2003年12月 (スタッフの日記バックナンバー)

12月31日(水)

受験生の娘が塾の冬期講習で、大晦日から元旦にかけて徹夜学習に行っている。夫と2人で紅白を見て、犬猫と戯れる夜。本の原稿に追われる休暇だけど、とても勉強になり、やりがいがあるので、楽しく書かせてもらっている。今年は、年明け早々インフルエンザに倒れ、さんざんな幕開けだったけれど、充実したよい1年になった。法人化2年目の会社の運営も順調、新しい仲間も増え、にぎやかになったのと同時に、彼女たちの力を得て、できることも広がってきた。私個人の仕事も、たくさんの人とのよい出会いがあり、やりがいのある仕事をさせてもらえた。子育てナビシリーズも「きょうだいが仲良く育つためのヒント」を窪田と共に書かせてもらった。一度書きたいと思っていた、保育士の役割とその危機についても論文を書けた(今年の年報掲載。好評発売中です・・笑)本当にありがたいことだ。研究所開設の13年前に、いまの私の姿はとても想像できなかった。それでも時間が流れ、それなりに努力してきた自分自身を誉めてやりたいと思う。2004年をもっとよい年にできるよう、また努力したいと思う。家族の健康と幸せと絆と成功(という表現は不適切かもしれないけれど、夫や私の仕事、子どもの受験など)を心から祈る。私たちにつながる人たちの健康と幸せと絆と成功、そして、争いに終止符が打たれることも。皆さん、よいお年を。どうぞ来年も、女性ライフサイクル研究所をどうぞ宜しくお願い申し上げます。(津村 薫)

12月31日(水)

いよいよ年も暮れる。あっという間の1年だったが、いろんなことをやったなとも思う。今日はお墓そうじ、お正月の買い物に行って、海の見える温泉で1年の疲れを流す。親戚の子どもたちがたくさん集まって賑やかだ。冬休みは働かない予定だったけど、年末年始も頑張っている学生たちからメールが届くので、せっせと修論指導をしながら、私もフロイトの要約を続ける。研究所の仕事についてもメールが飛び交う。いつもよりはのんびりとであるが、冬休みをしながら仕事ができるのだから、便利な時代になったものだ。もうすぐ除夜の鐘。新しい年を迎えることにドキドキ、ワクワクする。新しい年は平和の方向に向かっていって欲しいものだと祈りつつ(村本邦子)

12月30日(火)

新年の授業は『モーゼと一神教』から始まるので、せっせと準備。合わせて、サイードの『フロイトと非・ヨーロッパ人』(平凡社)を読んでいる。これは、ロンドンのフロイト・ミュージアムが行ったエドワード・サイードとジャクリーヌ・ローズの講演記録を起こしたものだ。「トーテムとタブー」も「モーゼと一神教」も、私にとっては、壮大かつ魅惑的なファンタジーと思われるが、これを、私たちの時代にとっての政治的寓話として提示するサイードの視点から、フロイトが新鮮に蘇る。久しぶりに知的興奮を覚えるが、正直なところ、いつも宗教や石油でもめている中東のことは十分に理解できないので、改めて歴史を勉強しなければと思う。(村本邦子)

12月29日(月)

今日は通行止めが解除になり、いよいよヤクスギランドへ。細く曲がりくねった道を上っていくと、上の方はまだ大雪の状態。紀元杉へ上がる道は雪除車が作業中で上がれない。ヤクスギランドも閉鎖中で、係の人たちがせっせと雪かきをしている。自己責任で入っても良いというから、まだ雪深いヤクスギランドの30分コースをゆっくりと歩く。雪の中の屋久杉の森もなかなかのもの。冷たく澄んだ空気とともに満喫する。
 それでも、下はポカポカの陽気で、屋久島の気候はおもしろいものだ。途中の山道には、猿の家族や鹿が出てくる。屋久島には宿敵がないから、のどかな生活をしているという。また途中の温泉に寄って、トッピーで帰る。今回の旅は子ども、両親と一緒だったのだが、3歳の甥っ子がついてきた。途中、寂しくなって泣かないかなと心配したが、ずっとハイではしゃいでいた。久しぶりに小さな子のいる生活を体験して、楽しかった。忙しい一年でクタクタだったが、この旅で、ちょっと元気になったかな。(村本邦子)

12月28日(日)

暖かく素晴らしいお天気!今日もヤクスギランドは通行止めで、「もののけ姫」の舞台となった白谷雲水峡へ。歩けない人たちと別行動で、私と娘2人は3時間半くらいのトレッキングを楽しむ。屋久島では水が豊かであるために、「倒木更新」という現象が見られる。倒れた木に新たな生命が宿り育つことだ。あちこちにふさふさ茂った苔。花も咲いている。勢いのある水流と、どこででもすくってそのまま飲める澄んだ水。上に行くと、ところどころ雪も残っている。山の上は北海道と同じ気候なのだそうだ。屋久杉の森は気に充ち満ちた命の源という感じ。何千歳にもなる屋久杉に囲まれていると、自分も仙人にでもなれそうな気分だ。雄大な自然の懐に抱かれて時間を忘れてしまう。次は是非とも10時間コースにチャレンジして縄文杉を見たいものだ。夕方は、鄙びた温泉に寄って宿へ。海もいいが、山にも魅せられる。(村本邦子)

12月27日(土)

今年は早々とお休みを頂いて屋久島に来ています。本当はきのう移動する予定が、鹿児島まで飛んだところで、トッピー(高速船)が欠航と。そんなに悪天候には思えなかったけれど、風が強すぎるらしい。今朝も、条件付き出航で、いったん種子島に下ろされ、1時間ほど待って、別のフェリーに乗り換え、予定外の港に下ろされた。宿へも遠く、乗り捨てのレンタカーを借りて、今日は屋久島をほぼ一周回って観光の下見(?)。今日の収穫は、新鮮な海の幸をたらふく食べたことかな。まんてんの舞台ヤクスギランドは、雪のために通行止めだと。屋久島に雪なんて信じられない。明日からは晴れるらしいから期待しよう。(村本邦子)

12月27日(土)

久々に寒さが戻ってきて、ぞくぞく(興奮してるんじゃないぞ、悪寒だから、念のため・・笑)。明日は本当に久しぶりの休日で嬉しい。ちょっと寝坊したい気持ちもするが、娘は朝早くから塾だし、家も片付けないといけないので、そうもしていられなさそうだ。腰痛がひどくなってしまい、連日、整骨院にかかっている。本当に腰が痛いと泣けてくるんだなあと、はじめて知った(笑)。仕方ない、家の片付けも適当にすることにしよう(大掃除をサボるのに、腰痛が良い口実になったんじゃないんですか、というツッコミは禁止)。せっかくの年末年始休暇、何とか痛みがひけばいいのだけれど・・・・。クリスマス前、あるサイトで友人たちと「いつまでサンタを信じてた?」という会話をしていたが、そこから始まって、「子どもはまだサンタを信じてる?」(ちなみに我が家は小4くらいの頃、同級生の男の子に“オマエ、サンタなんか信じてるんか?あれは親やねんで!”と言われて、娘が半ベソをかいた頃から、雲行きが怪しくなったが、中1の頃“それでも微妙に信じている”と書いていたのを見た)と話が盛り上がった。そして、「夫とはクリスマスプレゼントを交換するか?」という話にまで発展したのだが、残念ながら、我が家では、お互いにプレゼントを交換したりはしていない。ところが今回のクリスマスの日には「ちょっとだけプレゼントを持って帰るから期待しないでくれ」とメールがあった。持って帰ってきたのはなんと、「千枚漬」(笑)。実は、私はとても漬物が大好き。特に千枚漬、すぐき、赤蕪には目がない。少しお高い千枚漬を買ってきてくれたのだ。ちょっと笑えるプレゼントだけれど、その日のお茶漬けは最高だった(笑)。私?あ、何も買ってない・・・。(津村 薫)

12月26日(金)

毎日せっせと修論指導。今年のM2は人数が多いので、第一稿を12月に完成させるよう言ってあったので、書けている学生たちから次々とメールが届く。修論とももなると分量も多いので、読むだけでも結構時間がかかる。それでも、早くに送ってくる原稿は出来の良い割合が高いので(?)、読んでいておもしろい。今日は、子どもたちに言われてブックオフへ行ったら、マインドコントロールの救済カウンセリングの本が100円で出ていたので買ってみる。今年のM1にカルトのことをやっている学生がいるので。不妊、十代の妊娠、男性による介護など、学生たちの関心とともに自分の関心と視野も拡がり楽しい。(村本邦子)

12月26日(金)

早朝から京都府綾部市まで講師に向かう。数日前に数十センチ積もるような降雪があったそうで、あちこちに雪かきをした後の、雪のかたまりがある。大阪市内では絶対に見られない光景だ。地元の方には不謹慎だろうけれど、娘に見せたら大喜びだろうなあ〜などと考える。車窓から冬景色を楽しむのもいいものだ。帰りは駅弁を買って乗り込んだ。とても凝っていて、おいしいので大満足。ところが昨日から痛み始めた腰がどうにもつらい。夕方にはたまりかねて、整骨院に飛び込んだ。腰を冷やしてもらい、ゆっくりとマッサージ。肩にも電気をあててもらって、だいぶん楽になり、ホッとして帰宅した。(津村 薫)

12月25日(木)

今日はクリスマス。娘とケーキをつくり(と言っても、最近はスポンジ台を買ってきてデコレーションするだけ・・・)、ご馳走をつくる(これも、最近は、ほとんど並べるだけだな・・・)。友人が贈ってくれた洒落たろうそくに火を点し、楽しく頂いた。あっという間に1年が終わろうとしている。片づくべき仕事がまで片づかないので、今夜は夜なべだ。(村本邦子)

12月25日(木)

昨日今日と暖かい日が続いて、とても過ごしやすいけれど、明日はまた寒さが戻るらしい。この気温差で体調を崩すんだよなあ。気をつけて、真面目なうがいと手洗いの励行(笑)!事務所の大掃除も終えて、汚かった私のデスクまわりもようやくすっきりした。皆が「すっきりしたね」と言うのだから、日頃のひどさがしのばれるというもの(涙)。自宅の大掃除はまだ手つかずで、どうしたものかと思うけれど、何とかなる・・・よね(希望的観測)。今夜は隣人と一緒に「アンビリーバボー」を見る。私と隣人の大好きな、クリスマス心霊スペシャル(笑)。「ひえ〜」「ぎょえ〜」と騒ぎながら、お菓子を食べつつ、心霊が写りこんだVTRや写真を眺める。ものすごい趣味だと我ながら思うけど、好きなんだよなあ(お互いに子どもたちは受験生で、遅くまで冬期講習を受けているというのに、不謹慎な母親たちだ)。しかし、私には霊感というのもがない(金縛りの体験くらいはあるけれど、寝ぼけていたので、心霊現象とは考えにくいように思う)。本当に凡人なんだろうなあ。だからこそ、自分では知り得ない世界に興味が湧くのだろうか。遊園地でも、絶叫系の乗り物は大の苦手だけれど(なんでお金払って怖い思いをしなきゃならんのだ?)、お化け屋敷は大好き(とはいえ、子どもが大きくなったし、ここ何年も遊園地に行っていないけれど)。年忘れの恐怖体験で、気分もすっきり。また明日も頑張ろう!明日は京都府の綾部まで出向く。7時過ぎには家を出なくては。早く寝るとしよう。(津村 薫)

12月24日(水)

今日は我が家の忘年会。家族全員で食事に行くことなどめったとなくなってしまったので、ゆっくり話のできる貴重な機会だ。忘年会はてっちりを食べ、帰りは本屋に寄って、夫が、子どもたちへのクリスマスプレゼントに好きな本を選ばせるというのが恒例になりつつある。それにしても大食いのうちの子たち、ぞうすいまでついたてっちりコースを一人前食べた後、息子も娘も、それぞれ大盛りの白ご飯とふぐかつ定職を追加し、息子の方は、さらに、ふぐフリッターと鉄火巻きを食べる。1年に1度のことだからと許容しているが、ヒェ〜という感じだ。おいしいものをたらふく食べていると皆機嫌が良いというのが我が家の単純なところ。映画の話に花を咲かせる。それぞれ映画の趣味が微妙に違うので、互いにからかったり、あきれたり。楽しいひとときだった。ジャック・マイヨールの本が目についたので子どもたちに紛れて、自分の本も買ってもらう。(村本邦子)

12月24日(水)

クリスマスイブ。かの名曲、山下達郎の「クリスマスイブ」が街で流れていると、根っからお笑い好きの私には、嘉門達夫の替え歌で聴こえてしまうのが悲しい。♪きっと君は関西人 まちがいなく関西人 さいでんな〜 ほ〜でんな〜♪(笑)。午後から谷町四丁目まで講師に出向く。帰り道にケーキと今夜のご馳走を買って、パソコンも本も持って、おおわらわ。街はものすごい人出で、混雑が大の苦手の私は、その中に入ってケーキを買うだけで、もうへとへとだ(笑)。スーパーで買い物をして、買った品をカゴから袋に詰めていたら、4歳くらいの毛糸の帽子をかぶった可愛い男の子が、かたっぱしから、そこいらに置かれた空いたカゴをカゴ置き場に戻している。私のカゴまで戻してくれた。「ありがとう!おばちゃん助かったあ〜おりこうだね」と言うと、声をかけられると思わなかったのか、どぎまぎして去って行く。可愛いなあ〜。どうもありがとう。子どもの無邪気さには、無条件で胸が暖まる。今年もあと1週間!しっかり元気にいきまっしょい!!(津村 薫)

12月23日(火)

立命館は今日も授業。月曜のコマ数が足りないので振り替えだ。月曜だけ休みが多い変なカレンダーのお陰で、毎年、「なんだかな〜」という気分で出勤する。だから、きのうも今日も夜遅くまで授業だった。それでも、学生たちは結構集まり、熱心だから感心する。本当のところ、クリスマス前の祭日に学校なんて嫌だろう。タクシーの運転手さんに「そんなに勉強してどうするの?」と聞かれてしまった(暗かったからか学生と間違われたらしい)。
 授業自体は、結構(自分の)満足度が高い。学生たちからは「他の先生はもっとやさしいのに」と言われるから厳しい方かもしれない。私には、せっかく大学に来ているんだから、大学でくらいちゃんと勉強して欲しいという気持ちがある。受験勉強は「ちゃんとした」勉強ではないと思ってるから。社会に入る前に、自分自身の目で見て、考える訓練をして欲しいと思うのだ。年内の授業もこれで終わり。やれやれだ。(村本邦子)

12月23日(火)

今日も休日返上で仕事。帰りに定期を買おうと思ったら、いつも買う売り場は、日曜祝日が休み!はじめて知った・・・。定期売り場はいつもの帰り道から外れるので、わざわざ出向いたのに、ちょっと意気消沈。でも、仕事がすっきり片付いたのだから、大満足。気分をとり直して、街の面白い看板を見つけることにした。ふと見上げれば、結構愉快なものがあるのだ。通勤で必ず通るK駅の商店街には、「すまん!美人ぞろい」と書いてあるスナックがある(笑)。この「すまん!」というのが大阪だよね。そこから私の家の近くの最寄り駅には、「○×△ファーマシー薬局」という看板。なんでやねん(笑)!帰りにスーパーに寄って、切れていた猫の餌と、夕食の材料を買い込んで帰る。明日も仕事だ!あとひと踏ん張り。(津村 薫)

12月22日(月)

仕事が長引いて、百貨店の地下(最近はデパ地下というが)にすべりこんで、最後の大安売りで、夕食のお惣菜を買う。「さあ〜、もう最後、最後やでぇ!2パックで300円!」と声を枯らして店員さんが叫ぶ。いつもならひとつずつ売られていて結構高いフライ物。ここのカニコロッケやトンカツは最高なんだよね。普段は高くて買わないけれど(笑)、今日は閉店前だから、結構お得。でも、2パックじゃ足りない・・・4パックでは多い・・・。大阪生まれの大阪育ちなのに、私はディスカウントの交渉というのが大の苦手で、殆どやったことがない。今日は思い切って言ってみようかな。なぜかそう思って、「3パックでは?」と聴いてみた。「う〜ん、せやなあ、500円でいこか!」「じゃあ3パックください」それで手を打って、3パックを選んだ。「おおきに、525円!」1000円冊を出したら、685円戻ってきた。アレ?それは2パックの計算では?1パック分、私はタダにしてもらったことになる。う〜む、それはちょっと気がひける。「もらいすぎです。私は3パックだから」と、一部を返して、バス乗り場に向かった。店員さんも忙しい閉店前。混乱しちゃったかな。でも、気分は良いぞ。帰宅したら、「今日は冬至だから」と、隣家の友人が南瓜を炊いたのを差し入れてくれた。甘くて柔らかくて、ほかほかと美味しい。今年もあとわずかだけど、仕事は山ほど残っている。明日も頑張らなくては。(津村 薫)

12月21日(日)

講道館に柔道の紅白試合を見に行く。残念ながら息子の活躍は見れなかったが(いつも、縁起が悪いから来るなと言われているのだけど、年に1度くらい見たいかなと思って行ったのだが、やっぱり縁起悪かったかな・・・)、闘志に充ち満ちた独特の世界だ。なぜ、人は闘うのだろう。つい先日、仕事でドーンに行ったら、たまたま、「闘う女たち」というタイトルで女子プロの写真展をやっていた。状況によっては、「負けてたまるか」と闘志みなぎることもないではないが、私は、基本的に闘いや競争が好きではない、というか興味がない。自分の中での達成感の方がもっと重要なのだ。人より数秒早く走れるとか、数メートル高く飛べるということが、どうしてそんなに価値あることなのか時々不思議になる。でも、人は、競ったり、闘ったりすることで向上していく側面があるのだろう。ふと、戦争もスポーツにして、武器を持たず、各国の選手がズラリと一列に並んで勝ち抜き戦にしたらどうだろうと思いつく。オリンピックだな。レニのオリンピックの映像は確かに美しかった。鍛え上げた肉体の美しさというのはあるのだろう。それでも、私には、あまり近しい世界ではない。(村本邦子)

12月20日(土)

NHKで安全保障の特集をやっていた。前半は夕食を作ったり食べたりしながらだったのでちゃんと見ていないが、おもしろいようでおもしろくない番組だった。いずれにしても、視聴者の声を含め、自衛隊派遣に賛成が徐々に増えていることを実感する。授業で扱った学生の中も1割くらいは賛成である。かなり多いアジア諸国からの留学生たちは皆批判的。アメリカ・日本の視点からはずして見ればおかしな話に違いない。ブッシュには本当にうんざり。選挙戦の時から変なことが起こり始めていたが、どんどんおかしな方向にきてしまった。日本についても、PKO以来、自衛隊が世界各国に派遣させていることを、改めて認識した。伏線のようで怖いものがある。娘はメールで意見を投稿していたが、紹介されずがっかりしていた。(村本邦子)

12月20日(土)

ここ数日の寒さにすっかり震えあがってしまった。帰宅すると、火の気のない家に、所在なげにしていた犬猫たちが慶んで飛んでくる。ヒーターをつけると、そのそばから離れようとしない。私たちの留守中に寒いときは、人間のベッドにもぐりこんで、暖まっているようだ(笑)。「今日も寒かったね〜。もうすぐ暖まるからね〜」毎日のように犬猫たちに繰り返す言葉。寒空の中にいるだろう野良犬や野良猫たちは大丈夫だろうか。アークという団体があるのを教えてもらったのは数年前だ。“動物を愛し、共に生き、積極的に救いの手を差しのべようとしている人たちのネットワークをつくることを目的とした非営利、非政治の私設団体「特定非営利活動法人アニマルレフュージ関西(ARK=アーク)”が運営している。
もっとお金持ちならたくさん寄付したいくらいだけど、この団体が作り、購入すると利益が動物たちの保護資金になるというカレンダーを買うくらいしかできない。来年分をこの前購入したばかりだ。関心のある方、是非サイトをご覧ください。サイトから、カレンダー購入もできます。
http://www.arkbark.net/
(津村 薫)

12月19日(金)

後輩が急な病気で突然に亡くなり、夫がお通夜に出向いた。20代後半という若さなので、夫もショックを受けていた。故人の顔だけは知っているという程度の関係しかない私でも、驚きと悲しみでいっぱいになる。数日前まで元気で、仕事もしていたというし、ご本人もさぞ無念だったことだろう。そして、親のはしくれとして痛感するのは、我が子を先に見送ることほど、人生につらいことはないだろうということだ。親御さんの胸中を思うと、本当にやりきれない。寒空の中、お通夜にはたくさんの友人が集まっていたそうだ。早すぎる死をただただ心から悼む。(津村 薫)

12月19日(金)

仕事の合間に夫と落ち合って、一時間ほど、大阪水上バスのランチ・クルーズへ。一度乗ってみたいなと思いながら、そんな機会もなかったが、今回、カード会社のポイントで券を2枚もらった。お天気も良く、枯葉の落ちた木々は凛として、水鳥たちが舞っていた。大阪の街が美しく見えた。平和でのどかなお昼だった。(村本邦子)

12月18日(木)

木曜日はたいてい3〜4種類の電車を使うほど移動が多い曜日。今夜はJR元町へ行ったのだけど、「ルミナリエ会場」の矢印と反対方向に歩いていく自分が悲しい。いつのまにかもうそんな季節なのだと再確認する。例年、秋がいちばん忙しいのだけど、この秋は格別だった。毎年、秋になると、いったいどうやって乗り切ろうと途方に暮れるのだが、年々、機能的にスケジュールをこなす能力がアップして、へばりながらも風邪ひとつひかず、何とか今年もここまでこれた。あと、もう1週間。今年の冬休みはちょっとゆっくり休もうと思っている。(村本邦子)

12月17日(水)

早朝から滋賀に向かう。いつもではないが、こんな時は通勤ラッシュに巻き込まれる。ものすごい数の人が電車から吐き出されるように出てきて、乗り換え先や改札を目指し、流れるように黙々と階段を下りていく。これじゃイライラしてストレスがたまるのも無理はないと、しみじみ思う。私もずっこけないように、あわてて流れに乗る。電車に乗れば、驚くようなスピードで座席が埋まっていく。そんな中で、「すみません」と声をかけて通路を行く人を見ると、ホッとする。そうそう、女性専用車両に、よく男性がいると前に書いたことがある。この前も、そんな場面に出くわした。どう見ても、女性専用車両と気づかずにいるようだ。すると、若い女の子の二人連れが聞こえよがしに文句を言った。「女性専用車両やっちゅうねん」「意味ないやんなあ〜!」あわてて車両を移動する男性たち。同じ女性として、かなり気分が悪かった。彼女たちは若いし、痴漢被害にもあってきたのかもしれないとは思う。でも、もちろんのことながら、男性は女性と同じ電車賃を払っているのだし、男性へ配慮を呼びかけて、その協力で成り立っていることなのだけれど。痴漢行為は許せないけれど、多くの良識ある男性も楽じゃないだろうなあ。(津村 薫)

12月17日(水)

柔道に明け暮れている息子が、部活帰りの気分と、道場(一日70円で、近くの道場で社会人に混じって練習させてもらっている)帰りの気分はまったく正反対だと言う。部活では、キャプテンをやっているが女の子たちが全然言うことを聞かず、頭に来るのだそうな。キャプテンの困難についての愚痴はこれまでも聞いてきたが、女の子集団が固まって言うことをきかないというパターンは最近の現象のようだ。「女ってすぐにくっついて固まりになるやろ」との憎々しげな言葉に、娘と私は思わず苦笑。一方、道場では、おじさんたちが息子に目をかけてくれ、手取り足取り練習させてくれるのだそうだ。道場の帰りは、体もすっきり気持ちよく、気分も爽快なのだそう。部活の後に道場に行っているので、本当はクタクタだろうに、おもしろいもんだなと思う。いろんな意味で良い勉強をしているのだろう。学童保育のお父さんたち、野球チームのコーチたち、部活の先輩など、この子ほどたくさんの人たちのお世話になって大きくなる子はめずらしいかもしれないと思う。有り難いことだ。(村本邦子)

12月16日(火)

今日は京都支所の大掃除。きれいな部屋をきれいにするのは気持ちが良い。ふっと自宅の有様が目に浮かぶ。掃除をする前に掃除ができるようにしなければならないというのが現状。情けない。暇だった昔は結構、掃除できてた頃もあったが(しょっちゅう人が出入りして)、とくに研究所を会社にしてNPOを始めてから、ほとんど掃除する暇がなくなった。今年も大掃除ができるかどうか。来年は会社も3年目に入るので、ぼつぼつ仕事を減らし、余裕を持ちたいと思っている。もう少し人間らしい生活を目指したいものだ。(村本邦子)

12月15日(月)

そろそろ学生たちの就職が気にかかる頃。かつては縁故なんて嫌なもんだと感じてきたが、ずいぶん考え方が変わってきた。学生たちを見ていると、優秀な子たちはあちこち出かけていって積極的に縁故をつかんでくるという側面が見える。経営側に立つ今の自分は、周囲を見渡して、公募は怖いなという実感を持つ。一回くらいの面接で人を見抜くのはなかなか難しいことだ。それに、いったん決まってしまうと、そう簡単に取り消せない。そう言っていると、団さんが、サイコロで決めるのが一番良いという考えもあると。なるほど、考えようによっては、大きな失敗をする可能性と同じだけ大きな成功をつかむ可能性があるわけだから。下手に小賢しく選ぶより賢明な方法かもしれない。何より、いろんな人がいろんなところで思わぬ役割を果たして世の中回っていると考える方が正しいかもしれない。(村本邦子)

12月15日(月)

今日の寒さは一段と身にしみて、思わず身が縮まってしまった。明日もカイロをぺたぺた貼り付けて出かけなければ。子どもの中学の懇談だったので、早めに仕事を切り上げて、ダッシュで向かう。それを終えてくたくたで帰宅したら、夕食は隣家から皿うどんの差し入れが。ラッキー、感謝!すっかり気分は師走で、毎日気ぜわしいけれど、クリスマスも近いんだなあ。あちこちでクリスマスソングを聴くと、何だかしみじみした気分に。ちなみに私は「荒れ野のはてに」が好きだ。(津村 薫)

12月14日(日)

あと半月で今年も終わるんだなあと思うと、急に気ぜわしい思いにかられる。年明けにインフルエンザにやられて寝込んだ日が、ついこの前のように思えるのに、もう1年を数えるのか。カレンダーは最後の1枚。ヒーターの温風でふわふわと風に舞っている。家の大掃除もしなくちゃな。←実は大嫌い。ストレスの講義をしていると、「ストレス解消に掃除をする」と言う人がたまにいるのに驚かされる。ストレス解消に家を片付けて、気分もすっきり、家もすっきりなんて、良いではないか。「イライラしたら我が家にどうぞ」と不謹慎なことを言いたくなる(汗)。以前、「サルでもできる」というタイトルがついた掃除法の本を読んだことがある。少なくとも掃除に関しては、自分はサル以下かもしれないという思いを強くしたけれど(笑)、なかなか面白かった。お手軽な掃除法でも参考にして、ちょっとは働くことにしよう。来年こそは、「片付けられないオンナ」の汚名返上といきたいものだ。(津村 薫)

12月14日(日)

久しぶりに映画。ガーデンシネマで「イン・ディス・ワールド」を観る。パキスタンの難民キャンプで生まれ育ったアフガン人の少年が従兄弟と2人、故郷を離れ、得体の知れない運び屋に命を預けて、ロンドンへ向かう。少年はちょうど息子くらい。自分ならば、息子を外の世界にやるだろうか・・・と問いかけながら見ていた。難民キャンプではたいした人生を送れないが、少なくとも家族や仲間と一緒にいることはできる。他の国へ逃亡したところで、輝かしい未来が待っているというわけではない。一か八かの賭だ。私ならば、子どもたちを手放せないだろう。一緒に逃げた従兄弟は、トラックの中で酸欠状態で息絶えた。しかし、主人公を演じた少年(実際にアフガン難民)は、映画の仕事を終え故郷に戻された後、再びロンドンへ逃げたのだという。広い世界へ出てみたい、持って生まれた可能性を試してみたいという野心なのだろうか。
 いろんな場面で、旅先での経験がつながってくる。アイルランドでもスコットランドでもロンドンでも、本当にたくさんの移民たちを見た。人種のるつぼと言われたアメリカの比ではないと思ったくらい、白人の方が少なかった。ロンドンの警察でも、移民へのDV政策について聞いた。不法滞在者が多いことも。アジア各地で物を売る小さな子どもたち。世界はひとつ、これらの世界と地続きであることを実感する。天災によっても移民は増えるが(アイルランドの飢饉ミュージアムはすごかった)、武力行使や人災によってますます移民は増える。移民の問題は、今や日本も人ごとではなくなっている。地続きの世界にいくつもの世界が乖離してある。日本の子どもたちが住む世界は一瞬の幻のように思えてくる。この現実といったいどう向き合っていけば良いものやら途方に暮れる思いだ。(村本邦子)

12月13日(土)

今日は、NPOの「怒りのコントロール・グループ援助者養成講座」のフォローアップ・セッション。いつもながら、講座の成果を活かしてくれている参加者に感謝の念が沸く。最近、NPOの活動を通じて、「安心とつながりのコミュニティ」の必要性を実感している(名称につけたわけだから、そもそも感じていたのだけど、それが一般論としてでなく、自分を取り巻く身近なものとして実感するようになった)。深くなくても、それなりに拡がりを持つコミュニティが、この不気味な時世には力を発揮するような気がするのだ。いろんな人が集える場をつくり、気軽に身近な感覚を共有するところから、何かが変わるのかもしれない。一人で深刻に悩むより、仲間とちょっとずつ分かち持つのが良いのではないかと。(村本邦子)

12月13日(土)

急に寒くなってきたけれど、冬眠したいほど私は冬が苦手だ。それには大きな理由がある。あまりに寒い日、「耳がちぎれる」という表現を使うが、まさしく耳がちぎれそうにかじかむのだ。ここまでは他の人も似たようなものだろう。私の場合、それはさらに頭痛に発展し(ちなみに、私は普段は頭痛持ちではない)、たいてい吐き気を伴う。高校時代、駅まで自転車で行き、電車に乗っていたのだが、冬は電車の中で何度も気分が悪くなり、そのまま引き返してきて欠席・・・ということが何度もあった。当時流行していたヘッドホン型の耳あてをすれば、気分が悪くなりにくいことにも気づいて、それからは色々と用心するようになった。20代前半に「メニエル氏病」と診断されたが、それと何か関係があったのだろうか。うっかり当時の担当医に質問しそこねてしまった(倒れた当時は真夏だったのだ)。冬のお約束のような、この症状はいまだに続いている。もちろん耳あては欠かせない。さすがに気になって、「冬になったら、こんなふうにならない?」と何人かに尋ねたことがあるが、これまで「私もそうだよ」と言ったのは、ただひとりだった。根本的な対策や、症状を防ぐ策はあるのだろうか。情報をお持ちの方がいたら教えてくださいませ。(津村 薫)

12月12日(金)

講師として、はじめての依頼先へ行って、「女性ライフサイクル研究所の津村です」と名乗ると、ちょっと驚いたような表情をされてしまうことが以前は多かった。ピシッとしたスーツを着るなどの正装をしないことにも関係するのかもしれないけど、本当のところは貫禄に欠けるのだろうといつも思っていた。ところが最近は、名乗る前から「どうも〜、お待ちしていました」と声をかけられることが多くなってきた。その後、必ず出る言葉は、「ホームページでお写真を拝見していましたから、すぐわかりました」。やっと私も講師の貫禄がついてしっかりしてきたのかと勘違いしていた(汗)。それでもホームページをご覧くださっている方が増えたのはとても嬉しいし、ありがたいことだ。まだまだ年内の講師のご依頼は、いくつも残っている。元気で乗り切ろうと、だらしない私が珍しく、うがいと手洗いを欠かしていない(もちろん、ふざけたうがいではなく、真面目にやっているぞ)。そのせいか、この冬はまだ風邪ひとつひかずにいる。今年は年明け早々からインフルエンザにかかってしまい、高熱と悪寒、関節の痛みに苦しめられて本当につらかったので、もうあれは繰り返したくないものだ。我が家には受験生もいることだし、健康管理にはますます気をつけなければ。(津村 薫)

12月12日(金)

今日は、コミュニティ心理学会のための助成金申請書類作成に一日を費やす。まじめにやる出すと、かなり思考の訓練になる。自分たちがやろうとしていることは、一体どんなことで、どんな意味をもつことなのか、うまく意味づけをしなければならなくなるからだ。英語で言えば、"rationale"というが、Ph.D時代、本当にこればかりやらされた。私が卒業したThe Union Instituteは、博士課程のカリキュラムを自分自身で作るので、それぞれの科目、インターンシップ、プロジェクトなどについて、この"rationale"を書くことを徹底的に鍛えられた。自分のやろうとしていることに、明確な論理的根拠を与え、他者を納得させることができなければならないのだ。ある意味、公的書面の作成はこれだから、これが形骸化していけば、内容がないのに体裁だけを整えるということになるだろう。それでは本末転倒だが、逆に、いくら内容が良くても、他者を納得させられるだけの体裁が整えられなければ、理解を得られない。どちらかと言えば、私は内容優先タイプ(そして自己満足型)なので、意識的に、この側面を伸ばさなければいけないのかもしれない。6月の学会に、ケンブリッジ病院VOVプログラムからメアリー・ハーベイさんを招こうとしているのだが、努力が実って、うまく大学から助成金をもらえたら良いのだけど。(村本邦子)

12月11日(木)

大学の授業で「非暴力プログラム」をやっている。通常は、アンガー・マネジメント中心にやっているのだが、この時世にイラクへの自衛隊派遣のことを取り上げないのは問題だと感じ、急遽プログラム変更をする。その後の「心のケア概論」でも、マスレベルでのトラウマ、世代間トラウマの問題に焦点を絞り、戦争の影響を取り上げた。こんなテーマを扱っていても、半分くらいの学生が寝ているのを見ると悲しくなるが、少なくとも半分は毎回熱心に聞いてくれているのだし、最近では、「睡眠学習というのもあるくらいだから、たとえ寝ていても効果あるかも」と自分を慰めつつ話すことにしている。それでも、授業の終わりに書かせるミニ・レポートは、いつになく皆、力が入っていたので、ちょっと驚いた。寝ていても聞いてる部分はあるし、夢うつつながら聞いているということだろうか???自衛隊派遣に賛成という子も数人いたが、おおむね反対意見だった。とくに、女性学(非暴力)の方、3分の1ほどが留学生なので、ちょっと違った視点からの批判が聞けておもしろかった。「イラク人のためと言いながら、アメリカ軍を助けるのは変すぎる」という意見が多かった。最後に、「ビッグ・イシュー」創刊号から、英国軍の兵役拒否の扱いを取り上げた記事を紹介した。「軍隊に入りながら拒否するのはおかしい」という意見がある一方で、「軍隊に入ったからと言って、個人の意志が無視されるのはおかしい」という意見もあって、なるほどなと思った。「テレビで自衛官の発言を見て、絶対に、本当は行きたくないことを感じた」と書いていた子がいたが、「自衛隊に入った時と契約が違う。派遣されることを拒否する」と言えたら良いのに。来週は、この一週間、新聞やテレビでこのテーマを追い、身近な人と話して改めて考えたことを書いてくるという宿題を出した(そして、動機づけを高めるために、提出した学生は足りない出席点を補えることにした)。来週がちょっと楽しみだ。(村本邦子)

12月11日(木)

普段そんなに行き来していない階下の友人が、自転車で転んで頭を打って救急車で運ばれ、何針か縫う怪我をしたと昨日知った。生協に出てこないで、中学生の息子が代わりにやってきたのでわかったのだ。自宅で安静にしているというので、隣人とお見舞いを持って行く。それにしても自転車も怖いものだ。実は私は自転車に乗れない。しかし、車の運転は結構うまい方だと思う。ま、車両というものは、三輪以上ないとダメなんです(笑)。いつも自転車で塾に行く娘が急に心配になる。今日のような雨の日はカッパを着るのを嫌がり、傘をさして行こうとする。危ないことこの上ない。飛ばさないこと、前や周囲に注意すること、と言って送り出す。いくら必死に勉強しても、事故で大怪我をしては元も子もない。気をつけてほしいものだ。(津村 薫)

12月10日(水)

政府がイラクへの自衛隊派遣を決めた。
首相が、何という言葉を使おうが、どんな言葉でまやかそうが、これは「参戦表明」に他ならない。
というより、参戦を表明した時点で、もう戦争は始まっているのではないか。
「開戦」というアナウンスがないだけだ。
戦争がじわりじわりと忍びより、気づけばもう始まっている。
じわりじわりと接近を許してしまい、それに抗えないことで、無力感が広がってしまう。
多くの国民の意見を聞こうともせず、多くの国民の意に反して、こんな重大な決定がなされてしまう。
政府が、明日、徴兵制を導入すると宣言したら、いったい私たちはそれを阻止することができるのだろうか。
私が子どもだった頃、大人一般、そして社会に、一番最初にしかも強烈に不信感を抱いたのは、憲法9条と、自衛隊の矛盾を知ったときだった。小学校高学年の頃だったろうか、中学生だったろうか。憲法がどんなにか大切で、だからこそ改正のためにこれだけの手続を踏むのだと習い、憲法9条のことを習ったとき、そして自衛隊の存在を含めて考えたとき・・・。「なんで、こんな矛盾を、こんな嘘を、知っていながら、平気で放置して、涼しい顔して普通に生活しているんだ!」という唖然とした思い、怒りに似た感情を持ったことを覚えている。
いつか、子どもたちにきっと問われるだろう。
国が戦争へと突き進んでいくとき、あなたは何をしていたの?と。
その時、私は何とこたえることができるだろうか。
今のままでは、子どもたちに不信感を与えてしまうしかない。
私にできることは、何だろう・・・・
忙しいから、時間がないから、今の生活で手一杯だからというのは本音だけれど、そんなことを言っているうちに、命が脅かされていく。
大きいことはできないからと、後込みしていたら、何もできなくなってしまう。
小さくても、何かできることをするしかない。
だけど、何を・・・?
いったい、何ができるだろうか?
何かヒントを得られないかと、今日、平和学の本を注文した。(窪田容子)

12月10日(水)

今、地域のTVプログラムで、子どもたちの中学の文化祭をやっている。毎年、3年生は全クラス、劇をすることになっていて、息子が女装していると聞いて、こっそり見る。修学旅行時、女装して歌って踊ってをやらされて、これが好評で(?)再度やらされたのだとか。最近の子たちは、ブツブツ言いながらも、案外、おもしろがって女装するようだ。他のクラスでもやらされている子たちが何人かいる。中には驚くような美少女に変身する子もいる。思ったより下品じゃなくてホッ・・・。どのクラスを見ても、なんだか楽しそう。青春だなぁ・・・。私も、中学の時は男女5人ぐらいのグループで、ギターでフォークソングをやったなあと思い出す。いろいろあるけど楽しい時期だ。(村本邦子)

12月10日(水)

大阪市旭区の生江青少年会館で「働く女性のメンタルヘルス」について講義をした後、貝塚市に向かい、「乳幼児をもつ親への支援のポイント」というテーマで、保育士研修に。明日は吹田市男女共同参画センターの「グループ・ファシリテーター養成講座」から京都市下京保健所の職員研修へ。急に寒くなったけれど、風邪もひかずに元気で仕事をしていられるのは、ありがたいことだ。今日のお昼は、同行している原田と二人で、「良平」というお店に。「ザ・めしや」みたいなものだといえば理解してもらいやすいだろうか。値段の書いてあるおかずを好きに取り、ご飯とお汁を注文するというシステムのお店だ。私は大の和食党、こういうとき、あっさり系の物を好んで選んでしまう。今日は、「茄子の煮浸し」「大根おろしのなめ茸添え」「カレイの煮付け」「きゅうりとわかめとタコの酢の物」の4品。こんなふうなので、一度「津村さん、入院でもするんですか。病人食じゃないですか」とからかわれたことも(笑)。こんな食べ物を嬉々として食べるのは、普段の食生活がなっていない証拠のようで恥ずかしいけれど、パクついて大満足。・・・しかし、私の日記って、どうしてこう食べることばかりなんだ(滝汗)。
さて、遅ればせながら、私は今朝、小泉首相の記者会見のVTRをじっくり見た。家路を急ぐ帰り道、「イラク派兵反対」の署名運動に出くわすことが多い。何もしていない自分を恥じるばかり。ただ署名することしか出来ていない。国連すら無視した攻撃は、果たしてイラク国民を救うものだったのか、そして、その復興法は、彼らの思いに寄り添ったものなのだろうか。9.11のテロ以降、いつも感じていたことは、暴力は暴力しか生まないということだった。あのテロの被害にあった遺族が「こんなことを繰り返さないでほしい」と語っていた姿をテレビで見たことがある。PKOの頃、派兵に対して苦言を呈していた小泉首相の声は何だったんだろう。戦争などで死ぬのはいやだ。「過ちは二度と繰り返しません」と、私たちは犠牲者の霊に誓ったはずではなかったか。(津村 薫)

12月9日(火)

自衛隊のイラクへの派遣が決まったという。仕事を終えて帰宅後、いつものようにテレビをつけていたら、ちょうど夕方のニュースで流れていた。イラク情勢に詳しい方、自衛隊に詳しい方のコメント、現役自衛隊員へのインタビュー(これには、ほとんどの隊員が応じていなかったが)、そして賛否両論の街の声。
 私の声はしごく単純なものだ。「行け」と言われても、私は行けないし、行きたくない。娘も行かせたくない。自分自身が行けないし、自分の子どもにも強要したくないものを、他人様には強要できないし、建前も言えない。ただそれだけだ。(前村よう子)

12月9日(火)

今日は京都の某小学校のPTAで子育てとジェンダーについての講演。PTA会長が「同窓生なので是非に」と依頼してきたので、もの珍しく、好奇心からつい引き受けてしまった。同窓生といっても、実際には面識の記憶はなく、私より2つ3つ下の後輩に当たるようだ。それでも、後輩にあたる男性が小学校のPTA会長をやっていて、ジェンダーについて話して欲しいというのなら、やっぱり行こうと思うところが、自分でもおかしいなと笑えるけど。のどかな学校で、校長先生始め、お父さんたちが何人か来てくれて、熱心に聞いてくれた。最近、あちこちで、男性の受講者が増えてきたような気がする。やっぱり時代は変わってきたのかな。(村本邦子)

12月9日(火)

今日は奈良市富雄へ。あすか野幼稚園保護者向け講演を行う。明日は大阪市旭区から貝塚市へ。やっぱり近鉄電車&南海電車づいている(笑)。珍しく午後は講演が入っていなかったので、事務所に戻り、迫っている講演のレジュメ作成を大急ぎで。隣のデスクの事務局長・小林が最近膝を痛め、隣のビルの整骨院に通っていたのだが、今日も通院するというので、原田と二人で同行することにした。私も肩こり・腰痛・首の痛みに悩まされているのだ(原田は膝が痛いらしい)。私の場合は姿勢が悪いこと、仕事の影響や出産の影響もあるそうだ。いろいろと説明を受け、軽く体をほぐしてもらう。ぽよ〜んと力が抜けた感じ。気持ち良くて、あやうく寝るところだ(笑)。それにしてもスタッフで誘い合わせて整骨院へ行くっちゅうのは、どう考えたらよいのだろう(笑)。ま、もう若くはない私たち、まだまだ元気につきあいたい自分の体を積極的にいたわる時期にきたってことかな。明日は大阪市旭区生江青少年会館から貝塚市の保育者研修へ。(津村 薫)

12月8日(月)

同僚の団さんとイラクの話。どんどん状況がヤバイ方向に行ってるように思えてならず、考えると暗くなる。親がそうだからだろうが、うちの子たちは事態を深刻に捉え、娘などは、この話題になると涙ぐむ。親としては辛い。不必要に子どもを脅かしたくはないが、それでも、戦争が起こる瞬間まで、「何とかなるだろう〜」と気楽に構える馬鹿であって欲しくはない。歴史が証明するように、皆がそうだと最悪の瞬間が訪れるわけだから。願わくば、現実を見据え、希望を持ち続けて、賢明に振る舞って欲しい。徴兵制にでもなれば、柔道で鍛えた息子はもちろんのこと、女だって免除されるとは限らないだろう。うちは、徴兵制になったら、たとえ牢屋に入っても良心の兵役拒否をしようと話している。(村本邦子)

12月8日(月)

今日は、ジョン・レノンの命日だそうだ。彼が射殺されたという悲報を聞いたとき、私は高校生だった。ビートルズが好きだった私はたいそう落ち込んだ記憶がある。ちなみに、私が好きなビートルズ・ナンバーは「ビコーズ」。これを言うと「根が暗いの〜?」と言われることが多い。そうかもしれん(笑)。天才ボーカリスト、カレン・カーペンターが亡くなったときもショックだった。彼女の歌う「GOODBYE TO LOVE」は最高だったのに。中学生の頃夢中になったクイーンはやはり、ボーカルのフレディ・マーキュリーが亡くなってしまってガッカリ。アルバム「オペラ座の夜」は最高傑作だったなあ。「ボヘミアンラプソディー」に涙したクイーンファンは多かったろう。こんなこと書いてると、私の愛したミュージシャンはみんな早死にしてしまうみたいじゃないか。大丈夫。エアロスミスのジョー・ペリーは今も現役で、ナイスミドルになっているぞ。キッスのエース・ヒューレイだって元気そうだ。すっかり年とってたけど(涙)。いやあ懐かしいなあ。昔は洋楽大好き人間だった私。今?家でよく流れているのは娘の好みで、「あゆ」だの「ゆず」だの「ELT」だの「宇多田ヒカル」だの「ケミストリー」だの(涙)。(津村 薫)

12月7日(日)

今日は、奈良市の平城東公民館へ。近鉄電車は最近よく利用するけれど(南海電車といい勝負だっ)、「高の原」というこの公民館の最寄り駅に降り立ったのは初めて。緑が多く、ゆったりしていて落ち着いた街で、お迎えいただいた車の窓から眺める景色は、どこもホッとするものばかり。リタイア後にここに移り住む人も多いのだとか。都心部まで出るのも1時間以内だし、空気も良い。第二の人生を送る地として選ばれるのも、なるほどなあ〜と納得。年寄りになっても、都心部に住み続け、元気でデパート内を闊歩すると豪語している私だけれど、ちょっとグラリ・・・それくらい魅力的な街だ。(津村 薫)

12月7日(日)

NPO子どもプロジェクト、ボランティア養成講座の二日目。今日は、いくの学園の斉藤さん、粟野さんに話をしてもらった。講師も参加者もとても熱心。現場で頑張っている人たちの話を聞くとエンパワーされる。それでも、なかにいたら大変だろう。私もバーンアウト寸前の時代があったから、よくわかる。今回の年報のテーマでもあったが、ケアワーカーのケア・ネットワークをつくっていく必要があるなあと改めて痛感する。(村本邦子)

12月6日(土)

 今日、明日は京都支所で、NPO子どもプロジェクトのボランティア養成講座。理事の冨永良喜先生が2コマ担当してくれて、「トラウマ動作法」と「転移・逆転移」を。「トラウマ動作法」の理論と技法は、冨永先生が現在開発している分野だから、会うたびに進化しつつあるという印象を受ける。遠路はるばる来て頂いて、理事だから謝礼も出せないという条件で、本当に心苦しいのだけど、とても貴重な会話が交わされている(トラウマ最前線であること間違いなし!)ことにゾクゾクする。参加者もみな熱心だし、手伝ってくれているうちのスタッフ含め、とても勉強になっていると思う。大変でも、やる甲斐が十分にある。明日も楽しみだ。(村本邦子)

12月6日(土)

今日は大阪市西成区の保育所の保護者向けに講演。保育所の先生方が日々奮闘され、子どもたちやお母さんたちのために誠実に努力を重ねておられる姿には感じ入った。あいにくの天気だったけれど、たくさんのお母さんが集まってくれ、熱心に耳を傾けてくれた。ありがたいことだ。明日は奈良市へ向かう。帰り道、いつも寄る花屋さんへ。「クリスマスブッシュ」という珍しい花を勧めてくれたので買うことにした。亡くなった義母のために我が家は花を欠かさないのだが、花が大好きだった義母のために、仏事用の花は殆ど使わない。できるだけ珍しかったり可愛い花を求めるようにしているのに、私には花の知識がない(ついでに言うなら、ガーデニングの趣味もないし、これまで植物にはそんなに親しんでこなかった)。それで花屋さんは、無知な劣等生ママを仕込んでやろうと思ってくれているようで(笑)、「今日はこんな花が入ってるねんで〜」と声をかけてくれ、その花の特徴について教えてくれる。かなり凝った花を仕入れる花屋さんなので、楽しい。そういえば、街はクリスマスの雰囲気が、例年に比べて何だか寂しいような気がする。いつも楽しみにしている梅田・阪急百貨店のクリスマスディスプレイを、今年はまだ見ていないからかな。なぜだか梅田を経由しない講師の依頼先ばかりが続いているし、休日は街に出たりしないので、一向に見る機会がないのだ。これもちょっと寂しいな。バタバタしながら1週間が終わる。吹田市、富田林市、泉南市、柏原市、大阪市西成区と出向いたけれど、来週は奈良市、大阪市旭区、貝塚市、吹田市、京都市へ行く。(津村 薫)

12月5日(金)

朝、出勤しようと家を出て、ぶるぶるっ!いよいよ本格的な冬到来か。冬眠したくなるほど冬が苦手な私。つい体を縮めてしまって、いつもよりさらに肩がこるというオマケもつく。暖房の効いた部屋でアイスクリームを食べるというのは至福のひとときだけど(笑)。コタツも好き、箱にたっぷり入ったみかんも好き、お節料理に、お雑煮(夫も私も、大阪生まれで大阪育ち。もちろん雑煮は白味噌仕立てだ。ここに小芋、焼き豆腐、祝い大根、人参が入ったもの)も大好き!余談だが、私の実家では、日本橋の「大源」という老舗で必ずお正月用の味噌を買うことになっていた。もう亡くなられたそうだが、ここの店の息子さんと父が同級だったとかで、大晦日になると、父が買いに行くのだ。それを食べた夫も気に入って、いま、我が家のお正月用味噌も大源になった。夫がやはり暮れに買いに行ってくれるのだが、今はネット販売も行っているようだ。ここの「別甲」という白味噌が私は大好き。ちょっとやめられない美味しさなので、白味噌好きな人はお試しあれ。
http://www.am.wakwak.com/ ̄daigenmiso/
いかん、冬の話だったのに、すぐに食べ物の話になってしまう(笑)。冬といえばクリスマス。備前屋という老舗の和菓子屋さんが、変わりクリスマスケーキ(もちろん和菓子)を毎年出している。何を隠そう、去年は私も買った(笑)。見た目はチョコレートケーキなのだが、チョコレートに見えるコーティングは、実は羊羹だった(笑)。結構うまかったっすよ。今年のクリスマスケーキも面白いので、関心を持たれた方はどうぞ。そうそう、この店の「八丁味噌シフォンケーキ」は美味です。これも私は買いました(笑)。
http://www.bizenya.co.jp/wako2003.htm
嗚呼、やっぱり食べる物の話に終始してしまう・・・・。私の食いしん坊ぶりは、この冬も絶好調です(笑)。←笑ってていいのか。(津村 薫)

12月5日(金)

 今日は、保津川下りをしてから大学へ(何でやねん!)。お天気も良く、名残紅葉も美しく楽しかった。昨年初めて体験してから、私は保津川下りにぞっこんなのだ。次回は是非、桜の季節に。
 大学では、来年度引き受けることになっているコミュニティ心理学会開催のために、あちこちで相談。そろそろ段取りを進めなければならない時期だ。6月末の土日ですから、みなさんお楽しみに!
 夜はM2のゼミ生の修論指導。今年は20人も院生がいるので、早くから気合いを入れて論文を書かせている。その成果あってか、今年はとっても良いペース。すでに概要ができている学生たちの修論はなかなかの出来で、ワクワクしながら、あるいはウルウルしながら読んでいる。これは何ものにも代え難く喜ばしい時である。まだまだ先の見えない学生たちもあるが、何とかなるかな。(村本邦子)

12月4日(木)

 今夜はバリダンスの日。最近ただでさえ疲れているのに、もうクタクタ・・・。でも、すごく健康にいいような気がする。普段使わない筋肉を動かすので、体をほぐす感じかな。なかなか要領がつかめず、やればやるほど難しく思えてくる。劣等生の位置で何かを習うという体験は、あまり慣れていないから、時々情けなくもなるが、貴重な体験だ(この年になって怒られるのもね〜)。基本的に気持ちの良い時間である。どこまで続くか誰にもわからないけど、今のところ、まだまだやる気満々。(村本邦子)

12月4日(木)

今日は泉南市と柏原市のハシゴ。なんと行きも帰りもラピートに乗ることができてごっきげ〜ん!リッチな気分を1日に二度も味わえて感激。泉南市では、連続講座のうち3回分のご依頼をいただいていて、今回で私の講義は最終回。小さな赤ちゃんを連れて熱心に通ってくれたお母さんたち、お疲れさまでした!泉南市樽井公民館のご担当Kさん、一緒にお仕事をするのは2回目だが、とてもお話が面白くて愉快な方だ。ありがとうございました。さて午後は前述の通りラピートに飛び乗り、柏原市へ。少し早めに着けたので、駅のそばのラーメン屋さんに入って急いで昼食をとる。同行した原田が頼んだ唐揚げを1個せしめた上に、ラーメンと炒飯のセットをたいらげた(おい)。柏原市は、市の学校園保健会主催の講演で、一般のお母さんたちと共に、先生方なども参加されての賑やかな場になった。こちらのご担当のHさんは、このサイトをよくご覧くださっているようで、私の日記の内容がばっちり頭に入っておられるご様子。「今日はラピートに乗ってきて・・・」と言うと、「ラピートがお好きなようですね」(笑)。「今日の昼食は電車の中ではなかったのですね」などなど(笑)。日記を読んでくださっている方がいるというのは、とても嬉しいことだ。Hさん、これからもどうぞご愛読くださいね。そう、確かに最近は講演ハシゴの日々で、昼食がゆっくり食べられるという日は珍しい。それでも絶対に食事を抜かない私の根性もすごいと思う(笑)。昼食抜きでは、絶対に力が入らない。2時間喋るのもなかなかパワーが要るので、エネルギー補給は必須だ。・・・にしても、程度問題だろうが(涙)。2時間の講演を終えて、会の皆さんと少しお話をして、用意してくださった美味しいお菓子をいただいて、大阪市内に戻る。Hさん、皆さん、ありがとうございました。さて、今日たまたま休みのとれた夫が、風邪でふらついているというのに、「レンズが切れたから・・・」と(我が家は全員近視でコンタクトレンズを使っている。使い捨ての1DAYアキュビューを愛用しているので、数ヶ月に一度購入しないといけないのだ)街まで出てきた。一緒にコンタクトレンズの店に寄り、お茶を飲んで(ふらついているくせに、せっかくだからお茶を飲もうと夫が言う。「そんな無理して大丈夫なの〜?」とか言いつつ、しっかりケーキセットをたいらげる妻・・・。ちなみに、「おこちゃま」な私は、苦いチョコレートが苦手。食べると鼻血が出そうになる。甘いミルクチョコ仕上げのバナナの入ったケーキというのが最も好きだ。コーヒーが大の苦手の私は、これをホットレモンティーと共に楽しむ。和菓子の方がもっと好きだけどさ(笑)。夫はマロンミルフィーユというのを食べていた)慌しく帰宅した。今夜は「白い巨塔」だしね(笑)。夕食は、おでん(まだ食うんかいというツッコミは禁止)。昨日から仕込んでおいたので、味がよくしみている。これもちなみに・・私は「はんぺん」と「じゃがいも」と「卵」と「大根」が大好きだ。今日はいったい食べる話だったのか、講演の話だったのか、どないやねん、という突っ込みも禁止(笑)!(津村 薫)

12月3日(水)

今日は、講師で富田林へ。地理バカな私はよく理解していなかったけれど、富田林は河内長野のすぐ手前で、思っていたより遠かった。それでも景色はバツグンで、近くの山々の紅葉が美しくて大満足。金剛山は、富士山の次に登山者が多いのだそうだ。なんと樹氷が見えるのだとか。山頂の宿泊施設は、村本の義兄で私たちの事務所の設計も手がけてくださり、たいへんお世話になっている村本勝美先生の設計による建築なのだと、村本から聴かされてびっくり。是非一度登ってみたくなった。明日は泉南市と柏原市のハシゴ講演。もうしばらく講師ラッシュは続く。(津村 薫)

12月3日(水)

 今日は岡山の女性センターで講演。朝の新幹線で、岡山に通勤している近所の人と一緒になる。出張は遠足気分で楽しくこなすことにしているが、これが毎日となるとたいへんだろうな。帰りは倉敷まで足をのばし(岡山から快速で10分)、1時間ほど美しい町並みを散策して帰ってきた。美術館に入る時間がなかったのは残念だったが、エルグレコのコーヒーを飲んだ。倉敷は何度も訪れている思い出深い街。一番最初は幼稚園の頃。奈良から大阪に引っ越し、奈良でかわいがってくれていた大家さんのお姉さんたちが私だけを連れて行ってくれたのだ。きれいだった印象だけが残っている。晩秋とは言え、暖かく、川に映る紅葉が美しかった。(村本邦子)

12月2日(火)

 お昼まで京都支所で仕事をして、大阪本社へ移動中、京阪電車が止まってしまった。「前の車両で人身事故があり、しばらく停車いたします」「ただいま、人身事故の処置をしております」「処置が終わりましたら、すぐに運行しますので、今しばらくお待ちください」・・・状況を何度も知らせてくれるのだが、「一つの命が・・・」と思うと悲しい。30分ほどで動き出したが、あわただしく動いている警官やシートをかぶせた遺体など目撃してしまって、ショック。ここ1年、本当に飛び込みが多い。例年、年末は多いが、昨年末から結局やむことなく新たに年末を迎えてしまったんだなとため息が出る。不況続きで先行きが見えない気持ちはわかるが、それにしても無念だ。「日本は不況続きで、最近、人身事故が多くてね・・・」とアメリカの友達に話したら、「それ何?」と問われてしまった。「人身事故」って日本特有の現象なのだろうか?(アンナ・カレーニナの最後の場面は、たしか鉄道自殺ではなかったっけ?)アメリカでは、最近、「コップ・スイサイド」というのが話題になっているらしい。追いつめられた状況でわざと犯罪を犯して、警察官に撃ち殺してもらうという方法の自殺なのだそうだ。意図しようがしまいが、自殺は周囲の人に対する最大の攻撃だ。何とかならないものか・・・。(村本邦子)

12月1日(月)

 ここのところ、毎日バタバタしていたからか、今朝、本当に久しぶりにコンタクトをなくしてしまった。小さな忘れ物やなくし物は要注意のサイン、生活がコントロールできていない証拠だと思う。コンタクト程度の被害ですんだと思って、大きなことが起こらぬうちに気持ちを引き締め直さなければ。むしろ、コンタクト1枚5千円の葉書が舞い込んだ矢先だったから、ラッキーでもある(?)。何を隠そう、私はすごーく眼が悪い。小学校時代はずっと1.5だったのに、中学に入って、毎晩、布団の中に蛍光灯を入れ込んで(つまり寝たふりをして)、本を読んだり日記を書いたりしていたら、みるみる視力が下がって0.1もなくなってしまったのだ。高校時代に新体操をしていたから、コンタクト歴は相当長い。昔は時々なくして苦労して探したものだったが、ここ10年はそんなこともなくなっていた。とにかく気をつけるとしよう。何事も落ち着いて、丁寧に。(村本邦子)