人という分類ができるものでもない。だから、私たちがやっているプロジェクトは、東日本大震災との関わりを連想させる東日本という冠をとりあえずつけてはいるものの、そこに強いこだわりがあるわけではない。もとよりピンポイントの支援ができようはずもなく、ゆるやかになにがしか応援のメッセージが届けばと願う。

今日は現場の日だったが、ここにも、それぞれに背負うものがあって厳しい状況のなかを精一杯生きている子どもたちがいる。これ以上頑張れと言うことなどとてもできないが、でも、何とか踏ん張って自分の人生を大切に守って欲しいと祈る。他にも次々といろんなことがある。大きなことはできなくても、希望を持ち続けて小さなできることを重ねていきたい。

7月8日(日) 村本

今日はピアノの発表会だった。音大の学生や卒業生たちの発表会に混ぜてもらっているので、とにかくせっかくの演奏会を台無しにしないよう、足をひっぱらないようということだけを考えているが、とりあえず大きな失敗もなく無事に終えることができた。モーツアルトは独立したシンプルだが美しい旋律が重なり合って構成されているので、デュオで息をぴったり合わせるのはなかなか難しい。

この発表会は、とにかくみなさんの演奏を聴かせてもらうのがとても楽しみで、今年も盛りだくさん、かなり聴き応えがあった。聴いていると、「やっぱり根本的に技術が違うんだよなぁ・・・」と実感し、ちょっとへこむが、でもそれは仕方のないことだから(人生に費やしてきた時間やエネルギーがそもそも違うわけだし)、持つものが少ないなりに何とかせめて持てるものを十分に表現できることを目指したい。

味わいにはさまざまに可能性がある。現役生は日々バッチリ練習しているのだろう、技術の完成度を感じるが、社会人の方々は仕事や子育てと並行させて練習できる時間は限られているだろうに、情緒や深みと余裕が感じられる。計4時間ほども多種多様な演奏が聴けるので、とても勉強になる。今年は、中澤道子さんという作曲家によるできたてほやほやの曲の披露もあり、これが素晴らしかった。1週間前に出来上がったというのに、完璧に弾いてしまう先輩方にも驚き。本当に素敵な演奏会だったな。

そして、きのうは娘の誕生日だったので、晩はみんなで待ち合わせて珍しく食事に。職場ではいろいろ問題が生じていて、正直、当分頭の痛い日々だが、また前向きに頑張ろう!と思えた日曜だった。

7月4日(水) 西

早くも7月。1日に無事ボストンから帰国したが、成田空港に着いたときのまず第一声は「蒸し暑っ!」だった。翌日から仕事に復帰しているが、研修でたくさんの刺激を受けて気力は十分。でもちょっと喉風邪を引いてしまってトホホ・・。時差ボケもなく(飛行中、ずっと寝続けたおかげ?)、身体はけっこう元気に動けているので良しとしよう。

毎日ムシムシ、ジメジメと過ごしにくい天気だけれど、気分だけでもすっきりさわやかにいたいものだ。気分転換にと、ボストンの街で撮った写真を眺めてみる。おしゃれなデザインや鮮やかな色を見ていると、しゃきっとする。

そういえば、二週間前に立命館大学で勤務するスタッフ(安田)の授業のゲストスピーカーとして、一コマ話させていただいたが、用意していたパワーポイントの写真は学生さんにも好評だった。テーマは「心と身体をつなぐトラウマ・ケア〜身体感覚アプローチの実践から」、ワークでは写真をつかってイメージ(視覚)と身体感覚、感情とのつながりを体験してもらったが、セルフケアに活かしてもらえそうで嬉しい。

五感やイメージを使ってこの蒸し暑い季節を乗り切ろう〜。

 

7月1日(日) 村本

はや7月。あちこちで紫陽花が宝石のように輝いている。本社でも、まめなスタッフが琉球朝顔と紫陽花を咲かせてくれて、ブルーが目にまぶしいほど。「雨もいいな〜」と思える季節である。

金曜夜は、「戦争と平和を考える」という講座で、「平和心理学の可能性」という話をした。多くは、1〜2回生(なかには高校3年生も)という最近では珍しく若い人たちに向けた講義で、しかも、心理学関係からはほど遠い政治や国際関係の学生たちが多く、いつもとずいぶん違うグループだった。

私自身は、自分で心理学をやりながらも、心理学を過信するのはリスクがあると思っているので、常に自分自身のやっていることを相対化し、批判的な視点を忘れないように努めてきたが、今回は「心理学の可能性」について話すのだから、いつもとちょっと勝手が違う。運動や歴史、政治的な背景を持つ人たちと一緒にいると、「やっぱり心理学も必要だよな」と思うのは事実だから、そっちの方を強調しなければならない。

熱心な聴衆たちで、心理学の話は珍しいらしく、興味津々で聞いてくれて、手応えも良かった。終了後の懇親会でも、いまや自分の子どもたちより若い人たちと議論し、他方、お世話をしてくださっている同世代の人たちとは昔の学生時代の話で盛り上がったりして(こうして、だんだん年寄りになっていくのだろう)。なかなか楽しいひと時だった。

ゆうべは、夫が収録していた「毎日が夏休み」という映画を観た。山田洋次監督が選んだ家族映画50作のひとつだそうだ。大島弓子原作のなかなか面白い映画だった。ほんと、毎日が夏休みのように生きられたらいい。働くことだって。