2003年10月 (スタッフの日記バックナンバー)

10月31日(金)

 箕面でSAJ(ステップ・ファミリーを支援する会)の合宿で泊まり。2年間にわたり4回実施したファシリテーター養成合宿の今回が最後、講義のビデオ制作をやった。私自身もいつも参加を楽しんでいたので、最後と思うと、ちょっと寂しい。箕面は木々が色づき始め、秋晴れの気持ちの良い日だった。部屋から見える夜景も素晴らしい。残念ながら、結局、一度も散策や温泉に入る時間がなかったのだけど・・・。(村本邦子)

10月31日(金)

もう10月も終わりかと思うと、タメイキが出る。まだまだ仕事も山積みだというのに!家に帰ってもバタバタしていると、犬と猫がきょとんとしている。いかんなあ、ゆとりがなくて。私生活でも、受験期の子どもをもつ身で、やはり気ぜわしい。娘は、昨日で部活を引退した。「お菓子狙い」とやらで(笑)、茶華道部に入って3年。ぶつぶつ言いながら部長も務めて、よく頑張ったものだ。昨日の文化祭で生けた花を見てやれなかったのが残念だけど、偉いぞ、娘。ほっとする間もなく、実力テストが迫り、五木の模試、期末試験とめまぐるしい毎日。体に気をつけて、無事乗り越えてほしいものだ。母も頑張るぞ!(津村 薫)

10月30日(木)

 今日はまったく冴えない1日だった。木曜日は朝早く出勤するのだけど、FLCに忘れ物したと思って取りに行ったら思い違いだったことに気づいたり、午後の移動の際に勘違いして駅を大幅に乗り越し、慌てて逆方向のホームに移って電車に飛び乗ろうとしたら、小さな子どもがトコトコ歩いてきて、急ブレーキをかけた私はバランスを崩して、ドッシンとまともにこけてしまった。みじめ・・・。ところが、車掌さんが親切な人だったらしく、こけた私が起きあがって電車に乗り込むまでドアを開けて待っててくれた。「すみませ〜ん」と有り難く乗り込んだけれど、電車に乗ってる人たちに一部始終を見られていたので恥ずかしかった(何気ないそぶりを貫いたけど)。このトラブルでスクールカウンセリングに10分遅刻してしまった。最低・・・(でも、もう1本遅れていたら20分の遅刻だった)。それにしても、大人になってからまともにこけるという経験はショックだ。もうちょっと年を取ると、これが骨折やら何やら命取りになるのだろう。夫からは「念のため、レントゲンでもとってもらったら」と心配されてしまったが、とりあえず、今回は、まだ若かったためか(?)、足に大きな青あざいっぱいと両腕に擦り傷のみ。冴えない1日だったな〜。「こんな日もあるさ」と慰めつつ・・・。(村本邦子)

10月30日(木)

「白い巨塔」の日。毎週この曜日がくると、わくわく、どきどき。ちょっと見たテレビ番組で、「整形をして後悔している人の理由ベスト5」というのを紹介していた。最近は、生き方を変えたいとか、引っ込み思案な性格を直したい、自信をつけたいという理由で、若い人から年輩の人も整形をするようになってきたそうだ。「親に後ろめたい」「失敗した」「友人に会いにくい」・・などなど。第一位は「何も変化がなかった」!!周囲が気づいてくれないので結局何も変わらなかったと、整形した女性がモザイク入りで発言していた。笑えないのが、豊胸手術をしたけれど、もともとパットを入れていたので、結局見た目のサイズは変わらず、誰も気づいていない・・・と言ってた女性がいたこと。なるほどなあ。気の毒なことに、鼻を整形したけれど、気になってしまって、盛大に鼻をかめないとか、シワをのばしたけれど、笑うのが怖いとかいう女性たちもいた。美しくなればそれでOKと臨んだけれど、決して万々歳ではないのが、整形の落とし穴ということか。(津村 薫)

10月29日(水)

 ここのところ、中3の息子の進路をめぐってずっと悩んでいたのだけど、息子がついに決断した。スポーツクラスに行くことにするそうだ。いろいろ選択肢があって、親としては、正直、学力を優先して欲しかったのだけど、やむを得ない。決断に至るまでに、いろいろと横槍が入ったりして(自分もその横槍の一部ではあったのだけど)、悶々としている息子の姿を見ているうちに、だんだんかわいそうになってきた。一番ひどい横槍は塾で、「そんな学校に行くつもりなら、うちにはもういらん」と・・・。なんてヒドイと思いながらも、よそに移っても同じことを言われるのかと思うと、家では決して勉強しない子なだけに、どうしても「そんなとこ、やめなさい」と言えない情けない自分があった。でも、息子がきっぱり決断したので、私も腹を括って、今日はきっぱりとそう言ってやることができた。私は、どこの高校に行って欲しいというのは特別なかったのだけど(近所がいちばん!)、我が子がスポーツクラスに行くというのがあまりに予想外で(両親共にスポーツ系ではないから)、「それはいったいどんな人生につながっていくのだろう?」と、皆目見当もつかなかった。それによって彼の人生が大きく変わってしまうのではないかと思えて不安だった。今回は夫の方がきっぱりしていて、「どこに行こうと構わない。ちゃんと勉強さえしてくれれば」と言っていたのだが。周囲からあれこれ言われ、本当のところ、息子が一番不安だったと思う。でも、「どこを選んでも息子は息子、たとえ曲がりくねった道であったとしても、彼なりに自分の道を切り拓いていくだろう」と最後には受け入れ、息子の背中を押してやることができて良かった。私もちょっと成長させてもらえたな・・・と子どもに感謝。ところが、何と、息子の言うこと、「高校入ったら塾なくなるから、クラブ終わった後、ヒップホップダンス習いたいねんけど」だって。アンタ、いったい何考えてんの!?(村本邦子)

10月29日(水)

滋賀県長浜市に講師に行く。大阪市内とは違って空気が良いので、駅から会場まで15分程度の道程を歩く。なんと気分が良いこと〜!今は、帰りの新快速の中でパソコンを広げている。何度目かの長浜市。実は、以前から狙っているものがあった。名物の「ホワイト餃子」だ。長浜市内から「パルムロード」という大通りが広がっているのだが、その一角に、「ホワイト餃子」を売る店がある。始めて行ったときに、この看板を目にして、お迎えに来てくださった市の職員の方に、「普通、餃子はホワイトですよね?」とツッコんだのを今も覚えている(笑)。なんでも、餃子の皮の部分が、普通とはかなり違うのだそうだ。念願かなって、今日は「ホワイト餃子」と、やはり名物の「イタリアン焼きそば」を買うことができた!バンザ〜イ。早く帰って食べてみたいな。そうそう、「暫」という名前の回転焼きも美味しいそうだ(この店の別の窓口で売られている。大阪の人は「御座候」みたいなものといえば、ピンとくるかな?)。さて、駅で新快速に乗り遅れて、少し時間があったので、「紅葉だより」というパンフレットを手にしてみた。鮮やかな紅葉の写真だらけで、素敵!!滋賀、京都、奈良、神戸とそれぞれに紅葉が楽しめるスポットを紹介している。今年は、絶対に紅葉を見ようと心に決めた。そうそう、長浜市には「レトロバス」なるものが走っていて、長浜の観光名所を巡ってくれるそうだ。いつか乗ってみたいなあ。来週の土曜日も別の依頼で、長浜市に講演で向かう。さて、私はもう一度、「ホワイト餃子」と「イタリアン焼きそば」を買うのだろうか(笑)。(津村 薫)

10月28日(火)

大正区の北恩加島幼稚園に保護者向けの講演に行く。可愛い園児たちの声に思わず顔がゆるんでしまう。いいなあ〜、この頃の子どもって、本当に無邪気で可愛い。講演を終えて大急ぎで事務所に戻って仕事、仕事。講演づくめなので、レジュメ作成が追いつかない。明日は長浜市に行くが、JR新快速で往復3時間。ここでもレジュメを作ろうと、文献を持ち帰ってきたら重いの何のって(涙)。だから肩がこるのね・・・。そうそう、スタッフが髪を綺麗にカットしてきた。すっきりしていて素敵。いいなあ。私も髪を切りたいのだけれど、なかなか行けない。なぜか私は髪が伸びるのが早い(よく、髪が伸びるのが早い人は○×△・・というよね。昔からよく言われました・・笑)。あれよあれよという間に伸びてしまう。そろそろすっきりしなきゃなあ。パーマも伸びてきてしまったし、今度はストレートにしてみようかな、なんて楽しみに考えている。←いつ行くんだか言ってみろ(涙)。(津村 薫)

10月28日(火)

 ディズニー映画「キッド」を観る。40歳の誕生日を迎える男が、過去の自分と未来の自分に助けられて、本当の自分を取り戻すというとてもシンプルな、だけど楽しい映画だった。8歳で母親を亡くし、その後、父から厳しく育てられ、「泣いてはいけない」の掟を守って、弱虫からはい上がり、世間的には大きな成功を収めるが、実は、過去を封じ込めて生きている。ちょうど、アダルト・チルドレンがインナー・チャイルド・ワークを行ったという感じかな?人生の転換点に、過去の自分と未来の自分が助けに来てくれるって、なかなか良いイメージだな。・・・でも、私は、現実に戻って、今月末締め切りの原稿(コミュニティ心理学ハンドブックの原稿)を書いてしまわなければ!!!(村本邦子)

10月27日(月)

 精神分析の授業で、今日は『夢判断』の後半部を取り上げる。私は、卒論も修論も夢をテーマにしたので、『夢判断』だけは読み込んでいる(それを理論的基盤にはしなかったけれど)。それでも、今頃になって、なるほどと初めて納得する部分もある。若い時には、フロイトの性へのこだわりには、とてもついていけないと毛嫌いしていたが、最近では、フロイトの時代背景を考慮に入れるなら、こんなことも言えるのかもしれないと思うようになってきた。性への抑圧がきつければきついほど、性の表現は歪曲される。性を表すために、わざわざ他の象徴を利用するということが、今より頻繁にあったに違いない。あらゆることを過剰に一般化する傾向のあるフロイトの理論を全面的に受け入れることはできないが、臨床をやっていて、そこになにがしかの真実が含まれていることを否定することもできないと思う。次回は『日常生活の精神病理』。今年は昨年より、ちょっと余裕があるかもしれない。ファイルの災難を乗り越えて、来年にはテキストもできそうな気配だ。(村本邦子)

10月27日(月)

京都聖書教会の子育て中のママの集い「マナ」でお話をさせてもらうことに。子育てナビシリーズの出版などで、いつもお世話になっている三学出版の中桐さんの紹介ということで、張り切って出かけた。この教会の牧師さんが、いつも子育てナビシリーズを参考にして、子育ての話をしておられるそうで、ありがたいことだ。小さな子どもを連れたお母さんたちばかりが10人少々という、こじんまりした集まり。とてもアットホームで、皆でワイワイ言いながら、お昼ご飯をいただき、美味しい手作りシフォンケーキと紅茶までご馳走になってしまった。牧師さんはあいにく英国に行かれているそうでお目にかかれなくて残念だったが、牧師さんの奥様にはお会いすることができた。とても穏やかで謙虚で、魅力的な方だった。この集まりのリーダーとして活動されている方たちも、目が輝いていて力があって、素敵な人たちだ。こんなふうに子育て中のお母さんを支えるという活動をしておられることが素晴らしいなあと思う。どんなにか、お母さんたちの心の支えになっていることだろう。
今日は、出町柳駅まで送迎までしてくださった三学出版の中桐さんのおかげで、紅葉にはまだ少し早いものの、色づきはじめて鴨川べりの景色を楽しみながら、ドライブまで出来てしまった。なんと贅沢な半日だったことだろう!最近は中桐さんも、友人と散策をしながら京都のハイキングコースを歩かれたりするそうだ。ちっとも運動しない私は、見習わなくては・・・。忙しい忙しいと言っていても、やる気がある人はきちんと運動するんだなあ、と感嘆。私の場合は時間のせいにして、実はやる気がないということなのだろう。でも、あんな良い景色の中を歩くというのは、それだけでパワーがもらえるような気がする。この秋は、紅葉を楽しみに歩いてみようか。
気分の良い1日だったけれど、とうとう阪神は日本一にはなれなかった。ダイエーホークスの優勝の胴上げを見るのはつらいので、テレビは消してしまった!
勇退する星野監督に、日本一の胴上げを体験させてあげられなくて残念だ。それでも18年ぶりに、夢を見させてもらった。ありがとう星野監督、阪神ナイン。(津村 薫)

10月26日(日)

日本シリーズは、ダイエーに2連勝されてしまい、意気消沈していたら、阪神が3連勝と盛り返し、喜んでいたら、今日は大敗。これで3勝ずつのタイ。明日の勝負で決まってしまうことになった。本拠地・甲子園球場ではないのが気になるところ。何とか日本一を勝ち取って、星野監督の胴上げを見たいのだけれど・・・・。
テレビで、高級ブランド店のリポートをしている。私はさっぱり高級ブランドには明るくなくて、持っている物もない。義妹が新婚旅行でお土産に買ってきてくれたヴィトンの財布というのが唯一といってもいい高級ブランド物で、丈夫なので、もう10年以上愛用している。チャックが壊れたけれど、直しもせずに使い続けていたりする(笑)。ヴィトンに持って行けば直してくれるそうで、「かおりん、行けばいいのに」と義妹に言われたのだけれど、顔を出したこともない店に行くのも気がひけて、一度も足を向けたことはない。毛皮も宝石もまったく興味がない。それなのに宝クジを買う私に、友人が笑った。「アンタに億の金は必要ないでしょうよ」・・・や、やっぱり?一度だけ、欲しいと思った真珠の指輪があった。プラチナの土台は「ブタ」で、その横に真珠がついている。そう、「豚に真珠」のパロディー指輪で、あんまり面白いので、欲しいなあと思って、やはり友人に笑われた。可愛いと思うんだけどなあ。(津村 薫)

10月26日(日)

 秋晴れの行楽日和で嵯峨野へ。学生時代に行っていた赤マンマ(あの頃はまだ、周囲に今ほど店もなかった)でカレーを食べた。月日が経つのは早いものだ。紅葉はこれからだが、あちこちに柿の実がたわわになっていて、すっかり秋の風情。おばあちゃんが大きな山栗を売っていたので(300円!)、一袋買って帰って、ゆでて食べた。ホクホクしていておいしかった。子どもの頃、よく裏山に栗拾いに行ったものだ。いがの隙間から、ツヤツヤした栗が顔をのぞかせているとこっちまでニコニコ、ツヤツヤしてきたものだ。これも懐かしい。秋だ。(村本邦子)

10月25日(土)

京都新聞社主催、足立病院協賛の「不妊フォーラム」で基調講演と、パネルディスカッションのパネリストを務めた。目頭を押さえる人あり、涙をはらはらと流す人あり、あらためて不妊の問題を抱える人たちの悲しみを実感した。科学技術の輝かしい進歩の中、希望は与えられても、どこでケリをつけてよいのかわからず、遮二無二治療に賭けてしまいがちな人が多くおられると聴く。納得の治療を受けるためにも、枠組みをしっかり決めることが大事だと足立病院の不妊センター長の中山医師が話しておられたのが印象的だった。どれだけエネルギーとお金をかけるのか、しっかりと決め、治療に振り回されないようにすることの大切さを説いた中山医師のお話を参加者の方が感じ取られたと思う。パネルディスカッションでも、豊かな経験の中から良いアドバイスをされていた足立病院長・畑山医師のお話、鍼灸師の立場から東洋医学の効用を話された田中氏のお話など、講師の立場の私もお話に聴き入った。(津村 薫)

10月25日(土)

 「スリーパーズ」を観る。スリーパーズとは、少年院あがりという意味。4人の男の子たちがちょっとした悪戯のつもりでしたことが大きな事故になってしまい、少年院送りとなる。時代は60年代。少年院は、暴力、拷問、性的虐待の巣だった。地獄を味わった少年の二人はやくざとなり、一人は検察官に、一人は新聞記者になる。やくざになった二人はバッタリ出会った虐待加害者をぶち抜き、それを知った後の二人は、法廷を利用する形で、加害者たちへの復讐を果たす。観ていて辛い映画だが、一人でなく仲間たちと地獄からはい上がることのできる暖かさが身に沁みる。おそらくは実際にあったであろう世界、今もどこかにあるだろう世界、シビアな現実である。(村本邦子)

10月24日(金)

 マンション住まいなので、ピアノを弾ける時間が限られているが、今日は、久しぶりに、その時間帯に家にいた。今は、バッハのイタリア協奏曲に挑戦している。たしかグレン・グールドの演奏があったはずだと探してみる。ひとつは、「グレン・グールド27歳の記憶」のフィルムの中に、もうひとつは、「シルヴァー・ジュビリー・アルバム」の中にあった。もうひとつ、「未完のイタリアン・アルバム」の中にも収録されているようだが、残念ながら、これは持ち合わせていない。若い時の演奏(「27歳の記憶」)は映像を伴って迫力ある(テンポも早い)。グールドの演奏は本当に素晴らしい。聴きながら、自分が演奏しているイメージで、高揚した気分になる。(村本邦子)

10月23日(木)

 今夜は看護婦さんたちの研修。「女性の自律」というテーマをもらったので、久しぶりに女神の話(『女はみんな女神』より)をして、多様な可能性に開かれ、自分の人生を選択していくという趣旨で話した。結構おもしろがってもらえて、私も楽しかった。終わった後、一人の方から、「先生は花がお好きなんですか?」と尋ねられてとまどった。花が好きじゃない人っているんだろうか???誰でも好きに決まってると思いこんでいたが。援助者ナビのシリーズの表紙も花(たしかに、これは私が指定した)、服も全身花柄(菊)だったから、そう思われたようだ。「女らしい雰囲気ですよね〜」と。意識したことはなかったが、花柄って女らしいんだ。若い頃、ずっと、自分は「女らしい」と信じていたが、途中から、どうやら「女らしい」の定義が自分はずいぶん人とズレているらしいと気づいて、今では、すっかり、「女らしい」という形容は自分に当てはまらないと思っていた。もしかして、私って、やっぱり、「女らしい」のかもしれない。(村本邦子)

10月23日(木)

「白い巨塔」をわくわくしながら見る、楽しみな木曜日。この1時間は、とても短い。今日もあっという間に終わってしまった!夫から頼まれて、ビデオ録画もばっちり。途中、これまた楽しみな日本シリーズは、「阪神はダメだ」と隣人から報告を受ける。気になるが、後にスポーツニュースで見ることにして、ドラマに集中する(笑)。すると「やった、またサヨナラだ!阪神バンザーイ」と報告が入る(笑)。非常に気分が良い。金本に藤本、昨日からやってくれるじゃないの(感涙)。急に冷え込んだ今日、寝屋川市に講師に向かったが、帰りはぶるぶる。これでまた肩がこるんだよなあ。運動しなくちゃ、また体がカチコチになりそう。しっかり歩かなくては・・・といいながら、30〜40分の道程を歩いて帰ろうとするスタッフを横目にそそくさと電車に乗り込んでしまう根性のない私(涙)。せめて、腰痛体操でもしとこうか・・。(津村 薫)

10月22日(水)

 大阪教育大学のメンタルサポートチームで「子どものトラウマ」の講演。小さな会だったけれど、学校システムの中で、どんなふうにトラウマへのケア、予防、危機介入ができるのかを考えている所なので、話をしていて面白かった。子どものコミュニティ・サポートの話は、ちょうどうちのNPOの問題意識とも重なるし、私もスクールカウンセラーをやるようになって、学校という場にどんな介入ができるのか興味津々。子どものサポートという意味では、学校が主たる援助の場として機能するのは、一番自然な形だと思う。子どもたちは、やはり、ふだんから頼りにし、日常生活を共にする大人たちに理解され支えられて成長するのが本来の姿だと思うからだ。そのベースがあって、はじめて、外部から学校に入る他者やプログラムが活きてくる。NPOの活動のひとつとして、学校臨床のあり方を現場の先生方と一緒に模索していく場を作りたいと以前から思っている。思いばかりがたくさんあって、なかなかパワーがついていかないのだけど。(村本邦子)

10月21日(火)

日本シリーズは、残念ながらダイエーに2勝されてしまって、くさっているのだけれど、甲子園に勝負の場を移してからが本番だ!と気を取り直しているところだ。今日は寝屋川市に講師に。戻ってから雑務をばたばた片付ける。普段あまり読書をしない(とほほ)娘が、読みたい本があると言い出した。それは「IT(それ)と呼ばれた子」という、実の親から虐待を受けた体験を描く、いま評判の自伝的小説なのだが、なぜ、この本だったのだろう?娘が愛読するティーン雑誌に写真入りで紹介されていたらしい。友達が先に読んで「すごすぎる」と言ったのだとか。アマゾンですぐに注文して、今日届いたのだが、必死に読んでいる。私の仕事場に届くようにしておいたので、帰り道で、私も急いで読んだのだけれど、言葉を失うような凄まじい虐待の数々が語られる。「人間のことに興味を持ってきた」と最近言う娘。どんなふうにこの本を読むのかわからないけれど、世の中には、本当に大変なことがあり、人の手を必要とする人がいる。少しは人のために働ける大人になってくれるといいなあ。(津村 薫)

10月21日(火)

 パソコンの件では、みなさんに気にかけてもらって、メールやお手紙を頂いたり、掲示板にアドバイス頂いたりしています。これまで、いったい誰が日記を読んでくれているのかあまり考えず(というか考えてもわからないので)、思いつくまま綴っていたのだけど、案外と、自分の知らないところで誰かが読んでくれているのだなあと有り難く思います。目に見えないネットでのつながりというのは怖い面があると思っていたけれど、それ以上に、暖かい面があるのだなあとしみじみ感じています。いろんな方にアドバイス頂いたので、少しずつ、パソコンを上手に使えるようにと試みています。我が事のように、ハラハラドキドキしてくださっている方々がいるようです。めげずにがんばりますね!みなさんに感謝します。(村本邦子)

10月20日(月)

 今日、大学の同僚たちとパソコンの話をしていて発覚したのだが、私は、これまでパソコンをパソコンとして使っていなかったようだ。昔のワープロ感覚のままでいたので、文書を作ればフロッピーに落とす、バックアップするとすれば同じフロッピーを2枚作る・・・というふうに理解していた。ところが、パソコンで作った文書は内蔵されたハードディスクに整理して保存する、バックアップとしてフロッピーなどを利用するというのが、文章を書くためにパソコンを使う者の常識だということを初めて知った。「そんな人がいるとは驚きだ」とかなりびっくりされてしまったが、自分では私は原始人に近いと思っているので、さもありなん・・・という感じ(使っているだけでよしとしよう)。「そうか、便利になったんだなあ」と感心して、また笑われてしまった。私にとっては、ワープロにメールとインターネットが加わっただけで、十分に便利だと思っていた。ワープロ感覚でいたので、多少は本体に保存できることを知っていたけど、どんどん削除していかないと、重くなって、動作が遅くなると信じていたので、一時的にデスクトップに文書を保存することはあっても、すぐに削除していたのだ。もちろん、CとかDとか別のところに保存するなんて仕方は知らなかった。メール100通もたまれば、重そうというイメージで(100通のお手紙を袋に入れて、担いでいるサンタさんのイメージ!)、重要なものはプリントアウトしてファイルするという具合に。他の人もみんな本当に知っているのかなと半信半疑。「でも、データが壊れたら皆、よくわかってくれて同情的な反応をしてくれてたよ」と言うと、「ようわからんけど、何かファイルに重大なことが起きたらしいということだけはわかるからや」ということ。本当かなぁ?いずれにしても、ひとつ賢くなった!(村本邦子)

10月19日(日)

女性ライフサイクル研究所の中で、一、二を争うテレビ好きの私(誰と争ってるんだか、笑)。この秋、「白い巨塔」がはじまって、嬉しい。若い頃、大学病院での権力争いを描いた山崎豊子の原作に夢中になり、亡き田宮二郎が演じた同ドラマを再放送で真剣に見ていた(リアルタイムでも見たと思うが、当時の私は子ども。その面白さがピンとこなかった)。あれは、何度目かの再放送だったのだろうか。毎日昼間に放映があった。当時の私は結婚まもなかった。ビデオに録画して、週末にまとめて、夫と2人で楽しんで見た。今回のキャストに関しては、「ちょっと青いんじゃないの」と夫と文句を言ったけれど、それでも始まってみれば、なかなか面白く、一度に引き込まれた。毎週木曜日といえば、「渡る世間は鬼ばかり」を楽しみにしていたけれど、今は放映がない。また来春くらいから始まるのかなと楽しみだが、また新しい楽しみが木曜にできた。次週が待ち遠しいドラマなど滅多にはない。視聴率でも、このドラマがダントツの1位で、秋からの新番組の中では、ひとり勝ち状態なのだとか。まだドラマは2回目の放映を終えたばかり。しばらくはわくわくと木曜を楽しみにすることにしよう。(津村 薫)

10月19日(日)

 先日注文していたパソコンが届き、セットアップを完了した。いったい何代目のパソコンだろう?新しくなればなる程、セットアップが簡単で、動作も速くなっており、驚かされる。あとは、机のまわりを片づけて、研究スペースを作るだけ。夫と机を並べて仕事をするのは、いったい何年ぶりだろう?両親が書斎に籠もって子どもたちを放ったらかしてばかりでもいけないと思い、私はずっとリビングにパソコンを置いて仕事をしてきたのだ。そのために、本やらフロッピーやらが散乱してぐちゃぐちゃになる悲劇を繰り返してきた。これからは、快適なスペースで仕事に励むこととしよう。(村本邦子)

10月17日(金)

今日は朝からムッとするような出来事が!バス停に向かったら、私が乗らない路線のバスが止まったまま!時間調整をしていたのだと思うが、私の乗るバスが近づいてきた。完全にバス停をふさいでしまっている、時間調整中のバス。私は、あのバスに乗れるのかな?何だか不安になる。果たして私の乗りたかったバスは、なんと追い越し車線の方へ行き、道路のど真ん中で止まり、申し訳程度にドアを開けていただけで、さっさと行ってしまったのだ。あまりのことに、あっけにとられる私。もう予定の電車には間に合わない。泣く泣くタクシーを拾うしか、もう選択肢がなかった。 どうしてあんな混雑する大きな交差点の近くに位置するバス停で、バスは時間調整をするのだろう(他の車にもとても迷惑)。どうして、このバスの前か後ろに、私の乗りたいバスは止まってくれなかったんだろう。どうして、そんな止まり方をしたなら、乗客はいないか、きちんと確認してくれなかったんだろう。頭にきて、携帯電話で「大阪市交通局」の番号を聞いてしまったけれど、苦情の電話はまだかけてないのだ。「ザ・ジャッジ」の、「これって罪じゃないの?」コーナーで法的にはどうなのか聞いてみて、このタクシー代は、是非大阪市交通局に払ってもらいたいくらいだ!こういうことでは、滅多にムカつかない私もキレちゃったぜ。
さてさて、気をとりなおして、大東市に向かう。講義をひとつ済ませて、京田辺市に講義に。お昼を食べる暇がなくて、人生40年、はじめて駅のベンチでパンをかじり、乗り込んだ、長い座席シートでもパンをかじり続けるという体験をしてしまった(笑)。新快速や、京阪特急などのボックスシートでは何度も体験しているけれど、あれだけは出来ないと思ったのに、背に腹はかえられないものだ(笑)。終わって事務所に戻り、1時間少々仕事をして、夜は豊中市に向かう。1日3本のハシゴはきついけれど、参加者の喜んでくださる顔を見ると、疲れも吹っ飛ぶ。ようやく帰宅したが、もう11時半!明日は滋賀県栗東に行く。朝7時に家を出ないといけない。元気に頑張らなくては!(津村 薫)

10月17日(金)

 仕事の合間に思い立ってヨドバシへ行き、パソコンの注文をしてきた。高い買い物だというのに、迷っている時間がなくて30分で決めてしまった。今後はフロッピーでなく、CDに文書書き込みをしようと思う。「フロッピー1枚分、消えてしまって・・・」と言うと、皆がとても親身に同情してくれるので(きっと、皆、似たような体験があるのだろう)、なんだか気持ちが救われる。でも、考えてみると、自分はこの手のショックに強いような気もする。こんなことを、しょっちゅうやっているからということもあるけど、ひとつには、パソコンなどまだなかった頃、編物をしながら、似たような経験をしてきたからだ。編物をしていると、せっせと編んだのに、一目間違えていたことに気づいて、そこまで全部ほどくというようなことがある。そこまで編んだ何時間かがまったく空しく消えていくのだ。打ち込んだファイルが消えた時の気持ちは、かなりこれと似ている。そんな時は、あれこれ考えるより、ただ編み直すのが良いのだ。消えた文書もせっせと打ち込むのみ。こんなだから、夫から「バックアップを取ってないなんて、危機管理ができてない」と言われてしまうように、危機意識も働かないのかも。(村本邦子)

10月16日(木)

昨日は滋賀県長浜市、同じく滋賀の日野町で講師。長浜市はちょっとした小旅行気分になるほど、見所がたくさんあるところだ。「ホワイト餃子」なるものが売られているのも面白い。はじめてこの名称を知ったとき、思わず長浜市の職員の方に「餃子は普通、ホワイトじゃないですか?」と突っ込んだ(笑)。まだ食べていないのだが、いつか食べてみたいものだ。夜に伺った日野町は、とても美しい景色。夜だったのが残念だ。あたり一面、静かな闇が広がる。大阪市内に住む私は、夜中でも明るい街に馴染んでいる。私の自宅は徒歩10分圏内にコンビニが5軒はある。近所にはビデオ屋、牛丼の店、24時間眠らない店がいくつも軒を連ねている。本当の夜は、こんなに暗いんだなあ、静かなんだなあと実感した。人が暖かくやさしく、素朴な滋賀県が、私はすっかり大好きになっていて、第二の故郷のような気持ちになってしまった。今日は京田辺市に講師に。明日は大東市、もう一度京田辺市、そして豊中市へお邪魔する。急に冷え込んだせいか、鼻がグスグスしてきた。やばい。早く寝なくては!(津村 薫)

10月16日(木)

 たまたま阪急の女性専用車両に乗り合わせた。男性二人が気づかずに乗っていて、車掌さんから丁寧に事情を説明されて、恐縮しながら車両を移動した。見ていて、「なんだかな〜」と複雑な気持ちになった。すいてるから支障はないと思うのだけど。どちらかと言えば、私は女性専用車両には反対の立場なのだけど、ここ1年、みるみる増えたようだ。「同じ料金を払っているのにおかしなこと言うな」と息巻いて、車掌さんが汗を流しながら対応している場面にも出会ったことがある。車掌さんも大変だ。それでも、新幹線が女性専用車両なら、東京まで安心してぐっすり眠れるし、くつろげるのにななんて感じる気持ちもある。ほとんどの男性はまじめな人たちだと思うけれど、たまにそういう奴がいるから気が抜けない。映画のレディース割引についても、私はとっても複雑な気持ちを持っている。かと言って、「私はレディース割引には反対ですから、一人前の料金を支払います」と主張するのも馬鹿げているなと思う。対処療法は一時的にはしのげても、結局は「逆差別だ」なんて言われる題材となってしまって、逆効果ではないのかな?(村本邦子)

10月15日(水)

 せっかく打ち込んだファイルがこないだみたいに消えてしまっては大変とフロッピーの整理をしていた。ひとつのフロッピーにたくさんのファイルを入れていたので、内容ごとに、フロッピーを分けて移し変えようとしていたのだけれど、どういうわけか、元のフロッピーの中身がすべて削除されてしまった。パソコンのあらゆるところを探してみたけど、けっきょく、また復元できず。喪失が多きすぎてショックも感じられない・・・。きのうまで打ち込んでいたフロイト入門も。なんでこんなことばかり起きるのだろう?バタバタしすぎて、落ち着いてじっくり仕事に取り組んでいないからではないからと落ち込む。しばらく立ち直れそうにないが、気持ちを取り直したら、ちゃんとしたパソコンを購入して、自宅に研究スペースを確保しようと思っている。フロッピーを使うのはやめにした方が良いかな。今日聞いた話では、CDが安全、スティックが便利ということだった。何か良い情報があったら教えてください。(村本邦子)

10月14日(火)

 精神分析の授業のために、「夢判断上」の要約を作る。テキスト用に『フロイト入門』を出版しようと3年前から思いながら、なかなか原稿が作れずにここまで来てしまった。今年こそは、授業の進行とともに原稿を書いていこうと必死に頑張っていて、何とか3章まできた。いったん作ってしまえば、後は楽なんだけど、一週間にフロイトの一冊だからハード。何とかやり遂げられたらいいんだけど。(村本邦子)

10月13日(月)

 今日はNPOの子どもプロジェクトのミーティング。英国視察の報告と実施プログラムの相談。これから慌しくなりそう。英国視察の報告、ゆうべ遅くまでかかってフロッピーに入れたのに、なぜだかデータが壊れてしまって、いろんな方法を試したけれどダメ、復元することができなかった。あんまり気分がクサるので、現実逃避に、前から観たいと思っていた「ビューティフル・マインド」を観る。あまりに良く出来すぎていて、何が現実なのか、こっちまで混乱してしまった。主人公の甘美な幻覚世界にすっかり魅せられてしまって、現実世界に戻る価値があるのか疑ってしまうほどだ。これは実話で、主人公の数学博士はノーベル賞を受賞して、今もプリンストン大学で教鞭をとっているのだという。ますます混乱してくる。凡人であるということは有難いことだ。(村本邦子)

10月12日(日)

 今日は、NPO「怒りのコントロール・グループ実施者の養成講座」2日目。昨年の1期生も合流してくれて、とても充実した講座となった。NPOを立ち上げて、この1年、できる範囲でと、ささやかな活動をしてきたが、継続事業の意義を十二分に感じさせてもらった。講座を受けてハイおしまい、というのでなく、修了生が、活動を展開しつつ、新しい1年があり、後輩へ受け渡してくれるものまである。それは、私たちが提示できるもの以上のものだ。来年になったら、またひとつ、援助の輪が拡がっていることだろう。私たちが作ってきたプログラムをうまく活用してもらえて本当に有難い。NPOの方は、まったくのボランティアだし、時間もエネルギーも取られ過ぎて、「しんどいな〜」と感じてしまうことが正直、ないわけではないが、でも、こんな機会があると、エンパワーされて、「頑張るゾ!!!」と元気が出る。受講生に感謝の気持ちでいっぱいだ。(村本邦子)

10月11日(土)

朝一番、西成子育て支援センターと西成人権文化センター共催の子育て講座の講師に向かう。真剣に耳を傾けてくれるパパとママたち、ありがたいことだ。明日も仕事。しっかり頑張ろう。来週の講演は7本。風邪なんかひいてられないぞ。しっかり頑張らなくては!(津村 薫)

10月11日(土)

月曜休日の振替日で、今日は立命館の授業。後期は学部で「精神分析論」を教えている。今年で3回目だが、準備にエネルギーを取られてしまう。援助者ナビで『援助者のためのフロイト入門』を出してテキストにする予定なのだが、なかなかこれができない。今年こそは、授業の準備と並行して原稿を書き、出版しようと思っている。今年も挫折したら、来年からは、授業の方を閉講にしようかなとも思っている(何しろ相当にエネルギーを取られるのだ)。「ヒステリー研究」までは、何とか追いついている。アンナ・Oの症例、予報(1893)、ヒステリー研究(1895)、ヒステリーの病因について(1896)で、フロイトのヒステリー論は一応、完結する。それ以降は、誘惑理論からエディプス・コンプレックスへ、そして精神分析の確立へと方向転換する。症例を読んでいると、今でも十分に通用する理論だと感じてしまうところも多い。「ヒステリー」はDSMから姿を消したが、なくなったわけではない。解離性障害、身体表現性障害などに分類されただけだ。基本はやはり、幼児期の外傷だと私は確信している。しかし、そこにさまざまな要因が乗っかっていくから、状況はどんどん複雑になっていく。フロイトは、この複雑な過程を解き明かしたいともくろんだわけだが、「ややこしすぎる!」と感じる。そして、今では多くの臨床家が指摘するように、外傷性の症状を消失するために、カタルシスだけが唯一の道ではないと思っている(もちろん、それは有益な一つの道である)。(村本邦子)

10月10日(金)

今日の午前中は大東市で、夕方からは京都府綴喜郡で保育士の研修に向かった。毎日があっという間に過ぎて行くけれど、熱心に聴いてくださる人たちばかりでやりがいがある。大東市の保健師・Kさんとはすっかり顔なじみ。いつもお世話になっている。綴喜郡井手町の保健師・Nさんとも、何度も仕事をご一緒させてもらって、いろいろと打ち解けて話せる間柄になった感じ。子どもたちを取り巻く背景について、送迎をしてもらう車中で、あれこれと話した。お2人とも頑張ってよいお仕事をしておられるのだなあと感じる。Nさんは風邪をひいておられたようで、少ししんどそうだったけれど、私も風邪をひかないように気をつけなきゃ。明日も講演だ。(津村 薫)

10月10日(金)

いよいよ鍋物の季節。忙しい身に鍋物は好都合だ。野菜をいっぱい食べれるし、料理の時間も節約できる。スープやメインの具でバリエーションをつけ、お餅を入れたり、うどんを入れたり、ラーメンを入れたり、雑炊にしたり。今夜はちゃんこ鍋。子どもたちは肉類が食べたくて、夫は野菜と魚介類が食べたい。何を入れてももっともらしいのが、ちゃんこ。今日はすましタイプのスープにしたが、私は味噌系が好きだ。(村本邦子)

10月9日(木)

ちょうど、朝日新聞の家庭欄に子どもの非暴力プログラムの連載があったが、大学生に非暴力プログラムの授業をしている。今日は、「暴力をもたらすものは?」というテーマでワークをやった。その中で、「怒っている人」の様子や、そういう人が近くにいる時の周囲の反応について話し合った。身近に怒っている人がいるとき、「無視する」「嫌な気持ちになる」「なだめる」「気を使う」「腫れ物に触るように扱う」「イライラする」「こっちも怒る」・・・などの反応がでたが、恐怖反応は出なかった。どうやら、みな、仲間同士の関係を思い浮かべて答えていたようだ。「ヤクザっぽい人だったら?」と言うと「逃げる」が一般的だった。「怒っている人」に対する反応は、その人と自分との力関係をどう認識するかによって、あからさまに違ってくる。力の強い者が怒っていれば、弱い者は気を使ったり、なだめたりの努力をすることだろう。逆に、弱い者が怒っていれば、強い者は、不機嫌になったり怒ったりするようだ。たとえば、一家の中で、傍若無人に怒るのは誰だろう?「力の格差」を示すおもしろい議論となった。(村本邦子)

10月8日(水)

イギリス研修の模様をNPOのニュースレターに報告するための原稿と写真の取り込みを今日やっと完了した。と言っても、内容が多いので、少しずつ連載することにして、ほんの最初の部分だけ。その前に、報告書を最後まで書いてしまいたいのだけど、時間の経過とともに忘れていく部分が多いことに愕然とする。やっぱり年齢のせいなのか。若い頃は記憶力には自信あったんだけど・・・。しばらくの不在でたまりにたまった仕事を少しずつ片付けつつある。片付けても片付けても新しい仕事が増えるのだけど、でも、ここ数日は、増えるより片付いた数の方が多いので、気分が良い。ほっとしたのか、ゆうべは久しぶりにゆっくり眠ることができて、ちょっとずつ自分のペースを取り戻しつつあるかな。(村本邦子)

10月7日(火)

エッセイにも書いた「キルト・プロジェクトの夢」が進展しつつある。友人のジニーが、そのキルト作家とコンタクトを取り、先方もこのプロジェクトにかなり乗り気のようだ。国際的な女性グループでトラウマ・アートのキルト制作ができそうな予感。これまでも、ジニーとは突拍子もないことを思いついては実現させてきたので、ひょっとすると実現するかも。ワクワク・・・。(村本邦子)

10月7日(火)

急に冷え込んだせいか、暖かいものが恋しくなった。考えることは皆同じなのだろう。帰り道に寄ったスーパーでは、白葱が売り切れていた!ようやく首もまわるようになって(笑)、少し楽になってきた。今日は珍しく講演のない1日。この間に、必死にレジュメを作成!明日は、能勢町子育て支援センターへ講師に行く。(津村 薫)

10月5日(日)

ずいぶんと涼しくなった。9月のまだ暑いうちにアイルランドへ行って、向こうは寒かったので、何だか夏から秋の移り変わりをスキップしてしまったような変な気分だ。スコットランドやアイルランドは地図で見るとずいぶん北の方、北海道より遙かに北にあるというのに、それにしては寒くないから不思議。海流の影響らしいが、それほど雪も降らないのだと。気候としては、日差しは強くても、からっとしていて、風が冷たく気持ちよかった。ただし、天気の変動が激しくて、だいたいは、夜に雨が降って、朝が曇り、昼間は晴天というパターン。友達のジニーは、「最初は天気予報を聞いていたけど、最近は無意味だとわかったからまったく聞かなくなった。毎日、曇り時々晴れ、時々雨としか言わないから」と言っていた。温度の変動も激しい。外国にいると、人によってタンクトップだったりセーターだったり、夏物と冬物の区別がないなあと思っていたが、たぶん、一年中、暑かったり寒かったりするから、衣替えの概念がないのではないだろうか。日本は「四季に富み」の意味はここらへんにあったのか。そろそろ衣替えをしなければ。かつては、季節に先んじて衣替えをするのが大好きだったのだけど、忙しすぎる最近では負担だなぁ・・・。(村本邦子)

10月4日(土)

 忙しい毎日だが、今日はせっせせっせとパソコンを打って、ずいぶんと仕事が片づいた。圧倒されそうな分量の仕事を前に、ひとつひとつ片づけていく作業がはかどると、何となくエンパワーされる。「自分はえらい!」と。やってしまわなければならない仕事はまだたくさん貯まっているが、逃げず、圧倒されず、ひとつずつきちんとこなしていかなければ!(村本邦子)

10月4日(土)

このところ肩こりがひどく、痛みに変わっていくのをつらく思っていた。見かねた夫が昨夜肩を揉んでくれたら、今朝は首にまで痛みが広がっていて、ひとりで起きられない状態に!首がまわらず、肩が動かない。これが俗に言う四十肩というものかと、本気で怖かった。朝一番に外科に走ったが、午後から講演があるので、「一刻も早く首をまわしたい」(笑)と言うと、首と肩に注射をされてしまった。私はわりと注射慣れしていて(自慢できることでもないが)、注射はそう怖くないのだけれど、背中から針が迫ってきて、自分では見えないというのはとても怖いものだと実感した。首に針を刺す痛さもはじめて知った。電気をあてて、塗り薬と飲み薬、湿布をもらって帰宅して、出かけるぎりぎりまで湿布をしていた。その甲斐あってか、午後には首がまわるようになっており、講演も無事済んだけれど、本当に怖い思いをした。いつもパソコンや本数冊を持ち歩くのがいけないのか。夫が力を入れてマッサージしすぎたのか、あれこれと考えていたけれど、「運動不足ですね」と医師に言われてしまった。ウォーキングでも何でも良いし、ストレッチもお勧めだという。血行が良くなれば、肩こりも解消するだろうとのこと。そういえば、仕事であちこち出歩くけれど、それは交通機関を利用するだけで、駅から遠い機関に行くときは、たいてい迎えに来てくださるし、長距離を歩いたりはしていない。反省、反省。しかし、どこに運動する時間があるんだよぉ(涙)。ま、時間の問題よりは、やる気の問題かもしれないが(笑)。いまは車に乗っていないけれど、車を乗り回していた時代は、どんなに近くても車を運転して向かっていたし、本当に私は運動不測なんだろうなあ。痛みが治ったら、肩を動かす体操を積極的にやるよう心がけたいものだ。(津村 薫)

10月3日(金)

 今日はSCとして関わっている中学校の文化祭だった。毎年恒例の白熱職員劇に参加させてもらえることになり、先週台本までいただいた。タイトルは「白雪姫」。私の役はうさぎさん2だった。ちなみにうさぎさん1は校長!(演出指導まで入り、草葉の陰に隠れて出番になったら舞台に飛び跳ねながら登場!校長先生といっしょに・・・)役まわりは、森の動物達と一緒に森で迷子になった白雪姫を慰め7人の小人の家まで案内する大役!(笑)台詞は「誰もいないけれど、中に入って待ってるといいよ」のワンフレーズ。たったそれだけなのだけど、まぶしい舞台に上がって久々に恥ずかしさと緊張感の入りまじった気持ちを体験した。
幼稚園での「アラジンと魔法のランプ」の劇でアラジンのお母さん役をやって以来のことだ。時の流れは早い・・・私が職員劇に出るようになるとわね・・・
しかし、忙しい中、舞台装置や衣装、アドリブと笑いを取りいれた練習をやってこられた学校の先生方にはホント頭が下がる。私が中学生の時、職員劇なんてなかったし、ちょっと羨ましい気もした懐かしい一日だった。
(小田裕子)

10月3日(金)

ロンドン滞在中から2週間、睡眠不足の過覚醒状態が続いていて、ずっとおかしな状態だった。珍しく不眠症に悩まされて、2時から目覚めて一睡も出来なかったり、3時過ぎまで眠れなかったり。今朝からいよいよおかしくなってきて、急に寒くなって震えが出て、少し眠ったら、今度は、これまで感じなかった疲れがどっと出たのか、まったく力が入らなくなってしまった。私は、ふつう、どんなに忙しくても、それほど無茶なことはしない。高校時代に、4〜5時間睡眠を一週間続けたら、原因不明の高熱が一週間続いて、昏々と眠り続けたことがある。それ以来、睡眠の確保だけは気をつけている。今回は、これに近いかなりヤバイ状況だ。それでも、仕事がたまりすぎていて、休んでいると後々自分の首を絞めることになるので、仕事を片づけつつ、休息をとるというのは至難の業だ。う〜ん、どうしたものか。(村本邦子)

10月3日(金)

午前中、大阪本社で子育て講座。終わってすぐに、娘の中学校へ向かう。今日は運動会。娘は中3、もう見に行けるのは最後かなと思ったので、何とか時間をやりくりして飛んで行った。たまたま休みがとれた夫が、娘のリクエストでビデオを撮る(後で自分の踊りを見たいのだとか)。ビデオもカメラも好きではなく、肉眼で見る主義の私はゆうゆうと演技を楽しむ。ビデオを撮るというのは、案外腕が疲れるらしい。近所のパパと夫は二人で、右手を押さえて「う〜」とうなっている(笑)。出し物は、ソーラン節と組立体操、なかなかの勇姿を見せてくれた。中学生ともなると迫力があり、ダイナミックな演技や、圧倒されるようなパワーのリレーを楽しむ。こちらまで元気が湧いてくるから不思議。ところで、娘はへとへとで帰ってくるかと思いきや、いきいきした顔で帰宅して、「中間テスト前だから」と、さっさと塾へ行ってしまった。「今日はしんどいから休む〜」と言い出すだろうと、私たち夫婦はヒソカに予想していて、「その確率は高いな」「はらたいらに3,000点」などとワルクチを言っていたのだが、恐れ入った。なかなか見上げた根性だ。ママも見習わなくてはね。しっかりとパワフルに忙しい秋を乗り切るぞ!(津村 薫)

10月2日(水)

昨日は、今月行われる京都新聞社+足立病院主催の「不妊フォーラム」の打ち合わせで京都に行った。今日は珍しく、講師も何もない日で、たくさんのレジュメ作りで1日を費やす。ちょっと疲れて紅茶を入れてホッとひと息。村本のイギリス土産のチョコレートが美味しい(笑)。さあ、気合いを入れなくては。明日は、大阪本社で子育て講座。(津村 薫)

10月2日(木)

 英知大学の授業が始まった。今年は、女性学で大学生向けの「非暴力プログラム」を本格的にやることにした。準備が不十分でプレッシャーだったが、始めてみると、だんだん楽しくなってきた。女性学だが、なぜか女の子より男の子の方が多いので、きっと彼らの役に立つことだろう。(村本邦子)

10月1日(水)

 夜、ガーデンシネマに「デブラ・ウィンガをさがして」を観に行く。正直、あまりに疲れていて仕事もたまっているので、映画という気分ではなかったのだけど、旅行前より娘のお預け状態で、今日を逃すと行けそうにもないので、かなり無理して行ってきた。ところが、そのおもしろかったこと!一挙に元気になった。40代のハリウッド女優たちが、仕事と家庭の両立の困難や老いの受け入れ、映画の中での女性役割その他、かなり自由に本音で語るのだ。監督は、あの美しき映画「グラン・ブルー」のロザンナ・アークェット。なんとも良い女になっているではないか。こんなに自由に女たちが語れるようになったのだ、万歳という感じ。
 終わってから娘とラーメン鍋を分けながら、女の生き方を語り合った(?)。「仕事と子育ての両立ってたいへんやな」と娘。「そうやな。仕事を優先して子どもを犠牲にした人もいたし、子どもを優先して仕事を犠牲にした人もあったな。バランスが難しいな」と私。「子どもを犠牲にするって嫌だけど、自分が断った映画を観て悔しく思う気持ちってわかるような気がする」と娘。最後に、聞くか聞くまいかドキドキしながら、結局、聞いた。「ところで、ママのこと見てて、どう思う?仕事と子育てのバランス」。「今がちょうどいいくらいかな。これ以上忙しくなったら嫌やな。でも、ずっと家にいてベタベタされても嫌やし。今は、一人でいたい時とか自分でやりたい時、自分で好きなようにやれるし、時々映画も見れるしな」「2週間くらい外国へ行ってしまっても?」「たまにはいい。おみやげいっぱい買ってもらえるし。しょっちゅうだと困るけどな」。ありがとう〜。今日、点数稼ぎしといて良かった!(村本邦子)