2005年8月 (スタッフの日記バックナンバー)

8月31日(水) 村本

 最近、企業向けのストレス・マネジメント研修に行く機会が増えた。今日も。不思議に思うのだけど、ストレス・マネジメントの研修をすることが、自分のストレス対処のひとつになる。やっていて、何だか楽しいのである。研修のなかで、一緒にリラクセーション課題をやるのもいいのかもしれない。よその職場を訪れると、その場の空気というのか、風土というのか、メンタルヘルスの具合を体感することができる。今日訪れたところは、予想に反して柔らかだった。職業柄、緊張度は高いと思われるが、力を抜くことが上手なのだろう。大切なことは、引き締めることと緩めることのメリハリをつけること。講師を務めつつ、自分にも研修しているようなものだ。

8月28日(日) 村本

 早速、大忙しの日常に戻った。きのうは面接とNPOの面会プロジェクト、今日もNPOの怒り援助者講座。NPOの2つのプロジェクトが続けて助成金を得、活動に弾みがついたので、どんどん忙しくなる。例年、秋は最も忙しい時期だけど、今年はそれに輪を掛けた感じ(毎年、こう言っているような気がする・・・)。年内の日曜は、早くも、1回を残すのみ。今のところ、旅のパワーアップ効果で元気に駆け出しているが、ついつい、悪い癖で、駆けすぎてこけないよう注意しておかなくちゃ。きのうも、NPOのメンバーと話していたのだけど、どうしても頑張りすぎてしまう。今回の旅では、状況によっては、自分がどんなに辛抱強く、自分を抑えて我慢してしまうかを痛感した。気楽に、でも、着実に仕事をやっていける人を羨ましいと思うが、きのう、わいわいと話しながらわかったことは、しんどいと感じることも多い代わりに、喜びや感動は人一倍多いのかも。そんな自分の性格を抱え、息長くつきあっていかなければならないけれど、一方で、年齢的な変化を受け入れ、生き方を修正していかなければとも思う。これが私の中年期の一番の課題かもしれない。

8月26日(金) 村本

 バリから帰ってきた。教育あり、宗教あり、芸術あり、そして、アウトドアとおいしい食べ物あり・・・の盛りだくさんの旅行だった。キッズゲルニカやホリスティック教育のカンファレンスのほか、小さな田舎の村で執り行われた魔女ランダの儀式につきあわせてもらったり(15時から真夜中の3時すぎまで!しかも、そのうちの半分は浮上だからとトイレへも行けない)、バリの精神病院を見学したり(見物人が儀式のトランスから抜けられないままということがごく稀に生じ、そういう時は、伝統的なヒーラーのところへ連れて行かれ、それでもダメなら、何と精神病院へいくのだそうだ)、王宮で毎晩行われるバリ舞踏、また、現地の先生にレッスンも受けてみた。テゥンガヌンというバリの原住民が住む小さな村へも行ったし(世界でここだけ、グリンシンというダブルイカットが織られている)、聖アグンさんの登山、海中もすばらしかった。そして、おいしいミ・ゴレン(焼きそば)とナシ・ゴレン(焼きめし)。国外へ出て、日本食が恋しくならなかったのは、今回が初めて。盛りだくさんだったけれど、それでも、やり残したことがいろいろあり、また、いくらかの足がかりもできたので、近いうちにまた行きたいものだ。とくに、今回、ヒーラーへのつてが出来たので、是非、尋ねてみたい。それまでに、インドネシア語を少し学んでおきたいのと、踊りだけでなく、ガムランにも挑戦してみたいと思っている。行く前に読んだ山下晋司さんの『バリ観光人類学のレッスン』がとても面白かったのだが、バリ現象への興味は尽きない。早稲田にはバリ学部だか学科だかが出来たのだとか。さもありなん。さっ、明日から元気に仕事しようっと!(今夜はバリダンスのレッスンだった・・・)

8月22日(月) 津村

 休暇から本格的に始動!という今日、大学生のインターンもやってきて、にぎやかに始まった。ちょっと緊張した面持ちでやってきた、ふたりの学生たち。午後にはちょっとリラックスした様子。1週間という短い期間ではあるけれど、いろいろと学んでもらえるといいなあ。

 娘も合宿から帰宅した。1日じゅう続く講義の後、まだ終えていない夏休みの宿題を友達と朝方まで頑張り、すっかり寝不足だという。帰宅してバタンQかと思ったら、また宿題の続きに余念がない。立派といえば立派だけど、溜めずにやるのが一番だよ(笑)。

 という私も仕事を溜めずにきっちり片付けていかなければ(滝汗)。

8月21日(日) 森崎

 夜、気がつけば秋の虫が鳴きだしている。庭を見れば、秋の七草のひとつ「フジバカマ」が小さなふわふわした花をつけ、「紫式部」も丸いかわいい実をいっぱいつけている。名前の通りのきれいな紫色に染まるのが待ち遠しい。稲穂も顔を出し、実りの季節も近い。夏もそろそろ終わりだ・・・

 お盆休みを終え、夫が単身赴任先へ帰っていった。いつものように、息子、父親、夫とみんなにサービスして帰っていったな(笑)。今回は私にとっても、ハードスケジュールを乗り越えての待ちに待った休暇だったので、夫に付き添っての帰省後、日ごろ脂っこい外食と粗末な自炊でがんばっている夫に美味しいものを、と料理しつつも、「私の休暇はいつだ〜」と少し不機嫌にもなった。しかし、昨日は、(5月から実施していた「怒りのコントロールを学ぶ」連続講座の最終日)出かける際までばたばたしていたら、洗濯干しをかってでてくれたし、やはり夫がいるというだけで、精神的に軽減されるものがあり、後半はのんびり過ごせた。さあ、ゆっくりエンジンをかけて、明日からまたがんばろう!!

8月21日(日) 津村

 今日も講師。「ストレス」がテーマだった。そういえば最近よく講演先で、「あまり叱ると子どもにとってストレスなのではないか?」という質問を受ける。傷つけてはいけないから人前で叱らない方が良いのではないかと聞かれたこともある。良くない行為をその場で止めてもらえない方が子どもにとってマイナスだと思うのだが、これも「ストレス」という概念が私たちの生活に馴染んできたからこその質問なのだろう。

 けれど、これは大事な問題を見落としてもいると思う。「我が子が友達を叩いた。でも、その場で子どもを叱るのは、本人のストレスになるのではないでしょうか?」と聞いてきた方がいる。目の前の我が子がしたことで傷ついた相手の気持ちはどうなるのだろう?良くないことをしたことを教えてもらえない子どものマイナスの影響も、どうなるのだろう?

 ストレスは、ゼロにすることを目標にしてはいけないといわれる。しんどいなと思う課題を抱えても、それを乗り越えることで成長したり、痛いことでも受け入れて、人として生きる上で何が許されないのかを学ぶこともできる。もちろん、自分の鬱憤を晴らすような、「叱る」とはいえない「キレる」行為はない方がいい。それと叱ることは別だ。

 子どもの話をよく聴いてやることは大事だ。けれど、ここぞという時に毅然と叱ることも同様に大事だと私は思う。とはいえ、「何がこの子のために良いのだろう」と頭を悩ませることは、私にもよくあり、何が良いのかよくわからないまま、五里霧中で手探りをしてきたような感がある。たくさん間違えたこともあると思うので、子ども側から異議申し立てが来た時には、しっかり聴かねばな。

 娘は合宿2日目。明日にはへとへとになって帰宅するのだろう。今夜は夫とふたりでまた、散歩にでも行こうかな。今朝は夫婦ふたりで犬の爪切りに必死。これをやると犬から半日くらい嫌われ、寄ってきてもらえなくなるが(涙)。犬を連れて、夜の散歩はなかなか楽しい。帰宅すると「自分たちばっかり楽しんできたな」と言いたげな顔で猫の態度が悪くなるのもお約束のパターン(しかし猫は一歩も外に出られない、完全な家猫なのだ)。

 さあ、また1週間が始まる。毎年夏に女性ライフサイクル研究所が受け入れている大学生のインターンシップ。今年は8月前半にひとり、後半にふたりを受け入れた。また新しい学生が明日からやってくるのだ。自分の娘といってもおかしくないような若い女の子たちが来るので、とても可愛い。お昼休みに一緒にご飯を食べて雑談するだけで、彼女たちには刺激になっているそうだが、去年だったか、実習記録に一度、「昔の人の考え方はまた違うんだなと思いました」と書かれ、ズッこけたことがある(笑)。昭和50年代後半に生まれたような子たちから見れば、確かに私たちは昔の人なのだろう。でもひたむきに何かを学ぼうとする若い人たちの姿勢に、こちらが良い刺激をもらえてもいる。明日からも楽しみだ。

 来週は、さらに「キッズサポータースキルアップ講座於大阪」がある。子育てボランティアの方や保育士さん、幼稚園の先生など、子育て支援に現役で関わっている方にはお勧めの講座だ。既に京都開催を終了した。「虐待防止を視野に入れた子育て支援」「子どもの発達を学ぶ」「援助の専門性とストレス」「困った子どもの対応をロールプレイで学ぶ」「保護者対応のポイント」など、現役で子育て支援に関わっている方のための内容にしている。まだ定員に若干余裕があるそうなので、是非いらしてくださいませ。

月20日(土) 津村

私の夏休みは終わり、今日から始動。数ヶ月ぶりに数日まとめてのんびりする贅沢をしたので、「充電完了!」という気持ち。久々に家庭人らしいこともできて、家もすっきりして、気持ちも余計にさわやか。午前中にひとつ取材を受けて、午後は講師に。また明日も講師だ。秋からの講師ラッシュも元気に行こうー!

 休み中に読んだ本で面白かったのは、アフガニスタンで医療援助活動を行った医師のエッセイだ。仕事以外の本を読む機会はあまりないのだが、『アフガニスタンに住む彼女からあなたへ〜望まれる国際協力の形』(山本敏晴著、白水社)という本。近所に住む友人の子どもの夏休みの課題図書だそうだが、「これ面白いよ〜」というので読ませてもらったら、本当に面白かった。この著者である内科医、ものすごく現地の文化に溶け込んでいて、深刻な事態の中、実にしなやかに人生を楽しみ、活動をしているのだ。「へーえ」とびっくりしたのは、イラン文化には現地語で「ターロフ」と呼ばれる社交辞令があること。

 「我が家に来てお茶を飲みませんか」と誘うが、実は本当には誘っていない・・・これは日本でも珍しくないことだけれど、イランの場合、社交辞令で5〜6回は誘うのだとか!本当に誘っている場合は10回以上言うそうなので、本当に誘っているのか判断するためには、そこまで断り続ける必要があるというのだ。これはタクシーに乗ってもそうらしく、料金を「結構」と言って運転手が受け取らないが、「あ、いいのかな」とそのまま降りたら大変なことになるらしい。5回以上断られても「いえ、そうおっしゃらずに」と渡し続けないといけないそうだ。なんというまどろっこしいことだ〜!

 そこいらじゅうで麻薬が採れるアフガニスタンでは、子どもがなかなか泣き止まない場合、静かにさせるために母親が麻薬を飲ませてしまうなど、笑っていられない文化も紹介されていた。これは伝統的な文化なのだそうだが、治療は困難なのだそうだ。説教をして母親に返しても、静かにさせたい場合はまた飲ませるので、治療は隔離しかないのだが、隔離して入院させる施設がないからだ。

 過酷な場で医療援助を行った彼は、まず政治の安定が大事だと述べる。戦争を起こさないことだ。それには教育だと。違いを受け入れ認め合うことの大切さを伝えることが大事だと言う。その他にも私たちができる身近な国際協力についても述べていて、とても興味深い。面白そう〜と思われた方はご一読を。

 さてさて、今朝から娘が高校の合宿に出かけた。大学受験の厳しさを知るための?合宿のようで、睡眠時間も削ってみっちり2泊3日勉強させられるらしい。うちの娘は帰宅後、その分きっちりと寝て帳尻合わせをしそうだけれど(笑)。元気で出かけたのでまずひと安心。私も夫と羽を伸ばそう〜。といっても別にどこに出かける訳でもなし、夜にのんびり犬の散歩を楽しむくらいだけど(笑)。

8月19日(金) 村本

 キッズゲルニカとホリスティック教育のカンファレンスでバリに来ている。ゆうべは、開会式でバリの子どもたちによるガムラン演奏とバリ舞踏の披露があった。若々しいエネルギーに満ちていて、すばらしかった。こちら側からも、学生たちと一緒にコーラスや河内音頭の出し物。楽しい一夜だった。赤道に近いというのに、案外涼しく、夜は寒いほどで驚きだ。到着した夜、三千メートル級の聖アグン山の登山に挑戦したが、上着を着ても震えがとまらないほど。ハードだったが、日の出を拝む気分はなかなかだった。今日は、これからカンファに出席。晩はバリマッサージの予定で楽しみ!

8月19日(金) 森崎

 娘は昨日からまた学校が始まり、息子も部活再開。夫は休暇を楽しんでいる。私といえば、結局、お盆休みは帰省で親孝行。帰宅後は、家事中心しばしの夫孝行で、仕事がないというだけの毎日・・・。これを「のんびり」と言うのだろうけれど・・・・

 昨日、以前から買ってあった防災グッズで、台風・地震対策をし、夫婦のコミュニケーションタイム(笑)。食器棚に「割れてもガラスが飛び散らないシート」を貼り、地震で食器棚の扉が開かないようにチェーンもつけた。雨戸のない階段上の大きな窓ガラスにもこのシートを貼った。台風が来るたびドキドキしていたのでちょっと安心。

 夫と子どもたちの関係は良好!子どもが幼いときのように、ふざけてはじゃれあっている。この空気はなかなかいいもんだ・・・

8月18日(木) 津村/

 夏休み4日目。

 初日は娘を連れて、私の両親とお墓参りに。なかなか行く機会がなく、数年ぶりのこと。その後、私のきょうだいたちが実家に集まってにぎやかに食事。たまにしか会えない姪や甥たちの成長がまぶしい。のんびりして、その日のうちに帰宅(やはり自分のうちがのんびりできていい。それと私が帰らないと犬と猫は落ち着かず、結構大変らしい)。

 翌日は1日中といっていいくらい、寝ていた!眠っても眠っても眠れることに驚いた。長くたまっていた疲れがドッと顔を出した感じ。夫にそう言うと「働きすぎなんだから、当たり前」と言われたが(笑)。

 翌々日は夫も休日。ふたりでのんびりと過ごす。クロスワードゲームをしたり、一緒にビデオを見たりして、ゆっくりと時間が流れた感じ。夕食もふたりで作って、その後ものんびり。  そして今日。朝からずーーーーっと家の中を大掃除。本当にすっきり。まだ満足な程ではないけれど、気持ちが随分さわやかになった。書類も大整理、あちこちを拭き、ごちゃごちゃした雑貨もまとめ、ベランダもごしごし。

 明日ももう1日休みがあるが、引き続き、家の中をすっきりさせたいな。気持ちがさわやかになると、家族との楽しい会話時間も仕事の能率もアップするようだ。土日は講師。短い夏休みはもう終わりを告げるけれど、本当にのんびりの休暇だった。

 実は私はかなりの出不精。講師であちこち移動しまくっているので、「エーッ」と言われるが、本当にそうなのだ。遠方に出ても、ついでに観光を楽しむということも殆どなく、すぐに大阪に戻る。家に戻ると、「あ〜、落ち着いた・・・やはり家がいい」と心底思う。仕事以外で外に出ることもまずない、筋金入りの出不精だと思う。

 仕事でもなければ多分外に出ないだろう私には、案外ぴったりの仕事なのかもしれない。出れば出たで、「海が見えた!」「景色がいい!」「空気がきれいー」と良い気分も味わうのだから。

 本来の出不精に戻って過ごした数日。寝転んで本を読むなんて、至福のひととき。さあ、随分充電もできたかな。また元気に頑張れそうだ。

8月17日(水) 森崎

 昨夜、夫の実家から戻ってきた。13日、中学校の同窓会がある夫と佐賀合流し、次の朝、長崎へお墓参り(田舎のお墓なので、炎天下の中草刈りから始める)、その後福岡の実家へ移動するというあわただしい3泊4日の帰省だった。その上、行きは良い良い帰りは・・・で、通勤電車のように込み合い揺れる新幹線で立ち尽くしての帰宅となり、疲れた。今朝は腰が痛い(草刈の腰痛か?)。

 今回は初めて子どもたちを残しての帰省だった。夏休みといえども、毎日学校や部活や塾で忙しい子どもたち。「友達とも遊びたいし、今年は行けへん。2人で大丈夫、やってみる」と言って家に残ったのだ。心配半分、しかし自立の練習をする良い機会かとも思い、2人置いて出かけることにしたのだが、「今年の帰省は一応こうなったから」と、出かける前に私の実家の母に言っておいたことが仇になって?いやいや幸いして?母は毎日夕方から来て夕食を作り、泊まって、昼食の準備までして帰って、また来て、を繰り返していたようだ。役に立ちたい、世話をしたいと思っているようで、まだまだ若い証拠。有難いことだ。子どもたちはそのサービス精神には少々疲れたと言っていたが・・・

 昨夜は、父親と寝転んで野球を見る息子の姿があった。娘はそろそろ進路のことも父親に話したいようだ。久しぶりに夫と過ごす思春期の子どもたち。さてさて、どんな数日間になるのやら・・・

8月14日(日) 村本

 珍しく、家族揃って、近場の温泉へ。息子は毎日10時間近く柔道の練習でヘトヘト(頑張ってて、先日は大阪府の大会で3位、高2では1位だったと、誇らしそうに賞状を廊下に張っている)、娘は夏休みの宿題をやってゆうべは徹夜だったとクタクタ(遊ぶ計画がありすぎて、まだまだ終わりそうにないのだと。それでも、今年は一応、受験生を自覚してか、計画的にやっているようで感心)。夫と私はいつもながら、自宅で仕事の1日。1時間後に約束をして、男湯と女湯に分かれる。それにしても、お盆休みだからか、人の多いこと。いつもは、お風呂あがりに、なぜか瓶入りのコーヒー牛乳を飲むのが楽しみなのだけど、全部売り切れ。息子のフローズンも売り切れ、しぶしぶカルピスを飲む。それにしても、子どもたちは仲がいい。「きょうだい仲良く」などと願ったことは不思議と一度もなかったのだけど、なぜだか仲が良くて、それほそれで、ありがたい。ついでに、マッサージチェア。あ〜、気持ちよかった。やっぱり日本の温泉は最高。

8月14日(日) 前村

 久々の登場です。実は現在、佛教大学の通信課程にて「高校情報科」教員免許取得のための勉強をしています。十数年前に中高の社会科免許取得して以来の学生生活です。以前より総取得単位数自体は減ったものの、仕事をこなしながらの自学自習は、やはりしんどいものです。しかも、文系の私にとって理系の教科は、かなりハードルが高いのです。

 4月、段ボール箱にてんこ盛りの教科書が届いた時「うわぁ、こんなに分厚い教科書なん?!」と驚き、その教科書の中身に目を通して「???これってどこの言葉???何が書いてあるか自体、訳わからへん」と呆然となったものでした。とにかく1つくらいはレポートを提出し試験を受けて、取っかかりを作らねば・・・と、訳の分らないまま1教科分のレポートを仕上げて提出、5月にテストを受けました。その後、月に最低でも2教科分を提出し続け、8月のスクーリング前に最後の2教科も提出。

 8月8日〜13日までの6日間はスクーリングで、京都の佛教大学にて毎日9時〜5時半まで、パソコン漬けの日々でした。5時台に家を出て、21時前に帰宅という毎日だけでも寝不足気味でしたが、各教科の課題についていく為には、日々の復習・予習は欠かせず、寝ていても頭の中で「プログラム」を組んでいたり、「アクセス」というソフトの「テーブル」というものを作成していたり、ホームページを作成するための「タグ」を考えていたり。つまり寝ているのが起きているのかの区別さえ定かではない日々の連続でした。個人課題も多く、これが完成しなければ「落第」!しかも、制限時間が設けられ、課題の度にジェットコースターに乗っているような感覚を、40分〜2時間ずっと感じ続けるという体験もしました。特に、最後の「アクセス」を使ってデータベースを作成する課題では、泥沼にはまってしまい、制限時間の5分前になっても課題ができあがらない状態で、おそらくまともに息さえしていなかった気がします。(生まれて初めて、「肩が凝る」というのが実感できました)

 来週末と来月初めの2回で合計4教科のテストを受けます。提出したレポートが全て合格しており、テストにも合格していれば、履修は修了。情報科免許の申請ができます。残りあと少し、精一杯頑張らねば。それにしても、自分では日頃から勉強しているつもりでも、まだまだ脳の一部分しか使っていなかったのだなぁと実感した日々でした。こんなにもの凄い量と質の勉強をし続けたのは、いつ以来なんだろうと思います。この体験、これからも活かしたいと思うばかりです。

 「一緒に頑張った同じクラスの皆さん!お疲れ様。続けて他の単位も頑張って取得しましょうね」

8月14日(日) 津村

 4月から本当に突っ走ってきたけれど、ようやく私は明日から夏休みだ。自分が好んで入れたスケジュールながら、相当に無理をしてきたなと思う。明日からはゆっくり休むつもりだ。

 秋からは、またまた講師ラッシュが始まる。しっかり休養して、体力をつけて繁忙期を楽しく乗り越えられるといいなと思う。

 日航機墜落から20年。実はこの年の夏、事故の2ケ月程前に私は夫と出会っている。デートをしていた時にこのニュースが飛び込んできて、本当に驚いてテレビに釘付けになったことを今も覚えている。毎年、このニュースを新聞やテレビで見聞きする度に「ああ、●年経ったか・・・・」と思っていた。

 20年目の今年はこの大事故がドラマ化されたので、夫と見てみた。高校野球を見るために、ひとりでこの123便に乗り、事故に遭い、わずか9歳でこの世を去った男の子の両親がこのドラマの主役だ。

 愛しい息子が墜落までの時間、ひとりきりで何を思い、どうしていたのか。それを考えると母は気が狂いそうになったという。遺族会を作り、その中心として活動し、その会もひとつの役割を終えたかと思った頃・・・・電話が鳴る。

 それは同じ遺族で、22歳の娘を亡くした母だった。帰省を促し、チケットまで手配した我が身をずっと責め続けた母。その母が、娘の隣の席に、この男の子がいたことを知ったのだ。「娘は子ども好きでした。きっと●●くんの手を握っていたはずです」。

 その言葉が、どれほど男の子の母を救ったことだろう。死の瞬間まで、息子はひとりではなかった。優しいお姉さんに手を握られ、きっと励まされていたのだ。

 事故から20年。遺族の痛みが癒えることは恐らくないのだろう。そうしてまた夏がきた。御巣鷹の鐘が鳴り響く。天国にいる520名の犠牲者の冥福を私も毎年祈る。

 航空機トラブルが相次ぎ、本当にあの大事故は教訓として生かされているのか、残念でならない。まかりまちがえば大惨事になりかねないトラブルのニュースが相次ぐことは不安だ。安全と安心は、本当に小さな誠実の積み重ねに生まれる。

 ずっと忘れないようにしよう。520名もの人が突然にこの世を去らねばならず、残されたご遺族がどのような思いでそれを受けとめねばならなかったのかを。

8月11日(木) 村本

 レポートの採点に明け暮れる。全般的に、みな良く書けていて、授業をやった甲斐があったというもの。読んでいて、こっちも面白い。へえと感心させられることもある。基本的に、レポート課題は、授業を受ける前と後の自分の変化を記述してもらうような内容にしている。それによって、授業を通じて、新たに学んだことの整理ができるからだ。司法臨床のレポートからは、出発点における他領域への問題意識の高低には個人差が大きいが、それでも、それぞれなりに明らかな進展が見られる。これで、授業開設の第1の目的は達したことになる。また、ロールプレイ演習に半分の時間を当てたことは、法の学生にとっても、心理の学生にとっても、良い学習になったようだ。グループの授業でも、講義半分、演習半分の構成にしていることが効を発していると感じている。私は、やっぱり、理論と実践をバランス良くやるのが好きなのだ。後期は、学部の大講義があるので(例年どおりフロイト)、自分にとってはバランスが悪いのだけど、今年の新しい工夫としてどんなことができるのか?夏休みに考えてみよう。あれこれ工夫しながら授業をするのは楽しい。

8月10日(水) 村本

 きのう・今日は、毎夏恒例の「わくわくチャレンジキャンプ」に参加。兵庫県養護施設協会による養護施設の子どもたちのための3泊4日のキャンプで、60人の子どもたちに大学院生ボランティアが1対1でつく総勢180人ほどの大所帯キャンプだ。一筋縄ではいかない子どもたちなので(学生たちも、かも)、毎回、トラブルは尽きないのだけど、子どもたちはかわいく、笑いあり、涙あり。最後の別れのワークでは、それまで突っ張っていた子どもたちが眼を赤くしていたり、子どもとの関わりに不器用だった学生が思わず子どもをひしと抱きしめたりと、必ずしも、関わり方が上手なわけではないけれども、それでも、それぞれなりに、相手の存在を大切に思い、受けとめていることが伝わってくる。技法がなくても、結局は、他者への思いなのだと嬉しくなる瞬間だ。プログラム内容も、毎年工夫に工夫を重ね、洗練されてきた。今後、さらに取り組みを展開させていくようだ。子どもたちのために頑張ろうという意気込みにエンパワーされる。継続しているからか(今年で6回目)、中核になって支えてくれている施設の方々や、他の先生方とも、何とはなしに一体感があり、コミュニティ感覚を持てる。私にとって、実は、夏の楽しみのひとつだ。

8月8日(月) 村本

 今日は、内部スタッフ向けの発達障害についての研修。発達障害などを持つ親の会である「おたふくの会」の方々を招いて、お話を聴く。自分の子にもその毛があるので、障害の診断と個性についてどう考えるべきか迷いがあった。今回、すっきりしたことは、本来、個性として、受け入れられ、個別の対処がなされるのが当たり前のことが、社会の価値観があまりに画一的なので、そこから外れる子どもたちに名前をつけて、特別な支援をするという手順が必要になったということなのだ。現代社会の中で、周囲のあり方に馴染めず困っている子どもたちが、少しでも生活していきやすいよう、援助していくことは必要だ。それと同時に、やはり、必ずしも診断が下されない範囲の子どもたちにも、相応の援助が必要なのだ。まっ、もともと診断とはそういう類のものだ。それにしても、画一的な価値の中で生きていくのはしんどい。考えてみると、ああ、自分にも、あの人にも、この人にも、ちょっと人とは違った変わった一面があることに思い至る。たとえ、「ちょっとヘン」と言われても、それなりに自分の力が活かされる場所があり、人と関われる場所があるということが大事なのだ。大人として、子どもたちがそんな場所を一緒に探す援助ができるといい。

8月7日(日) 村本

 今日はお休みの日曜日で、8月の登山。犬鳴山から高城山へ。最近、疲れ気味だからか、結構、バテバテで歩く。ブッシュにあたった途端、左手に鋭い痛みが。びっくりして見てみると、手の甲に大きく派手な模様の青虫が乗っているではないか。ギョギョッ・・・。慌てて、振り落としたが、みるみる間に、青虫の形に赤く腫れ上がっていった。猛毒だったのか、半日経った今も、ヒリヒリ、ピリピリ痛む(帰り、薬局に寄って、薬を塗ったのだけど)。泣きそうになる。青虫のお腹にこんな毒があるとは知らなかった。自然を侮ってはいけない。やっぱり、長袖、長ズボンに手袋が必要なのだ。帰り道、犬鳴渓谷の滝壺で手足を冷やす。気持ちいい。最後は、もちろん犬鳴温泉。ゆっくり浸かった後、大広間でウトウトしてから、もう一度、温泉に浸かって、帰路についた。大阪は今日も相当に暑かったらしいが、山は涼しくて、寒いくらい。リフレッシュして、元気になった!

8月4日(木) 村本

 今日・明日は、芸術教育研究所の保育研修大阪バージョン。今夜は講師の交流会で、なぜか土佐料理を食べながら、長く話し込んだ。講師のバックグランドがさまざまなので、話題は多種多様、笑いあり(基本的に陽気な人が多いから、これが一番多いかな?)、勉強あり、思想ありの充実した時間だった。ナチュラリストの藤本さんは、いつものようにコスタリカの自慢話。聞けば聞くほど、憧れは募る。軍隊がなく、教育や福祉に相当のお金を使えるので、人々の意識が高い(確かに、軍隊にかかる費用たるや膨大なもののはず・・・)。もちろん、暴力や犯罪がまったくないわけではないが、基本的に土壌が良いので、そういった問題も抱えながら十分にやっていけるということらしい。政治家の選挙の時期には、小学生も学校で模擬選挙をし、結果が公表されるのだと。基本的に資源がない国なので、自然保護に力を入れることで国を成り立たせているというが、いったい何が違って、同じように資源のない日本はこうなってしまうのだろう?コスタリカの心理学はどんなふうなんだろう?興味は尽きない。是非、いつか行ってみたいな〜(8月末のウルルン滞在記では藤本さんが編集したコスタリカをやるそう)。

8月4日(木) 森崎

 昨日、意気込んで、一気に3人で家の中を片付けようともくろんでいたが、やはりみんな忙しく、この暑さで疲れているし、あまり上手くはいかなかった。息子は朝(?)12時まで寝ていたにもかかわらず、昼ご飯を食べて3時ごろからまた昼寝をしていたし、娘は自分の作品集をファイルして持っていくのだとかで忙しそう・・・。みんなを上手く巻き込み、「今夜は外食だ〜!」とエサで釣ろう作戦も失敗で(うちの子たちは、移動が自転車だからか、美味しい店がないからか、私の作るご飯が美味しいからか?外食といってもあまりよろこばないのだった)、結局カレーを作った。

 しかし、この散らかり様はイヤだ!そこで作戦を変更した。まず、自分の物を片付け、洗濯物をたたみ、娘や息子のものをかためる追い込み作戦。明日の朝までには自分の部屋にもって行くと言うので、しぶしぶ了承。掃除は今朝に回した。

 しかし、朝、久しぶりにすっきりしたリビングでさわやか気分〜!仕事と家庭のバランスが取れてないとストレスになるのだと実感した。仕事では身体を動かすことが少ないので、今朝は結構家の中で動いた。午後からは、またパソコンに向かって座ったままの仕事。あ〜肩凝ってきた・・・

8月3日(水) 津村

 森崎が書いてくれたが、キッズサポータースキルアップ講座・京都開催が無事終了した。ちょっと補足すると、去年開催したのは、キッズサポーター養成講座だ。初心者や、これから子育て支援に関わりたい人のために企画したが、「現役対象の講座を」という声が出たことと、日頃から講師活動をする中で現役援助者の疲弊が気になったこともあり、今年は思い切って現役対象に、しかも心理的な分野に焦点を当てて開催をすることにしたのだ。

 あちこちで子育て支援に関わる方が集まり、相互交流という点でも参加者の方々の励みになったことだろうと思うし、実際そのようなお声をいただき、嬉しい限りだ。私も2コマを担当したが、仲間たちの魅力ある講義に、私も胸が弾んだ。もっと勉強しなくちゃな、私も。

 今月末にある大阪開催に、是非お越しくださいませ。

 さて、久々に日記を書くが、声が命である講師の私。絶対に風邪をひかないようにと、いつもかなり気をつけて暮らしてきたはずなのに、夏風邪でずっと低空飛行状態だった。ようやく回復に向かい始めたかな、落ち着いてきたかなという感じ・・・。まだ少し咳が残るのがつらい。講義中は気合いで止めるが(笑)、気をつけたいものだ。

8月3日(水) 森崎

 京都で開催した二日連続の「キッズサポータースキルアップ講座」が好評をいただき昨日無事終わった。この講座は昨年に続き2回目の開催。心理の専門機関が行う講座として注目され、各地の現役子育て支援関係者が21名参加された。私も今回、6講座中1講座を担当したが、みなさん熱心で、さすがに意識が高く、その上柔軟な姿勢で参加してくださったので「虐待防止を視野に入れた子育て支援」という重苦しいはずの講義を楽しく進めることが出来た。感謝!!次、8月末は大阪だ。興味のある方は本社事務局にお問い合わせいただけるとうれしいな〜(と、日記にかこつけに宣伝している私(笑))

 さて、我が家。講座の準備やら何やらで忙しくしているうちに家の中はゴミ箱状態・・・幸い、娘は今夜,夜行バスで地方の大学のオープンキャンパスに行くというので今、帰宅した。午後から、珍しく娘・息子・私と3人揃う。子どもたちは嫌がるだろうが、一気に3人で家の中を片付けようともくろんでいる。みんな忙しく、おまけにこの暑さで疲れているので、ヤイヤイ言っても何も解決しないのだ。みんなを上手く巻き込み、「今夜は外食だ〜!」とエサで釣ろう。ファイト、オー!!

8月1日(月) 村本

 今日は私の誕生日。朝、出張中の夫からメールが入っている。きのうは、夫の誕生日だったので、とりあえず、"Happy Birthday!"とメールし、今日は、"Happy Birthday to You, too!"と返ってきた。たったそれだけの、お互い、無愛想なメール交換。今年は自分のプレゼントも買っていないし、とくにご馳走を食べるでなく(と言うか、夕飯時、家にいるのは珍しくなってしまったので、むしろ、子どもたちの好物をつくる)、特別なことはないが、それでも、何となく、今日は特別な気分。たまたま、夏休みの課題図書(!?)だった『バッテリー』3巻(とりあえず文庫になったもののみ注文した)が届き、一気に2巻まで読んだ。思春期に入る少年の物語だが、家族や友人とのやり取りや微妙な心理描写が抜群にうまい。本当の意味での「私」が誕生した頃に戻ったような気持になる。つまらない大人にだけはなりたくないと思っていたあの頃。普段は、それほどつまらない大人ではないだろうと思っていても、ふと、自分の中につまらない大人を発見して、げんなりすることがある。改めて、ちょっと新鮮な気分になる。図らずも、誕生日にふさわしい本だったかも。同時に、自分が子どもたちの気持をないがしろにしてはいないか反省させられる。子どもは大人の知らないところで、すごい世界を抱えているものだ。敬意を持って、大切に扱うこと。・・・と書いていたところ、息子に呼ばれ、夜11時、なんとケーキが用意されているではないか!かなりビックリ。たしかに今朝、催促めいたことを言ったが(「今日は何の日か知ってる〜?」、娘はわかっていたが、息子は、「知らんかった〜」と)、モヤモヤの思春期から抜け出して、ぐっと大人になりつつあるのを感じる。誕生日、子どもたちがしっかりと成長してくれていることに感謝しよう。